M・あ~とさ~くる 臨床美術とくしま のブログ

美術が好きだけど苦手な方もアートを楽しめる
とくしまで臨床美術を実施するさ~くるです

4月セッションのご報告

2019-04-26 18:10:26 | ギャラリー
昨日 平日開催のセッション実施しました
管理人 臨床美術士M が 臨床美術士になって今年で10年目
そしてこの日は平成最後のセッションとなりました


イメージ 1

この日初めて参加された3名の方に ざっくりと臨床美術についての説明をさせていただきましたが
理屈よりさっそく実習ということで
「いろいろな線と色で遊ぼう」のプログラムをスタートです

まずはオイルパステルという画材に慣れていただくため 白紙に自由に描画したあと
プログラムを進行していきました

皆さん 久しぶりにオイルパステルを手にした様子でしたが
だんだん集中して 静かな時間が流れていきます


イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4

今回は仕上げにカラー台紙を選んで 貼り付けてみました

出来上がりです

イメージ 5

それぞれ 個性あふれる作品が並びました

いつものように お茶を飲みながら 鑑賞会が始まりました

さ~くる参加経験者の方がリードしてくださって 初参加の方も次第に和やかな雰囲気になってきます
・・・というか 初参加とは思えないほど いろんな感想が発言され 私のほうが気づかされることが多く 勉強になります

雑念を払い 気持ちを真っ白にして うまく描こうと思わないで
直感で描く・・・
でも出来上がった作品には その方の潜在意識が画面に表れてくるのでしょうか?
ますます不思議な発見です

「大変楽しかったです。思っていた通り 何にもとらわれず絵を描けたことが嬉しかったです。」
「思うがままに色をぬれ 前頭しかつかいませんでしたが 褒めていただき楽しめました」
「臨床美術は関心をもっていましたが それをちょっとでもふれることができたので楽しめてよかったです。」
「アナログ画をよく描いていますがすごく心が落ち着いてストレス解消になっています。今日のようにたくさんの方とセッションすると 自分ではかんがえつかない表現に出会えてすごく楽しいです」

初めて参加された方も最初は緊張しておられた様子でしたが
いつの間にか夢中に描き進めるうち アートを通じて心がほぐれたのでしょう
ご自分のことを口々に語られ 語りながら自己分析をされたり・・・
お話しを伺いながら 私がもらい泣きしそうになりました

作品には 小さな画面の中に それぞれ歩んできた人生が表現されているかのように
感じたひと時でした

次回は5月18日(土)13:30分から15:30分までです