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USB-PD対応チャージャー(MATECH Sonicharge 130W)を買ってみた

2022-03-23 14:12:04 | USB Type-C
MATECH Sonicharge 130WというUSB-PD対応チャージャーを買ってみた。
ちょっと癖がある製品なので注意が必要だが、今のところギリギリ許容範囲と考えている。
細かい感想等は下記の通り。

①充電状態変化時の再接続
上から3番目のType-Cポートは何故かType-Aポートの状態が変わるたびにPDのHard Resetを発行して再接続している。
毎回同じ条件で再接続しているので何のために行われているかよくわからない。(例えば3番目のType-Cポートのみを使用している状態なら毎回100W(20V/5A)で再接続可能に見える)
[2022/3/25修正]
上から4番目(=一番下)のType-CのポートではType-Aポートの状態の影響は受けないように見える。
4番目(=一番下)のType-CのポートもType-Aポートの状態の影響を受けているように見える。条件がよくわからない・・・。

②謎のUSBデバイス誤検出
どうもType-CポートのD+/D-信号に何らかの電圧がかかっているらしく、PCを接続するとUSBデバイスの接続として誤検出されてしまう。
もちろんUSBデバイスではないのでPCはUSBデバイスとして認識できずエラーメッセージが出ることになる。
手持ちの他のType-Cチャージャー(Apple A2305やAnker PowerPort I PD)ではこの誤検出は発生しないのでこのチャージャーの問題だと思われる。

この問題は上記①の上から3番目のType-Cポートの再接続の組み合わせでかなり嫌なことになる。
iphoneは割とこまめに充電の状態を変えているらしく、Type-Aポートにiphoneを接続しているとかなり頻繁に上から3番目のType-Cポートの再接続が発生していた。
再接続に伴ってUSBの誤検出も起きるらしく、再接続・誤検出によるエラーメッセージが頻繁にポップアップして相当鬱陶しい。
[2022/3/25修正]
一番下のType-CのポートにPCを接続すれば再接続の頻度は大幅に下がるのでギリギリ許容範囲内。

③3ポート以上使用時の電力分配
Amazonのレビューに3ポート使用時は一番下のType-Cポートは30Wと書いてあったが、上から3番目のType-Cポートに15Wのipad mini6をつないだ状態なら一番下のType-Cポートから65Wの供給は可能だった。
65Wを要求するデバイスは1台しか持っていないので両方のType-Cポートに65Wを要求するデバイスをつなぐとどうなるかは未検証。
自分の使い方(PC, ipad mini6, iphoneの同時接続)では特に問題なし。

④プラグの抜けやすさ
Amazonのレビューでプラグが抜けやすいというのを見かけたけれど特にそんなことはなく、延長ケーブルにぶら下がった状態でも抜けることはなかった。
挿される側の形状の影響もあると思うのでとりあえず様子見。

⑤付属のType-Cケーブル
eマーカーが入っている20V5A対応のケーブルが付属するのはうれしい。
またeマーカーの情報はPassiveでUSB3.1Gen1/2対応となっていた。
PassiveならUSB3.x対応は1mまでという認識だったけれど、技術の進歩で解決したのかな?

最初に書いたように全体の感想としてはギリギリ許容範囲といったところ。
せめて②がなければもっと高い評価だったんだけどねぇ・・・。


[2022/5/16追記]
⑥満充電後に再度充電が始まらないことがある
一番上のType-AポートにiphoneSE2を接続したときに下記のような挙動が見られた。
1, 一度100%まで充電される
2, 電源供給が止まる
3, iphoneは待ち受け状態で緩やかにバッテリが減っていくが再度充電されない

これが発生すると寝ている間に充電しておくつもりが朝起きたらバッテリが数十%減っていることになるので結構致命的。
同時に2番目のType-Aポートに接続していた別のiphoneSE2ではこの問題は発生していない。
また、今まで他の充電器で発生したことはなかったのでiphoneの問題とも考えにくいが、原因がはっきりするまで要経過観察。


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