大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

武装神姫劇場 霧の中で右往左往!?視界最悪タッグマッチ! Aパート

2009年05月10日 08時37分37秒 | ネタ

キャロル:えっと、今回のバトルは私とボニー姉さんと、ティルちゃんとセーラさんでするの?

セーラ:私に異論はございませんが…流石に多すぎるんではなくて?

ティルト:ウチらは気にしないだわさ。
ウラ:僕らは6人でワンセットだからね。何をいまさら。

ボニー:私もOKよ。矢でも鉄砲でも…って奴?

リリー:でも大丈夫かなキャロル、この子って気が弱いから、怪我とかしないかな…?

ヴェルベデール:確かにこのメンツじゃ、少し心配よねこの子…。真っ先にやられちゃいそう。

エリオン:でも父様、どうして今回は4人で?バトルロイヤルでもするんですか?

カシューナ:ZZZ…。


いや、今回は特別にタッグマッチで行こうと思っているんだ。
前回同様にターン無制限のデスマッチで、チーム編成はキャロルとティルト、ボニーとセーラで行く。

ボニー:なるほどねぇ、近接戦と銃撃戦ペアって訳ね。

ティルト:それじゃキャロル、援護は任せるだわさ。
だからウチがオフェンス、きっとパパはウチが大活躍する為にキャロルと組ませたに違いないだわさ。
キン:タッグマッチか…泣けるで!
モモ:でもよぉ…こいつと組んで大丈夫なのかよ?なんか頼りねぇぜ?それにこの間のオフィシャルバトルだってよぉ、
セーラの奴と組んだせいでボロ負けしたんだぜ?足引っ張りやがったらただじゃおかねぇぞ?


キャロル:モ、モモちゃん酷いよぉ…。

リリー:あーッ!キャロルになんて事言うのよッ!このバカモモッッッ!!!

リュウ:あーあ、泣~かした~泣~かした~♪
キン:泣けるでぇ。
ウラ:ま、先輩に女の子の扱いを期待する方が間違ってるよね、最初っから。
王子:女性に涙を流させるとは無粋な…。
モモ:ちょ、ちょっと待ててめぇら!?俺は別に、泣かせるつもりで言ったんじゃねぇ!?俺ぁただ…。


ティルト:モモ、お前が不安なのはウチにも分かるだわ。だからここは、ウチらが頑張るしかないだわさ。

モモ:す、すまねぇネコババ女…。まさかてめぇが味方してくれるとは思わなかったぜ…。


ヴェルベデール:…あ!今気付いたけどお父さん、
どーして私だけがハブられてるのぉ!キャロルより、この家に来たのって私の方が先なのにぃ!

あ、ああ、それは分かっている。
だがヴェルベデール、君には別のバトルを用意しているんだ、だから今回はキャロルに譲ってやってくれ…な?


ヴェルベデール:ふーんだ!知らないッ!

エリオン:あらら、行っちゃいました。

キャロル:お姉ちゃん、私、ヴェルちゃんに悪いことしちゃったのかな?

リリー:別にキャロルは悪くないのよ?まぁ、気持ちは分かるけどね。


それでは、そろそろ始めようか!
みんな、配置に付いてくれ…と言いたい所だが、カシューナにこんな所で
寝られたら邪魔だな、クレイドルまで運んでおこう。

エリオン:イビキも気になりますしね…。

カシューナ:ZZZ…。

リリー:アンタも大イビキかいてグースカ寝るくせに、よく言うわ。



では気を取り直して、シミュレーション、ゴー!

リリー:さーて、今回はどんなトコなんだろ?


セーラ:…な、何ですのコレ???


ティルト:だわ!?
モモ:なんだこりゃ!?真っ白で何も見えねぇぞ!?
キン:泣けるで!?
王子:これはまた…まるで私のような純白さだな。

キャロル:え?え?誰かお魚でも焼いてるの???

なんで魚なんか焼くんだ…今回のバトルフィールドは濃霧だ。

セーラ:濃霧って…これじゃ戦いようが無くってよ父君!

