インテリアの勉強を兼ねて、姉とヤマギワ大阪 インテリア館で催された『聖夜を彩る光と花』をテーマに未生流の活け花とインテリア空間を見学&学習してきました。
未生流 家元嗣 肥原 慶氏によるデモストレーション~
こっそり?副家元の肥原俊樹氏も御覧になられておいででした。
やはり、未生流の幹部の方や、流派のお弟子さんも見学にたくさんいらっしゃり、和気藹々の雰囲気の中、始まりました。
作品1は、枝の自然な動きをを巧みに遣い、スタイリッシュなリビングの風景の中、シンプルな活け方をご披露くださいました。
銅カラーの容器は・・・本物の銅??だったりして・・。
作品2は、ダイニングテーブルの上のガラス容器の水の張ってある中に、クリスマスカラーを重石と共に沈めて、癒しを。
斬新なテーブル模様(黒とアイボリー)と赤・緑が強烈な印象~
作品3も作品1と同様、対になった陶器に、オープンテーブル風のテラスに活ける、2つで1つの作品に仕上がっています。
こちらは、陶器に凹凸があり、それを花で動きを出した感じで全体を纏め上げ、後ろの花柄のタペストリーとの相性もとてもお似合い。
ヤマギワは照明デザインが好きで、購入したことがあるのですが、最近では、あまり足を運ぶ機会がありませんでした。
でも今回、リビング館では照明と家具・そして今回のように花のあるゆとりな生活・・・とテーマが極めて優雅
花が活けてあることで、やはり気持ちも癒されますし、部屋のカラーも華やかさを一層高められます。
私も花は好きで、よく買い求めるのですが、なかなか斬新な活け方をできるはずもなく・・・・。
そしてなにより、こんなにモノが置いてないリビングが羨ましい~~&ありえない・・・・
こんなリビングは私には非日常ですが、花のある生活は、今の季節は花も傷みにくいので、モダンな活け方を勉強しなくては・・・と感じました。
今月のリッツカールトン大阪 香桃での中国茶のレクチャーを受けてきました。
講師の先生は、こちらの中国政府公認評茶員 和田氏です~。
もちろん、ランチもついた楽しい中国茶のお勉強会
まず、お食事の際出てきたお茶は、凍頂烏龍茶。
中国茶はミネラル分が多く含まれているので、沢山飲むと、沢山排出したくなります~。
だから、いいのだとか~~。
凍頂ウーロン茶は、甘みのあるお茶で個性的な味や香りは控えめなので、一般的な中国料理のお食事には適しています。
お料理のほうは、香桃風四種前菜盛り合わせと白身魚・野菜入りとろみスープ 黄山毛峰の香り
前菜は、焼豚やクラゲなど。
スープの方は、白身魚がコロンとまんまるくなっていて、海鮮風のお味でした~。
蒸し物点心三種と車海老のスパイシーソース おこげ添え
車海老はかなり大きい立派なものが2つ・・・一美味しかったです。おこげは、パリパリなので、しっかり割って食べました。
帆立貝柱とブラックオリーブ入り炒飯 揚げ鉄観音茶葉のせ
この炒飯はかなり美味しかった中身は貝柱入りですし
でも上に乗せてある黒いのは、塩味もしたので海苔だと思いきや、揚げた鉄観音茶だったとは・・・このブログを書くまでチェックしてませんでした~
最後は、デザート。こちらのお薦め、フルーツのせマンゴープリンです。
やっぱり、かなり美味しいです~
そして、この頃から講師の先生によるお茶のお話が~~。
今回は、年内最後のレクチャーとのことで、おさらいもしました。
全部で10種類のお茶。
①大紅袍(だいこうほう)福建省・・・皇帝のお茶とも呼ばれる。岩茶の一種で奥ゆかしい香りとバランスの取れた味と香りがします~
②白鶏冠(はっけいかん)福建省・・・オレンジ(柑橘系)の香り。味わいはまろやか。香りを楽しむのが良い。
③水金亀(すいきんけい)福建省・・・香りは淡い、渋みの味。
④鉄羅観(てつらかん)福建省・・・香りは余りしないけれど、フルボディな味わい。舌にのる感じで全体的に重たい。
***********************************************↑ここまでは、四大名欉
⑤鉄観音 蜜香(てつかんのん みつこう)福建省・・・今回のものは、蜂蜜のような香り。ミルクの香りのするものもあるとか~焦がしたような香りもします~
⑥桂花単欉(けいかたんそう)広東省・・・ライチの香りやキンモクセイの香りがします~、桂花陳酒のような感じの味と香りで、スッキリとした感じで華やかなお茶です。
⑦梨山高山(りざんこうざん)台湾・・・こちらは、かなり高価なお茶です。10g500円以上するのだとか。バランスのよい味と甘みのある香り。上品な味で、喉の奥に余韻が残る感じがします。
こちらでもお茶缶いっぱいまで満杯になったことがないそうです。
⑧高山金宣烏龍(こうざんきんせんうーろん)台湾・・・ほのかにミルクの香りがします。台湾の至る所で作られているお茶なのだそうです。
⑨木柵鉄観音(もくさくてつかんのん)台湾・・・鉄観音の作り方をまねたお茶なのでこの名前がついています。茶色の濃いお茶で甘みとコクがあります。
⑩黄金桂(おうごんけい)福建省・・・スッキリと甘さのある香りがします。
