risa blog

穏やかで気ままな日々を綴っています♪
九州在住です!

陽だまりのような家族

2014-02-06 22:35:17 | ひとり言
知人からお借りした、中井俊已氏の著書「イラッとしたときやさしい気持ちになれる本」の中に心が陽だまりのようにあったかくなり、そして小学5年生が書いたという作文が、ユーモアたっぷりで満面の笑顔になれたので、私のブログを見て頂く皆様にも幸せになって欲しいという思いから引用させて頂きます!(^^)!








お互いおバカなところがあってこそ



明るい家庭からは、明るい子どもが育ちます。

次の作文は、ある小学5年生の女の子が書いたものです。




私の母ちゃんは本当にバカです。

いつも失敗ばかりしています。

炊事と洗濯を一緒にするから、煮物の途中でシャツを干そうとしていて、煮物が吹きこぼれ、火を止めに走ろうとすると、竿に通しかけたシャツは地面に放り出されます。

シャツは泥だらけ、そして煮物のナベは引っくり返してしまい台無しです。

するとバカ母ちゃんは、ひょうきんにすぐおどけて謝ります。

「こんな私で悪かった。ごめんね父ちゃん、カンベンな」

すると、父ちゃんは「バカだなあ」といって笑います。

そういう父ちゃんもバカ父ちゃんです。

いつかの日曜日、皆で朝ご飯を食べていると、奥から慌ててズボンと洋服を着ながらカバンを抱えて茶の間を走り抜けていきました。

「ああもう駄目だ。こりゃいかん」とか言って玄関から飛び出していってしまいました。

「まただね。しばらくしたらかえってくるからな」と母ちゃんは落ち着いたものです。

すると案の定、父ちゃんは帰ってきて恥ずかしそうに「また、無駄な努力をしてしまった。日曜日だというのに、ハハハ」と言い訳を言っています。

そんなバカ父ちゃんとバカ母ちゃんの間に生まれた私が、利口なはずがありません。

弟もバカです。私のところは家中皆バカです。

でも私は……。私はそんなバカ母ちゃんが大好きです。世界中の誰よりも一番好きです。

私は大きくなったら、うちのバカ父ちゃんのような男の人と結婚して、子供を産みます。

そして、私のようなバカ姉ちゃんと弟のようなバカ弟をつくって、家中バカ一家で、今の私の家のように、明るくて、楽しい家族にしたいと思います。

バカ母ちゃん。その時まで元気でいて下さいね。







まだまだご紹介したい素敵な言葉が一杯つまっている本でした