ボニー:私は暗視ゴーグルがあるから大丈夫よ?あ、でもこれだけ霧が濃いと見難いわね。


キャロル:こんなのって無いよぉお父さん…。

リリー:大丈夫よキャロル!あなたの装備はレーダーもあるでしょ?

エリオン:でも、そっちのネコはどうでしょう…?


モモ:こう見えても俺ァ鼻が利くからよ、こんなモンはどーって事ねぇぜ!
ウラ:先輩らしく下品な特技だねぇ。
リュウ:犬みたーい。
ティルト:お前はネコじゃなかっただわ?
キン:俺らはみんなネコや。

だそうだ、エリオン。


エリオン:それじゃ、セーラさんはどうなるんです?

リリー:そういえばセーラさん、レーダーとかセンサーはぜんぜん持ってないわよね…大丈夫なの?

セーラ:私はそんなことで挫けたりしなくてよ!な、なんとかいたしますわ、なんとか…。

ボニー:あらあら、相当焦ってるわねこの子…私がなんとか支えてあげないと。


ああ、一つ言い忘れてた事があった。
バトルを始める前に伝えておくが、セーラの要望で彼女だけスキル使用時に、ちょっとだけ演出に改良を加えてある。

モモ:な!?汚ねぇぞおっさん!?
ティルト:セーラだけずるいだわさ!?

ボニー:いいじゃない別に、どんな風になったのか見てみたいし♪

リュウ:ホント余裕だね、ウサちゃんって。


まぁそう言うな、それは一回だけだ。それにあくまで見た目が少し違うだけで、性能は全く変わっていないから。
それにセーラの事だ、ここぞという時にしか使わないだろう。

キャロル:それなら私はいいよ?

ウラ:僕も別に構わないよ?いつもと違うセーラさんも魅力的だと思うしね。
王子:うむ、淑女のために一歩引くのも紳士の嗜みだ。


ボニー:でもセーラ、どうしてそんな事を?

セーラ:そうですわね…ボニー姉さんにだけは話しておきますわ。実は…。





なぁセーラ、いい加減に諦めてはどうだ?君が一番よく分かったと思うが、やっぱりあの技をコルヌでやる
のは物理的に不可能だ。それよりも、素直に自分の腕を磨いたほうが現実的だとは思わないか?

セーラ:…分かりましたわ父君、その事はもう綺麗さっぱり忘れますわ。これからは…。


セーラ:これからは、私に“出来る技”を練習致しますわ!

い、いや、私が言ったのはそういう意味では無くてだな…聞いているのか?


セーラ:つきましては父君、一つ相談に乗って頂きたいのですが…。

相談だって?またいきなりだな…何だね、言ってごらん?






セーラ:…という訳ですの。

ボニー:本当、あなたって面倒見甲斐がある子ねー♪


では、そろそろ始めようか!

リリー:キャロルーッ!がんばるのよーッ!お姉ちゃんが付いてるからねー、お姉ちゃんが♪

エリオン:…まったく、最近は何かにつけお姉さんぶるんですから…。妹ってそんなにいいものなんですかねぇ?

―Ready Fight!―


ボニー:取りあえず…少しつついてみようかしら。セーラ、オフェンスは私に任せて。貴女は無理しなくていいからね。

セーラ:ボニー姉さん!?一人で突っ込むなんて…!?もう、ボニー姉さんったら!私の事は気になさらなくても!


ティルト:よーし!一発ハデにやるだわさ!
モモ:おおよ!特にセーラの奴には、この間の怨みがあるからよぉ!
リュウ:わーい♪やっちゃえやっちゃえー♪
王子:この者たちと来たら…少しは優雅に戦おうとは思わぬのか?
キン:ま、戦の前の景気づけっちゅー奴やで、オーの字。

キャロル:え、えーっと!は、早く相手を探さないと…!

ウラ:キャロルさん、悪いけど僕たち作戦タイム。後でお詫びにデートしてあげるから、少しだけ一人で頑張っててくれないかな?


キャロル:え!?い、いきなりそんな事言われても…痛ッ!

