今日、仕事の帰りに焼き肉屋さんに行きました・・・・
主人の中学校の同級生の店で、先日有った同窓会で店の名前や場所を聞いていたので、是非・・・という事で・・・
”美味しい宮崎牛”を食べさせてくれると言うそのお店は”ちょっと高いよ”と同級生のオーナーが言っていたらしい。
オーナーが言うんだから間違いなく高いんだろうね。
街中の駐車場に車を停めて・・・
「たぶん、この辺りだと思うんだけど・・・あった、あそこに看板が・・・」
方向音痴の私達にしては珍しく、直ぐに見つかった。
エレベーターに乗って4階まで上がる。
エレベーターを出ると、目の前がお店に成っていた。
ガラス張りの入り口でなかなか高級感がある。
店に入ると、昔ながらの店の造り・・・で、落ち着いている。
「オーナー居る??」
自分の名前を名乗らないのは主人の悪い癖
主人の顔を見るなり・・・
「おーーどうしたとーー。なんで来たと??良くわかったねーーいやーービックリ」
って、そんなに驚かなくっても・・・って言うくらい驚いていた。
「あんまり田舎(実家の方)の人は来ないからねーーびっつくりした」
で、オーナーが一息付いてからオーダーをして、食べていると・・・
「あのさーー。食べてる時になんだけどさーー。御客さんが来ない内に・・ちょっと・・でもね、今日はホント驚いたーー実はね、来月で店閉めるとよーー」
「え???」
「お客の入りが全然でねーー。2・3年前から考えてはいたんだけど・・昨日、決めたばっかりよーーで、今日○○ちゃん(主人の名前)が来たから、ほんとビックリしたとよーーなんかの縁やろかねーー」
今年で31年になるお店だそうだ。
バブルの時は大学生のバイトとか雇って、バイトの子に申し訳ないくらい忙しかったそうだ。
野球の巨人軍の人達も沢山来ていて25年毎年来てくれていた人に昨日「来年はもう店が有りません」って言ったらとても残念がられたそうだ。
「今日来てくれた事は一生記憶に残るよーーほんと来てくれてありがとう」
良いタイミングだったのか???どうか???
でも、一度でも行けて良かった。
「また何か商売始めたら教えてねーまた来るから」
と声を掛けて帰った。