腹直筋再建します。

乳房を同時再建するか、しないか。

悩む間もなく

rommyがお世話になる病院には

形成外科がある、という偶然で

同時再建できるなら、しない手はないでしょ。

みたいな感じで

トントン拍子で進んだ同時再建の話。

なにせ、手術の日が決まったのだって

手術日から2週間切ってからだったもんね。

 

以前も書いたけれど

再建は全く考えていなかったので、

同時再建が決まってから

慌ててネットで調べました。

 

乳房再建には、基本的に2種類の術式があるらしい。

ひとつは人工の乳房（シリコン・インプラント）を使うもの

もうひとつは自家組織（自分の組織）を移植するもの

 

人工乳房は、再建の後、放射線治療をする場合には

合併症を起こしやすいため勧められないそう。

 

rommyの場合は、

放射線治療を行うので、人工乳房はできません。

 

そうすると残るは

皮弁法とも呼ばれる自分の組織を移植する方法。

これにも移植する部分によって大きく2種類あるそうです。

背中の組織を使う「広背筋皮弁法」と

おなかの組織を使う「腹直筋皮弁法」

 

だから、形成の先生は

rommyの背中とお腹の肉をむにゅむにゅしたんですね。

（そのときのブログはコチラです）

 

さらに、腹直筋皮弁法もその手法によって3種類あるそうです。

「有茎腹直皮弁法」と「遊離腹直皮弁法」そして「深下腹直皮弁法」

ドクターの説明からrommyの場合は

最初に挙げた「有茎腹直皮弁法」だと思われます。

一番古典的で国内では頻度の高い方法なのだとか。

 

やり方はこんな感じ。

絵の上手なドクターが書いて説明してくれました。

外科のドクターが胸の悪い所（rommyの場合、全摘出＋リンパ）を切り取ります。

そのあと形成のドクターにバトンタッチして、

お腹を切ります。

なんと切る範囲は赤く塗られた部分。

11センチだって。

ドラえもんのポッケみたい。

出てくるのは脂肪ですが

 

それをお腹にある筋肉（腹直筋）と一緒に

皮膚の下を通して、

乳房に持ってくるそうです。

お腹から乳房へトンネルを通ってくるわけです！

 

なんか、イタタタ・・・って感じですよね。

自分で書いていて

痛くなってきちゃった。

 

そして出来上がり。

 

腹直筋は左右本あるから、

一本乳房へ行ってしまっても大丈夫なんだって。

 

だけど、そこはお腹の筋肉だから

ドクター曰く

「ほら、人って太ると、最初にお腹に肉がつくでしょ。

だから太ると術側の胸だけ脂肪がついて大きくなるし、

痩せればそっちだけ小さくなるんだよ。

極端な話だけどね。」

ひょえ～

「ほんとですか～」

と、左右アンバランスな胸を想像して

笑ってしまいました。

 

手術は寝てれば終わってしまうからいいんだけど、

気になるのはその後・・・。

お腹を幅11センチで切り取るわけだから、

その端と端を縫えば

かなりのつっぱり。

どうするんだろう・・・？

と思ったら

一週間はずっとこの姿勢でいなきゃいけないらしいです。

寝るときも

ご飯を食べるときも

そして

もちろん

トイレも・・・

隠さず書きますが、

一番心配なのがトイレです。

おむつを使うらしいです。

この姿勢のままトイレ・・・がイヤで

何も食べない

（そりゃそうだ。食べなけりゃ便も出ない？）

で、我慢した患者さんがいたそうですが

結局腹痛を起こしたらしいです。

 

いや～どうなることやら。

 

ま、なるようになれ

ですね。

 

案ずるより産むが易し

ですよね。

（って自分に言い聞かせてます）

 

大変なことも

 終われば笑い話になっているかもしれません。

 

 なんてね 

 

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※以上、書いた再建の話は、あくまでもドクターの説明やネットでの情報を

自分なりに解釈したものなので、軽く読み流してください。