ティルト:ウラ!せっかく気合いれたのに、水を差すなだわさ!
モモ:ネコババ女の言う通りだぞカメ公!ちったぁ空気読みやがれ!
ウラ:そう言わないでよ二人とも、良い考えがあるんだよ。
さっきリリーさんも言ってたけど、この状況だとセーラさんが一番不利みたいだから、みんなであの人を集中攻撃するのはどうかな?


キン:卑怯なこと思いつくやっちゃな。
ウラ:卑怯だって?よく言われるよ。
ティルト:なるほどだわ。それにセーラ、飛び道具は一個しか無い筈だわさ。
王子:うむ。先にセーラを倒し、あとは二人掛かりで残ったボニーを叩くと言う訳か。確かに一理あるが…美しくない。
リュウ:いいから早く始めようよ~。
モモ:それよりもよ、キャロルの奴を放っといていいのかよおめぇら?ああおい、もう一発食らっちまったぜ!?

セーラ:二発命中…この音はハンドガン…。


キャロル:弾は二発だったから武器はハンドガン、ならそんなに遠くにはいないはず…。じゃあこっちもハンドガンで…いいんだよね?


ボニー:…おおっとッ!?思ったよりいい腕してるじゃないあの子…♪

モモ:でもよぉカメ公、てめぇ女を殴るのは趣味じゃねぇって言ってなかったか?
ウラ:ま、先輩ならそう思うよね。昨日のあの事、もう忘れちゃうくらい頭悪いんだから。

キャロル:は、早くしてよぉ…。





ボニー:はぁ…。あなた、女の子なら誰にでもそういうコト言ってるんでしょ?

セーラ:口先だけの男なんて、私は信用できなくってよ。

ウラ:そんな事無いよ、僕は見た目はかっこいいけど、中身はとびっきりなんだよ?僕とデートすれば、誰よりもそれが良く分かるんだけどな。
王子:全く…次から次へとよく言葉が出るものだ。
ティルト:ウラ!お前いい加減にするだわ!これじゃウチがナンパしてるみたいだわさ!
キン:ま、俺らの事知らんと、そうにしか見えへんやろな。泣けるで!


ボニー:生憎、私たちの見たいかっこよさはデートじゃ見られないのよね…そうでしょセーラ?

セーラ:そうですわね、やはり素敵な殿方は強くなくては。


ウラ:強い男…ねぇ。それなら僕は合格だね。
キン:ウラの字、強い男と来たら俺に決まっとるやろ!俺の強さは泣けるで!
モモ:ナニ寝ぼけてやがるんだクマ公!俺だ俺!一番強ぇのは!
リュウ:ニャンコちゃん、モモなんかが僕より強い訳無いよね?答えは聞いてない。
ティルト:ウチがいなければ何も出来ないくせに、お前ら勝手なこと言うなだわさ!!
王子:下々の考えは理解しがたい…強さより気高き美しさの方がずっと勝っておるというのに。






モモ:…そんな事あったっけか?
ウラ:さすが先輩、脳まで筋肉。だからさ、ここで僕の強さを見せ付ければ二人とも僕に惚れ直すって寸法さ。
ティルト:…そんなに上手くいくだわ?
キン:ウラの字の都合なんかどうでもええ!俺の強さは泣けるっちゅうトコを見せたるわ!
リュウ:僕も僕もー♪
王子:そなた達だけで勝手にするが良い。戦い方と言い動機と言い、私は気が乗らぬ。

セーラ:くっ!でもさっきと…動いてはいないみたいね!


ウラ:それじゃ話も纏まった事だし、そろそろ始めようかティルトさん!オプティマイズビーム、発射♪
ティルト:だわっ!?
リュウ:カメちゃんずるいよ~。
モモ:おいカメ公!てめぇだけ抜け駆けすんじゃねぇッ!?


ウラティルト:言葉の裏には針千本、千の偽り、万の嘘。


ウラティルト:君たち…僕に釣られてみる?

Aパート終了。
Bパート


最新の画像もっと見る

コメントを投稿