『若さゆえ』の化学療法延長～7クール目のFEC～

世間一般的に言えば３０代後半・・・何を基準にするかにもよるけど、

決して『若い』と言えるような年代ではないはず。

と、rommyは自覚しています。

 

昨日は７クール目のFEの日。

今後の仕事の見通しもあるので、

主治医の先生に聞いてみました。

「あと何回、抗がん剤はやるんですか？」

確か前、聞いた時は全８回って言ってたけど・・・。

すると先生はあろうことか！

「できれば・・・あと３回やりたいと思っています。」

 

じぇじぇ！

 

ショックで思わず目をつぶってしまいました。

「今日も入れてあと３回、ということは・・・全９回ですか？」

「そういうことになりますね。」

 

じぇじぇじぇ！

１回増えてるじゃん

 

「前にもお話ししたようにエピルビシン（あの赤い色のやつね）は

一生涯に使える量が決まっているんです。

今ここで止めて、

考えたくないけれど再発した場合、

rommyさんの場合、もう使えないんです。

それなら、今ここで使えるだけ使って、叩いておきたいんです。

幸い、rommyさんはまだ若くて、回復力も高いですし。」

 

でも先生、『若い』ってめちゃくちゃ苦しいんですよ。。。

 

「これがお母様だったらやってませんよ。」

と、後ろで聞いていた母を見る先生。

母、苦笑。

 

「１回の量を少なくして、回数を増やす方法と

量は変えずにこのままあと３回やる方法がありますが、

どっちがいいですか？」

って悩む必要ないでしょう。

「どっちみち副作用があるんだから、早く終わった方がイイです！」

即答するrommy。

 

ただ、今回４週間空けてのケモだったけれど、

それでも３週間空けていた時と比べて

白血球の数値はまだまだ平均の半分以下！

「『若い』と言っても、だいぶ蓄積されてきてますから

回復が遅くなってきていますね。

次回から４週間空けましょう！」

ということで、次回は９月になりました。

だから先生、私、若くないって・・・

体力だってないんだから過信しないで・・・

という言葉は飲み込んで、

「がんばりましょうね。」

「ハイ、がんばります。」

（ここでも優等生になってしまうんだな・・・）

 

ということで終えた診察でした。

 

このまま順調に行くと

手術は１２月上旬になりそうです。

 

仕事はどうするかな～

どのくらい休みをもらえばいいのかな～

入院自体はだいたい一週間くらいだそうです。

 

それもしっかり考えておかないと。

 

家に帰ってから

治療が増えたこと、

また副作用が始まること、

に、かなりガックリしていたんですが

マイナス脳をプラス脳に切り替える努力をしてみました。

 

抗がん剤が打ち切りにならなかっただけでも良いんだ。

それは今の抗がん剤が効いているということ。

乳がんを宣告されたとき、

私に使える抗がん剤は限られているということを言われ、

すごくショックだったけど

FECが私に合っていて確実に小さくなっているということ。

 それはすごく幸せなことなんだ。

 

広い世の中を見渡せば、

私よりも若くて、小さくてそれでも日々がんばって治療を続けている子どもたちがいるという現実。

 

逃げ腰になってどうする？！

あんたならやれるでしょう、rommy！ 

と、自分のココロに話しかけてみました。

 

５月に最愛の夫、クマ五郎さんを亡くして

もうダメかも・・・って正直思った。

 

だけど、支えてくれる両親や友達や同僚、近所の方、山仲間、ブログの仲間・・・

どんなにつらくても人は立ち直る力を持っている、

周りの人の支えがあれば生きていけるんだって思った。

 

だから、受け入れよう。

やってやろうじゃんか。

という気持ちです、今は。

 

主治医の先生が言った『若さ』も受け入れて（笑）

 

なんて、実際、副作用が始まったら

グチグチ泣き言連発しそうだけど。

そしたらまた聞いてくださいね。

 

 

 毎日暑いですが、水分補給はしっかりと！

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