給与を受け取る側にはデジタル払いにメリットはほとんどないと言ってよい。
報道では何とかメリットを書こうと四苦八苦しているように見えるが、
頭をひねっても「ATMで引き出す手間がない」や「チャージする手間が省ける」程度しか書けないくらい、メリットは皆無に近い。
現時点では"現金やクレジットカードで購入することができない電子マネー"というのはほとんどなく、かつ”現金やクレジットカード以上の金銭的価値を持つ電子マネー"というのは基本的にない。
例外は(飛行機に乗る場合に限られるが)1マイル1円以上の価値を持つ場合が多い航空会社のマイレージサービスくらいだろうか?
また、メリットとして書かれることの多い「チャージの手間が省ける」だが、オートジャージ機能のある電子マネーも多いし、手動チャージのみだとしてもスマホの操作で完結するので手間というほどのことでもない。
一方で企業側には振込手数料の節約やグループ内企業のサービスへの囲い込みを許すことになり、金銭的なメリットは大きい。
今でも労働基準法を守っていない企業はたくさんあるが、悪どい企業ならさらっと自社内(寮費と購買部での買い物のみ)でしか使えない電子マネーで支払いをする可能性を否定できないのが恐ろしい。
そのうち職探しの時も給料が銀行振り込みかどうかを確認しないといけないようになるのだろうか・・・?
報道では何とかメリットを書こうと四苦八苦しているように見えるが、
頭をひねっても「ATMで引き出す手間がない」や「チャージする手間が省ける」程度しか書けないくらい、メリットは皆無に近い。
現時点では"現金やクレジットカードで購入することができない電子マネー"というのはほとんどなく、かつ”現金やクレジットカード以上の金銭的価値を持つ電子マネー"というのは基本的にない。
例外は(飛行機に乗る場合に限られるが)1マイル1円以上の価値を持つ場合が多い航空会社のマイレージサービスくらいだろうか?
また、メリットとして書かれることの多い「チャージの手間が省ける」だが、オートジャージ機能のある電子マネーも多いし、手動チャージのみだとしてもスマホの操作で完結するので手間というほどのことでもない。
一方で企業側には振込手数料の節約やグループ内企業のサービスへの囲い込みを許すことになり、金銭的なメリットは大きい。
今でも労働基準法を守っていない企業はたくさんあるが、悪どい企業ならさらっと自社内(寮費と購買部での買い物のみ)でしか使えない電子マネーで支払いをする可能性を否定できないのが恐ろしい。
そのうち職探しの時も給料が銀行振り込みかどうかを確認しないといけないようになるのだろうか・・・?