きょうは!

思いつくまま

劇団四季 「リトルマーメイド」

2014-03-24 | その時折

 

                  

   

      「観なくてもいいよ。」なんてずっと言ってたのを、

      先日観た「マンマ・ミーア」がなかなか楽しめたので、

      急きょ行くことに。

  

 

               

 

         

 

      良い構成。

      唄も楽しいし、振り付け・舞台装置も楽しめる。

     

 

 

         

 

      今風の日本的キャラクターを取り混ぜるところも、

            楽しさ倍増!

 

   

 

                     

 

    

    ローラースケートを使ったウミヘビは、

    気味悪い役どころをかもし出ているし、

 

    なにしろ、敵役の魔女アースラの造形が効いてる!

  

    

    

 

 

      演じる俳優も、演技力・歌唱力抜群で

      全体をぴしっと引き締める!

 

         

               

 

 

 

 

      「Under the Sea」

      このナンバーは特に楽しかったよ*

 

  

      

 

      真ん中のカニさん役(セバスチャン)を演じているのが、飯野おさみ。

      私くらいの年齢の人には、なかなか懐かしいでしょ*

 

      とってもいい出来だと思います。

      でもね、

      こういうミュージカルだから、結末はある程度想像できていたのだけれど、

      ここまでやるか?!と疑問の念が沸々。

      だいたい、海の王トリトンが地上に姿を現すなんて・・!  

      それに「海の王女と地上の王子、申し分ない縁組」とか言われると

      脱力状態・・。

      あのアンデルセンの名作をそういう世俗的レベルに貶めてよいものか。

     

       私的には、

      「人魚姫」と「フランダースの犬」は、

      少年少女の2大悲劇。

      あのやるせなさ、どうすることもできない理不尽さを知って、

      少女は世の常の一面を知るわけです(;;)

   

 

               

 

 

      

      ハッピーエンドに終わって悪いとは言わない。

      ま、誰でも楽しめるミュージカルだものね。

      ただ、「人魚姫」は、泡に姿を変えて散ったからこそ、名作として輝いている。

      そういう精神的崇高さへの敬意も払ったラストを工夫してほしかったな。