鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が5日、投開票され、解職賛成票が有効票の過半数を占め、竹原市長は失職した。議会を招集せずに専決処分を乱発する強引さで批判を招いた「竹原市政」に対し、市民が初めて「ノー」を突き付けた。当日有権者数は1万9756人、投票率は77.35%だった。
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阿久根市の竹原信一市長の解職請求運動を進める市民団体「リコール委員会」は10日,解職の賛否を問う住民投票に向けた署名集めを終えた。15日に市選挙管理委員会へ提出する予定。署名者数は9000人を超すとみられる。 . . . 本文を読む
鹿児島県阿久根市。県の北西部に位置し,東シナ海に面しかつて漁業が栄えた町である。農業や漁業が基幹産業の阿久根市の人口は1955年の4万1000人をピークに減少一途であり,現在,約2万4500人。高齢化率34.3%は全国平均(21.5%)を大きく上回る。市中心部ではシャッターを閉じた店が多く,地域経済は疲弊している。
5年前に九州新幹線の部分開業を期に,並行在来線はJRから切り離され第三セクターとして運行されているが,これも阿久根の衰退の一因とされる。
加えて,隣接する出水(いずみ)市からのパイオニア,NEC関連企業の工場撤退などの影響で疲弊している市の現状から,竹原氏の市職員厚遇批判は反響を呼んだ。市民の平均年収は200万円程度と言われる。
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首長と議会の衝突は1970年代の美濃部亮吉知事時代の都政など革新派知事の時代に頻発。その後「オール与党体制」が常態化したが、再び対立の構図が目立つ。地方分権が進む一方で、財政が悪化を受けて、従来の発想にとらわれることなく、改革を図り自治体の組織や機能を大幅に見直そうという首長の出現によるものである。
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いまや全国的著名人ともなった鹿児島県阿久根市(人口24,000人)の竹原信一市長。市長は,一昨年8月の初当選直後から自らのブログ上で議員や市職員組合を激しく批判し,議会からは2度不信任されてた。だが,リコールを受けての昨年5月の出直し市長選では再選を果たした。
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阿久根市議会は,きょう午前10時から本会議を開く予定でしたが,竹原信一市長が、議場の傍聴席に報道陣がいることを理由に出席を拒否しているため,本会議が開かれない異例の事態となっている。
議会側は竹原市長に対し市議会に出席するよう説得を続けていますが,今のところ竹原市長はこれに応じていない。竹原市長はこれまで,市役所庁舎内での撮影を原則禁止とするなど、報道陣との対立を深めている。
私のブロ . . . 本文を読む
2010-03-03 12:03:17に掲載分に“給与支払命じる”の原稿を追加しての第2校です。
ブログ市長こと竹原信一阿久根市長に関する話題を,4題。
◆新刊『独裁者 “ブログ市長”の革命』 竹原信一著,扶桑社刊,定価1,575円)
独裁者 “ブログ市長”の革命とは,センセーショナルな本のタイトルである。その内容は,読みごたえあり,一読の価値がある。
だが,情緒に走り,論理を欠く記述も . . . 本文を読む
“改革派”首長として報道をにぎわしている鹿児島県阿久根市のブログ市長こと竹原信一市長の市政運営や言動への批判,忠告の動きをまとめてみた。
◆阿久根市政 市政検証の団体発足 住民有志 市長リコール「慎重に」
竹原信一市長の市政運営を検証しようと、住民有志が「阿久根の将来を考える会」が結成され,1月28日,発足式が開かれた。南日本新聞の記事によると,20~40代の若手を中心に約50人が参加。発 . . . 本文を読む