8月7日(土)白馬岳(2932m) 日帰り・単独 天気 ガスガス
【猿倉発5:00~白馬尻5:40~葱平7:40~山頂9:20~猿倉13:25】
来週からはお仕事がスタート。
夏休み最後の思い出に…と白馬岳に登ってきた。
でも、ココロの中にモヤモヤ・・・迷いがあって
そんなrommyの気持ちを知ってか知らずか、
すっきり晴れない空模様。
朝、というかほぼ夜中の2時半に起きて、ごそごそと用意をし、3時半に我がオクションを出発。
久しぶりの猿倉には5時ごろ到着。
結構早めに着いたつもりだったのに、すでに駐車場は満杯だぁ。
仕方がないので、路肩に駐車。
ま、日帰りだし、いっか。
5時ちょい過ぎに歩き始める。
ちょうど朝日が山の頂を染めていく。
きれいだなぁ
夕日もいいけれど、やっぱり朝日!
新しい一日がスタートする!って体中からパワーがみなぎってくる感じ。
この一瞬に立ち会えたっていう感動。
実は、ココに来ようかどうしようか迷ったんだ。
もうこれだけでも来てよかった、って思う。
でも、ヒトって欲深いから
満足~って言いながら、さらに欲求を満たそうとしてしまうんだなぁ。
それに、山が
「おいで~おいで~」って呼んでいるんだもん。
ほら、この奥から声が聞こえてきそうでしょ。
何度目かの大雪渓。
一人で来たのは初めてかもしれない。
まだ時間が早いためか、渋滞にはなっていない。
よかった
今回、アイゼンは12本爪しか持っていないので、クマ五郎さんの6本爪を借りてきた。
中には、アイゼンもつけずに登っていく人もいたけれど、
あった方が断然ラク
さすが雪の上。
時折吹く風がとても気持ちがイイ。
上がるにつれてガスが出てきてしまった。
遠くでゴロゴロと、ラクの音がする。
ザクザクザクッ
と登っては、目深に被った帽子をあげ、周りを見渡す。
キョロキョロ、息を止めてあたりの気配を感じ取り、
またザクザクッ。
ガスが出てくると、ラクが音もなくスゥ~と落ちてくることがあるので、細心の注意を払う。
自分の動きが小動物っぽく思えてしまって、なんだか可笑しい。
そういえば、クマ五郎さんには
「リスみたいだなぁ」
と、よく笑われるもんね。
とにかく、ひっきりなしに杓子の方からザザーと小石が落ちてくる。
ラクが怖い!
駆け上がるように歩き、
雪渓を登りはじめてから1時間ちょっとで端っこにたどり着いた。
数年前に登ったときとルートが違っていた。
雪渓から葱平までは、ガレていてルートが荒れているなぁと感じた。
あれっ。
なんだか小屋も新しくなっている!!
このあたりから先は写真も撮らず、同じく単独のおにいさんと抜きつ抜かれつひたすら登る。
まさしくトレーニングだぁ
悲しいほど何にも見えない。
そして、寒い…
気まぐれに青空が顔を覗かせるけれど、ほんの一瞬。
少し待てば、ガスも晴れるかなぁ~と思ったけれど、もう気持ちが萎えてしまった…
小屋の方からは、どこか大学のパーティが賑やかな歌をうたっているし、
山頂にはこれまた賑やかなパーティ。
とっても楽しそう。
なんだか急に寂しくなってきてしまって、すぐに山頂を後にした。
下り始めたら晴れてくるって、よくあることだよね。
私の後ろを下っていたお兄さんが、
青空が見えたとたん!
猛ダッシュで駆け上がっていった
見えたでしょうかぁ~
続々と登山者があがって来る。
途中のお花畑には、パトロールの方が何人かいて、
登山者に声をかけている。
パトロールで立っているおじさんが暇そうにしていたので(←ヒマだなんてスミマセン)知らない花を聞いてみることに。
私だったら、声をかけてもらったほうが嬉しいから
この看板の中で知らなかったのが、シロウマアサツキ
「どこに咲いていますか?」
とお聞きして、案内してもらった。
へェ~これがそうですか
他にもクルマユリ
タカネナデシコ
タカネスイバ(たぶん…)
ミヤマトリカブト
今度はもうちょっと天気が良くて、もうちょっと私が元気で、そしてもうちょっと人が少ないときに登ろう。
とにかく人が多すぎ
土曜日ということもあり、後から後から列を成して登山者が登ってくる。
急いでいるわけでもないので別にいいのだけれど、
待っているときに声をかけられて困ってしまう。
昨今の山ガールブームで、「山ガール」と声をかけられることが多くなった。
硬派に登りたい私としてはあまり好ましいことではなく…
「純正山ガールだね~」
と、今回もすれ違った人に挨拶代わりに言われ
「それってなんなのさ」
と思いながらも愛想笑いしている自分がいたりして自己嫌悪。
山ガールって一体どんな定義なんでしょう?
何故か、
いつもは山にいれば無になれるのに、
今回は休憩してても周りの人の視線や言葉が気になったり、
私は本当に山に来ていていいんだろうか、と迷ったりして、
いつもは純粋に山を楽しめるはずなのに。
すっきりしない気分のままだったなぁ。
あまりに人が多すぎて疲れてしまったのだろうか。
早く家に帰ろう。
とにかくすぐに。
雪渓を転がるように下りたら、見慣れた猿倉の赤い屋根が見えてきた。
最近、疲れているのかな。ちょっと気弱なrommyです。
山にパワーをもらいに行きませぅ。
今日も読んでくださってありがとうございます♪
(途中から何故か字体が変ってしまいました。読み辛かったらゴメンナサイ)
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疲れているときは、のんびりゆっくり~して疲れを癒すのもいいかもですね~
雪がずっとあるんですね~
下界がこう暑いと、涼しいお山にあこがれます。
お花もきれいですね~
なにか心配事だったり、心の中にモヤモヤがあったりすると、
いつもはストレス発散できるのに、
余計にモヤモヤが募ってしまったり…
ココロのコントロールが難しいですね。
それでも、暑い下界を離れ、
少しは癒されたかな~と思います。
どこでも人が多いと疲れてしまいますね。
縦走なんかで奥地に入っていた事が多いからかもしれませんが、そもそも列を成して人が登ってくるという状況には未だに慣れない。
先日の縦走の時のように心無い人に遭遇する確率も高くなりますし、ある程度静かに登りたいという気持ちは常にありますね。
うちも僕や嫁が今風のファッションで登っている関係上、良く「山ガール」とかこの間は「山ボーイ」なんて言われましたよww
ボーイなんて歳じゃないんですけどねσ(´∀`;)
僕も正直なところあまり嬉しい言葉とは思っていません。
多分山岳部上がりの人たちは皆そうなんじゃないでしょうか??
どうしても巷でいうところの「山ガール」のような「にわか」と一緒にはして欲しくないという意地みたいなのがあるんですよねww
まぁ着てるものが最新の物なので、そう思われても仕方ないんですけどね(´・ω・`)
この3連休はものすごい人ごみの中に敢えて突撃!してきました。
でも、はなから多いのはガッテン承知だったので、まぁなんとか。
そう、山ガールというと「にわか」という言葉がピッタリ来ますね。なんとなくそういうイメージがあるので、あまり嬉しくないですね
ショートパンツとタイツを履くようになってから、
久しぶりにズボンで歩いたら、
段差で足をあげるとき、曲げにくくてびっくりしました!
やっぱり山ガールと言われようが、タイツにショートパンツが一番ラクです。