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大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

リンカネーション!その⑫

2008年12月15日 10時08分16秒 | ヘケヘケTF
続いてご紹介するは、サイバトロン戦士“ランボル”。


ランボルも初期シーズンから居る脇役キャラですが、そのデザインのかっこよさから人気のあるキャラクターの一人です。ビークルモードの
ボンネットがそのまま胸部を形成するというデザイン、モチーフがランボルギーニカウンタック、そしてカラーリングもレッドと、脇役だった癖に
私の少年時代では、友人たちの間でかなりの人気キャラクターだった事を覚えています。ランボルの特徴は上記の通り胸部ですが、ヘケ
ヘケでもその辺は抜かりなく。余談ですが、海外では“サイドスワイプ”という名称でした…その名前もかっこいいと思うんですけど。それに
しても、マッシブでパワフルなフォルムがムチャクチャかっこいいですなー。


ご尊顔拝見。こちらも例によってアニメ設定準拠なのですが、こちらはやや
アレンジが利きすぎて“アレ?こんなんだったっけ???”という印象を受けます。
これだったらバイナルテック版の方が、まだアニメ設定に近いと思うので個人
的評価は厳し目。

アニメ設定ではサンストリーカーとは双子の兄弟(媒体によってはアラート
と兄弟になってたりもします)で、初期シーズンではよく二人でコンビを組
んで戦っていました。彼は“戦いで最も重要なのは勝利する事”をモットー
に、その為ならどんな汚い手段も平気で使う卑劣漢という設定なのですが、
実は私はそんな彼の設定をとても気に入っています。日本作品だと普通は
こんな奴は正義陣営にいられないのですが、それが出来てしまうのがTF
の魅力なのですよ。本編ではそれに加えて大雑把で言い訳がましい性格
でもあり、バリ島に言った時は渓谷を進んでいる時に村人たちの祭りに出
くわして先に進めなくなり、近道のつもりで迂回したら行き止まりにぶつか
ってしまい、岸壁を前にしてどもった口調で“穴を掘ればいい”と言い訳して
いました。自分の非を認めない…やっぱり卑怯者だ。初期サイバトロンメン
バーでは唯一の飛行能力を持っており、背中のロケットブースターを使って
の空中戦が可能というスペック的にも魅力的キャラクターでした。え?最初
の頃はサイバトロン戦士が全員平気な顔して空を飛んでるって?それがTF
七不思議の一つ。ちなみにそのロケットブースター、取り外せるのでコンボイ
司令官が強引に借りてました。この時は地球を飛び立ったデストロンのスペ
ースクルーザーを追う為で、多分ロケットブースターを使わないと追いつけな
い位に出力に差が有ったんでしょう。他にも、両腕をパイルドライバーに変形
させ岩をも砕く剛腕戦士であるという設定もあるのですが、そっちの方はな
んか地味。余談ですが、作画ミスにより何故かデストロン基地でメガトロン
さまの隣りに平気な顔してつっ立ってました彼。

付属コミックでの扱いはどうかと言うと…そっちだと実質主役扱いです。
デストロンの新トリプルチェンジャー“オクトーン”の幻惑作戦に相棒の“ストリ
ーク”共々翻弄されつつも、得意の空中戦ではオクトーンを上回りこれを撃退
していました。その時の戦い方は特に卑怯な手段は用いず、そしてバックカ
ードの記述では“任務に対してはとても確実に行動する為、時々危険な行動
を取ることもある”となっていて、コミックでは血の気の多い乱暴者なので、
どうやら卑怯者という設定は継承されなかったようです・゜・(つД`)・゜・


可動はもう完璧、基本的な関節+肘が二重関節、手首&腰も可動、足首も可動と変形ロボ玩具としては素晴らしいです。
首もボールジョイントなので、細かい表情着けが可能なのが嬉しいですね。しかし、欠点は脇の可動が固いことです。アレ?こんなコメント前も言ったな…?



そう言えばこのプロポーション、どっかで見覚えが…???


ご存知の方には白々しく聞こえたでしょうけど、実はランボルってサンストリーカーの仕様変更品なんですよ。ほら、手足の形状は全く同じでしょ?
でも、旧作玩具ではこいつら全くの別造形だったんですよね本当は。


しかし胴体が前後で反転しているので、パッと見では全くの別物にしか見えません。デザインから察するに、最初から仕様変更する事を
前提に開発されたのは間違いないでしょう。しかし上記の通り完全に別物にしか見えませんし、それになにより両方ともかっこよく仕上が
っているので、これまでの仕様変更で最も成功した例なんじゃないでしょうか。この前後反転はマシンロボレスキューでもやってましたが、
このアイディアって素晴らしい可能性を秘めてるんですなぁ。


話をレビューに戻しまして、武器は左肩に付いている照明弾ランチャー。形状はサンストリーカーのハンドガンと全く同じものですが、ランボルの場合は左肩に付けるのがデフォ。
もちろん、サンストリーカーから拝借すれば両肩ランチャーも可能です。元々ランボルはパワーファイターという設定なので派手な武器は無くても不満は無い(本当は初代ランボルには
ライフルもあったんですが、それには目を瞑りましょう)んですが、せめて差し替えでも良いから手首にパイルドライバー、欲しかったなぁ・゜・(つД`)・゜・


しかし、先の背面画像をご覧になれば分かる通り、ランボルにはサンストリーカーにあったエアダクトがありません。ランボルの設定
にあるロケットブースター、この為にも何としてもエアダクトは付けるべきだったと思うのですよ!ですから、サンストリーカーから拝借
してなんちゃってロケットブースターを。付属コミックでは、両足の側面からロケットブースターを出して飛行していましたが、当然ながら
製品ではそんなギミック有りません。


ビークルモードはサンストリーカー同様にスーパーカー、こっちはエアダクトが無い以外は、サンストリーカーと別物の
印象は全くありませんね。ただ、そのお陰でなんとなく物足りなさを感じます。車体が赤くて丸い事も有り、なんとなく
ムービースインドルっぽい印象を受けます。付属コミックでは、ヘケヘケ化はされていないサイバトロン戦士“トラックス”
よろしくビークルモードでも飛行していましたが、その時はルーフ部からロケットブースターを展開していました。


当然そんなギミックは無いので、それっぽいものをでっちあげてみました。まぁ、なんとか飛びそうな感じにはなったでしょうか?
あ、それと変形シークエンスはサンストリーカーを参照して下さい。流石にメンド臭いので…違いは上半身が前後反転する程度ですから。


ランボル:い、いやぁその…そうとも!つまり村人が邪魔して通れないんなら、その下を行けばいいって理屈だろ?違う?

総評としては、ロケットブースター&パイルドライバーが無い点に目を瞑ればお勧めの逸品です。そのまま置いておくだけでも文句無しでかっこいい
ですし、既にサンストリーカーをお持ちの方でも購入しておいて損は無いですよ、多分。


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