今日(9.18)は月曜だけど、中日、阪神ともにゲームがあった。中日は勝ち、阪神はというと、延長戦でさよなら勝ちだ、む~。
今日の中日は吉見なんていう新人で勝ったのが大きい。これで投手のローテーションがひとつ楽になった。9.15~17の対阪神三連戦を2勝1敗と勝ち越したことがありがたいが、この2勝を川上と山本昌の(ほぼ)完封で占めたという内容が良い。
これで、日本シリーズのローテーションも、川上(1戦と5戦。防御率2.5で2勝ね)、山本昌(2戦と6戦。防御率3.0で1勝すればいい)、中田(3戦と7戦。防御率3.5で1勝キボンヌ)、朝倉(4戦。防御率3.5でできれば1勝ね)の四人で中4日でいけるメドがたった。うんうん、いいぞいいぞ。
で、現在の成績はというと...
試合 勝 敗 分 勝率 差 残
中日 124 73 46 5 0.614 M14 22
阪神 131 72 55 4 0.567 5.0 15
ぢゃないか。
う~む、中日はここのところ12試合で7勝5敗、阪神は9勝3敗で、中日のマジックは10減っているが、阪神とのゲーム差は2.0縮まっている。
ん~てぇと...
①中日が残り22試合を8勝14敗 勝率0.364だとして(う~む、プレッシャーがかかるこの時期、充分考えられる成績だね)
②阪神が残り15試合を9勝5敗1分 勝率0.643だとすると(うん、調子の良い阪神ならこれ位いきかねないね)
試合 勝 敗 分 勝率 差 残
中日 146 81 60 5 0.574 M 0 0
阪神 146 81 60 5 0.574 0.0 0
となって、するとこれは、おいおい、同率じゃないですかぁ?
いや、今の状態の阪神なら18勝は軽いとすれば(つまり、阪神が残り26試合を10勝5敗 勝率0.667で、中日は8勝14敗 勝率0.364のママとすると)
試合 勝 敗 分 勝率 差 残
阪神 146 82 60 4 0.577 M 0 0
中日 146 81 60 5 0.574 0.5 0
で、阪神大逆転優勝じゃないですか?!
まっ、まずいぜまずいぜ。どうしよう、な~んちゃって、w。
第15期竜星戦準々決勝 結城聡竜星対趙治勲十段
34歳、棋聖戦で羽根棋聖を3勝2敗とあと一歩のところまで追い詰めたこともあった。現竜星位で今の碁界のトップ10クラスの結城聡九段。タイトル獲得69は歴代一位、第16世名誉本因坊にして現役の十段でベスト5クラス、50歳の大台にのった趙治勲十段。力と力の激突は若き結城が制した。
かって二度、趙治勲の時代というものがあった。50歳を迎えた今、グランドスラムとは言わないものの、ビッグ3のタイトル戦で、挑戦するどころか、たたひとつのリーグ戦(棋聖戦は今年はB組で1勝2敗と黒星先行している)でも苦戦している有様。三度目の春はもうこないのか、趙治勲50歳、ここ2~3年が囲碁人生で最後の輝きになるのであろうか。
かって坂田栄男は「20代の名人はありえない」と豪語したが、日本、韓国、中国どこを見ても現在の碁界は20代がトップを占める。30歳の李昌鎬が過去の人扱いをされている現在、34歳の結城は決して若い、とはいえない。思えば羽根棋聖に挑戦した2003年が彼のピークだったとは思いたくはない。
そんな両者の対決はどちらも負けてはほしくない、切ない争いであった。早碁という場ではそれまでに蓄えたものの力よりも、短い時間の中で最適の選択を続けていく瞬発力のようなもののほうが要求されるのだろうか、より年の若い結城に凱歌があがったが内容は力あふれる爽快なぶつかりあいであったことが救いではある。