秋の訪れはいつ

訪れ

立秋もうすぐ立秋二十四節季のなかの夏夏暦では夏も終盤夏、ピークを迎える風が緩やかに吹いて涼しいかな・・・そう思うけれど暑い夏、ピークを向かえる夏、行く手を阻む夏草、分け入りを躊躇う......

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秋の訪れ
街のなかで眺める空も野山も夏色で吹く風に潤いはなく温い風、そのなかで相も変わらず鳴くが夏蝉
早く・・秋が来てほしいと思う反面季は秋と冬を残すのみ、いま改めて月日の経ちの早さを思い知り唖然とする立秋「秋とはいえまだ・・暑い」
いま、一年のなかで春と夏が終りいまは秋の領域、秋とは言っても夏が居座り、
「秋か・・・」そう思うこともなく日々が過ぎていく８月、
街のなかでは秋の訪れを知る術はないけれど、秋は確実に北から、標高の高い山から既に始まっている、その思うなかの街の残暑が厳しい。

秋の訪れはいつ

街のなかは暑く
所々に散在する樹木の緑は濃く
そのなかで喚くのは夏蝉

彼等はいつまで鳴くのか
そう問うても
素知らぬ顔で鳴くその煩さに苛立つ

苛立ちを和ませる秋蝉の声はなく
いつ代わるのか
そう思いながら空をみる

今日も夏空が続く。