台風の影響で今日から予定していた温泉&山旅行は中止になってしまいました
この日のために今週は土日も働いたのに
残念です
なので、楽しかった山を振り返りながらレポでも書きましょう。
【9月21(日)&22(月) 常念岳(2857m)】
コースタイム
1日目: 一の沢登山口発 6:00~常念小屋着 11:25~常念岳
職場からよく見える常念岳
この山にずうっと登ってみたかった!
できれば山小屋初体験してみたい!
と熱望する同僚二人と一緒に登ったのは
もう3週間以上も前のこと。
そのうちの一人は
山に登ること自体がはじめて。
どうせ登るなら
そして
どうせ山小屋に泊まるなら
と、日程を調整して
ちょうど平日休みとなった月曜日を利用して
日・月と行くことになりました。
早朝、豊科で待ち合わせると
「星、やばいくらいきれいだよね~!!」
と興奮気味の二人です。
もちろん、私も
一度、天気が悪くお流れになっていた企画だけに
漆黒の夜空に星が瞬いているのを見たときは
思わずガッツポーズしました
コースは初心者でも安心な一の沢コース。
以前に数回歩いたことがあるけれど、
もう随分と前のこと。
rommyにとっては久しぶりの常念です。
そして、山小屋に泊まる、というのも久しぶりなのでワクワクします
山の神様に
「山を安全に楽しめますように。」
とお祈り。
ゴゼンタチバナが赤い実をつけていました。
写真が趣味の友人と
カッコウの被写体を見つけては
「萌え~!」
と大はしゃぎ。
小川のような沢を何回も渡ります。
なにせ賑やかな女子3人組ですから、
前後を歩く登山者にはかなり迷惑をかけたことと思います
それぞれ萌えポイントが違うので
歩いていてもおもしろい。
ちなみにこれは3人共通の萌えポイント。
さて、この写真のどこでしょう?
じつは・・・コケ!!
写真で上手く伝わらないのが残念だけど
モッサモッサした感じが堪らない
水を弾いてきらきら光っています。
先頭を歩くわたしは
後ろを歩く山ノボリは人生初だという同僚が
少しでも歩きやすいように、
と歩幅を小さくして
なるべく段差が少ないところを選び、
ゆっくりとおんなじペースで登っていきます。
その合間に
萌える植物を撮ったりして。
ほんとに今日はいい天気。
「はっちょう~はっちょう~胸突きはっちょう~」
なんて歌を合唱しながら
急な登りもなんのその!
第1ベンチ
第2ベンチ
第3ベンチ
と、それぞれで写真を撮っていったのだけれど
疲労度の具合で顔つきが微妙に違っていて
写真を整理していたら
おかしくって笑ってしまいました。
さあ、ここを登りきったら山小屋が見えるよ!
やった~!!
Give me five~
ちょうど広場にいたおじさまに
「槍ちゃんと一緒にお願いします。」
と頼んで、take1
「あのぉ~槍が映ってないんですけど・・」
わがまま言ってスミマセン
そしてtake2
バッチリです
槍がよく見えるベンチでお昼にします。
ここで本日のメイン。
コーヒーとパイシュー
今回はrommyができる最大のおもてなしをしようと
近所で有名な某菓匠でケーキを買ってきたんです。
大事にザックにくくりつけ、
休憩のたびに
あたしのケーキちゃん、無事かしら?
と気にかけつつ登ってきました。
ドリップでコーヒーを淹れれば
山頂カフェがオープンです。
「おいしい~」
スウィーツを前にすると
女性はだれでも少女になりますね
おいしいケーキと最高の景色
これ以上の贅沢はありません。
マンプクバンザイになったら
部屋に荷物を置いてイザ、山頂へ!!
jump!!
こんなことをして遊んだりして。
槍穂の絶景を満喫したら
名残惜しいけれど、小屋へ戻ります。
その途中で、
ブロッケン現象に遭遇。
もちろん同僚は初めてです。
こういうのをビギナーズラックって言うの?
人生初山登りでブロッケンに出会うなんて
そうはないんじゃないかなぁ。
興奮MAXでした
わたしたちが山小屋に泊まりたかった理由は・・・
星空を見ること
自分たちが住んでいる街の夜景を見ること
そしてその街からあがる朝日を見ること
さて。
今夜は満天の星空が見えるのでしょうか。
夕飯を食べた後、
売店のストーブの前で
外から戻り、小屋に入ってくる人に
「星は見えましたか?」
と、何十分かおきくらいに聞きましたが
(寒がりなわたしたち、自分で見に行かずに人に聞いてばかり)
「う~ん・・・見えるには見えるケド・・・」
と言葉を濁しています。
「じゃ、今晩は諦めて、明日の朝にかけよう!
4時ごろだったらまだ暗いし、星も見えるよ。」
というわけで、
早々に床に着きました。
さて。
翌日、星とご来光は見れたのでしょうか。
2日目に続きます。
今日もお読みいただきありがとうございます
なんと贅沢な。
常念岳は安曇野で暮らす人々の誇りなんでしょうね。
蜂谷 緑さんの『常念の見える町』のことを思い出しました。
私の職場からは富士山が見えましたが、これはそんなに希少性のあることではありません。
8月中旬、私の山仲間が常念に行きました。
折からの長雨で一の沢は増水していて、登山口では登山中止の助言を受けたほどです。
強行して、一行の一人は丸木橋から落ちて半身を濡らしてしまったそうです。
幸い安全な場所で、大事には至らなかったのですが、反省しきりでした。
常念の見事なまでの三角錐の山容は
どこから見ても一目瞭然。
安曇野の中学校では学校登山で常念岳に登っています。
そんなこともあり、とても身近な山なんです。
一の沢からのルート、雨の時は大変そうですね。
晴れている時でさえ、
ちょろちょろとルート上に小川が流れていましたから。
私にとっては富士山が見えることがうらやましいです。
なんてったってにっぽんいちの山です