色んなお茶を飲み比べましたが、最後のほうは、お茶でお腹がポッチャンポッチャン・・。
でもワインの飲み比べと同じように、色、香り、最初に口に含んだ味と呑み込んだ後の余韻や香りを楽しむところなど、内容はかなり似ていると思います。
中国茶は、台湾や香港で飲む機会はありましたが、こんなに奥深いとは~~というか、まだまだあるのね
って改めて思いました。
中国は、なんといっても4000年の歴史の国。そして、中国茶は栄の時代からのほぼ800年の歴史があるそうです。
私は、今回大紅袍や白鶏冠・梨山高山茶などが美味しく感じられました。
ちなみに高価な梨山高山茶はお茶の卸のところでも前もって予約しておかないと急には手に入らないそうですヨ
中国茶を購入前にどんなお茶が好みなのか、また、どんなお料理と合うかしら??と悩む際は一度こちら香桃でお茶を楽しまれてからがいいかも~です。
ホテル阪急インターナショナルで催されたアイチエイジングセミナーに参加してきました。
といっても、大げさなものではなく、美容のお話と美容にいい食べ物を食べられる!!という内容のものです。(私だけかな・・・そんな不純な動機で参加したのは・・
)
会場はホテル2Fの春蘭門です。
参加者は18名で奥の個室で行われました。
今回の企画は、オッペン化粧品と阪急インターナショナルとの共同企画事業です。
まず、プリントで、顔や手のマーサージの仕方を実践を交えながら・・。
それに、洗顔や、食べ物を食べるときの噛み癖、カバンを持つ利き手や肩、それに姿勢などにより体の歪みが肩を通じて、顔にも影響がある・・とのお話。
(キャー・・・自分では気づかなかったけど、噛み癖で両頬が対称の位置にあるか判明したりするので、これからは意識して両方で食べなくては!!)
他にも、眉の形に沿って、指でつまんだり、首の二重顎対策にも同じようにつまむのがベストなのだとか。
アイチエイジング対策は、一朝一夕ではならず・・・ローマは一日にしてならず(大げさな・・)・・・と言うわけのようです。
そして、いよいよお楽しみのお食事今回は薬膳中華料理で、特別メニュー。
今回の企画に合わせて料理長が考えたお料理なのだそうです~
まず、出てきたのは 特製前菜の盛り合わせ
内容は、とりごぼう・紫アスパラ・丘ひじきの湯葉巻き・落花生の塩茹で等
紫アスパラは珍しい、希少な食材で、なかなか中華でも西洋料理でも食べる機会はありません。
色は茹でると、外は紫、中はグリーンアスパラと同じ色です。
味は、グリーンアスパラより甘く水分も多い感じがします。
グリーンアスパラよりポリフェノール類の含有が10倍です。
ふかひれ入りパンプキンスープ
ふかひれはコラーゲンがたっぷりとあり、お肌をみずみずしく保つ作用があります。
パンプキンは、体の冷えを取り除き、代謝を促進する効能があるそうですヨ!
海老と乾燥ユリの花炒め
乾燥ユリは台湾産が多いそうですが、今回は中国産でした。
そして、ユリの花になる前の新芽は、緑色で、ホウレン草の20倍の鉄分があるそうです。
ユリの花の部分は、オレンジ色で、少し苦い味がしました~。
和牛サーロインと玉葱の炒め
玉葱は、淡路産で、玉葱にはデトックス(毒素を出す)効果があるそうです。
(ラッキョウや、にんにくも同じ球根仲間なので、効能があるのは有名ですよね~)
春菊の塩味炒め
こちらは、ヤシの実オイルで炒めたもので、ビタミンEの効果があります~。
春菊は肝臓機能に良い食べ物だそう。でもこちらも塩味で少々苦め
野菜の蒸し饅頭とひじき入り焼売
野菜の蒸し饅頭は、青梗菜とホウレン草入りと説明を聞いたので、中身は緑だらけでは?と思いましたが、干ししいたけや筍なども入っていました~。
青梗菜やホウレン草は、食物繊維も多く、カロチン・ビタミンA・C・Eや鉄分も多いです。
ひじきの方は、アミノ酸や海のミネラルが多く含まれています。
五穀米の炒飯と蓮の実と白クラゲ・クコの実のデザート
五穀米は、キビ・アワ・赤米などが入っています。
デザートは、蓮の実は滋養強壮に効果があり、白クラゲはお肌に良いコラーゲンがたっぷりと含まれています。
クコの実にはビタミンCが多く含まれているそうです。
途中、お茶はウーロン茶には油落としの効果が(写真手前)、そして、奥のプーアール茶は老廃物を出す効果があります~(中国料理では良く出てきますネ)
爪楊枝入れは、面白いものだったので写真を撮りました。
背中が亀の甲羅のようだけど、お顔は、アラビアンナイトに出てくるランプの精のような?中国系のお顔立ちのような??
今回のお食事は、日頃食べられない食材や、味付けで、少しでも口に入れるものに意識をして、味付けも塩を控えめに考えられたものばかりで、すご~く美味しいというものでは、残念ながらありませんでした。
でも、こんな風に、効能を聞いてから食べると、少しでも効果があるような気がします。(←単純)
また、同じテーブルの方々と、効能についてのお喋りをしたりしてのお食事は、新鮮さがありました。
アイチエイジング・・・医学的に若返ること。外見の若返りではなく、体の中から若返ること。
若返ることは、病気にならない身体を作ること。