ウッキ ウキ☆日帰りで空木岳

中央アルプス：空木岳をゆく 前編


【８月２６日（日）】
発3:30～林道終点着5：00～登山口発5：15～マセナギ7：00～分岐8：50～空木岳（2863m）着10：00-11:00～駒峰ヒュッテ～水場13：35～登山口着14:30

今回は久々の単独だ。
最近、週末は1日しか休みがなく、日帰り登山しかできなくなっている。
そうすると困るのが登る山の選択だ。
家から日帰り可能な山は行きつくしてしまったので、はてさて。。。せっかくの休み、どこへ登ろうか迷ってしまう。

行きたい山はいっぱいあるんだけどなぁ…。
行程が長くてなぁ…。

でも、行っちゃう？行けちゃう？

というわけで、エアリアではコースタイム約10時間の空木岳に日帰りハイキングに決定！！




そうと決まれば2時半起床。3時半にを出発して、時間短縮のため高速を利用して駒ヶ根へ。

菅の台バスセンターを左に折れて、スキー場脇の林道を進む。
途中から林道は未舗装へ。
大胆なハンドルさばき（要は運転下手なだけだけど・・）で私の車は跳ねまくり！
(↑じつはダート大好き）

一人でキャハキャハ騒ぎながら走ること数十分。林道終点の駐車場に到着。

支度をしていると何台か車がとまって、単独の登山者が数人登っていった。
なんとなく、ホッとするも、念のため、熊ベルを2個つけて出発。


薄暗い林の中を歩く。



途中でおいしそうな水場を通るが、単独の方が休んでいたのでなんとなく素通り…。

気が付けば＜マセナギ＞（どういう意味なのかな？）に着いていた。



この辺りで早くも下山者とすれ違うようになる。きっと土曜に山に入って、木曽駒を経て縦走しているんだろうなぁ。
うやらましい…。



やる気をなくすような階段



さてさて。
エアリアに書かれている大地獄＆小地獄の始まりだ。



↑こんな看板に脅かされ、びくびくしながら先を進むが、気をつけて進めば何の問題もないルートだった。

この先でものすごい集団に会う。
急登を登っていると下ってくるおじさま＆おばさまが脇によけて私を待っていてくれた。
「すいませ～ん。ありがとうございます～。」
と、お礼を言いながら進むも一向に待っている列が途切れない

一体何人のパーティなんだ

挙句の果てには私の為（？）の花道のようになってしまい、
「よっ百名山！！オメデトウ～」
と、何故か拍手と歓声で迎えられる。

「いや…百名山ハンターとか、そぅいう訳じゃぁ…」

山に登っていて、こんなに盛大な拍手とオメデトウの言葉をもらったのは初めてかもしれない


大勢の方に励ましてもらって（？）良いペースで分岐に到着。
ここまで来れば安心。と、ようやく本日初めての休憩だ。ザックを下ろしてパンにかぶりつく。



避難小屋経由で行くか、尾根を行くか迷うが、天気がいいので尾根コースを行くことにする。

山頂が見えてきたぁ！



ハイマツの道を行くと、ご夫婦が下ってきて道をよけてくれた。
お礼を言って通り過ぎようとすると、

「パクッ。」

奥さまの方がなにやら怪しい動きっ。

よく見るとハイマツの中に手を入れ、なにかをつかむと口の中へポイっと放り込んでいる。

ムムムッ

そういうコトには目ざとい私。
「何か食べれるんですかぁ？」
と聞くと、
「まだちょっと早いけど、ブルーべりーよ。すっぱいけどおいしいよ。」
と教えてくださった。

さっそく一粒。


・・・・　すぐ吐き出してしまった。

ちゅっぱぁ～い




ま、ま、こんなこともあるさ。

目の前にはこんなに素敵な景色が広がっている。



rommy定番の＜散歩＞を口ずさみながらるんるんだ。






御嶽山がよく見える。もしかしたら我が家も見えるかも。




山頂には単独の登山者が数名いただけ。
ゆっくりと昼食を楽しむ。
景色が最高のご馳走だ。


↑今回はロングルートなので、久々に半パンにタイツを履いてみた。下りもラクだったし、翌日の筋肉痛も全くナシ！効果アリ


というわけで、ちぃと長くなってしまったので、今日はここまで。
（中途半端ですみません…）

後半をお楽しみに



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