『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

戒め②

2007年10月25日 | 修行法 『戒・定・慧』
まず一つ目の戒めとは、

不殺生戒です

すべての生き物の命を奪いません!というような

出家の坊さんの様にしっかりと守ることは、在家の信者ではできません

私たちにとっての不殺生戒、それは「無益な殺しを止めます」という事です

ブッダの言葉にはあります


全ての生き物は暴力におびえる
全ての生き物にとって生命はいとしい
己が身に引き比べて殺してはならぬ
殺さしめてはならぬ


すべての命を与えられた生き物は

「生きたい!」と強く望んでいます

自分が殺される、死ぬ、と本当に思ったとき、ありますか

言葉では表現できない恐ろしさです

自分がそのように思う

それは他人もそのように思っているという事です

その気持ちに立てば、全生命の命を軽く見る訳にはいかないのです


以上の気持ちが半分

あとの半分は自分の心を綺麗にする為です

命を大切にする事はとてもいい事です

理由をはっきり説明できない子どもでさえもいい事だと知っています

いい事をすると、気持ちが良くなります

いい事をすると、自分に自信が付きます

お前は偽善者だ!と陰で思われても自分の為にやっているんだと思えばゴキブリを殺さなくてもあまり気になりません

ちょっとチャレンジしてみませんか

できる限りの範囲で一匹でも命を奪わない事を

これが一つ目の戒です

合掌

みんなのお寺より

澄んだ清らか池

2007年10月25日 | 
波立つことの全くない澄んだ清らかな池は、空をまことに清らかに映し出す

欲望から離れている澄んだ清らかな心は、世界をまことに美しく感じさせる

世界がまことに美しく感じられる時、生きる意味を感じる

世界がまことに美しく感じられる時、覚りの世界をのぞき見ているのかもしれない


戒め①

2007年10月25日 | 修行法 『戒・定・慧』
戒律とはパーリ語で、戒はシーラ、律はヴィナヤ

戒は自ら目標・決まりを立ててそれを自分の中で実行する事

律は法律のようなもので、それぞれの社会でつくり破れば罰を伴うもの

とりあえず戒だけを守るようにしたらいいと思います

基本的なものは7つ

これを守れば日常生活に変化が出てくると思います

自らの振る舞いが浄化されていく事で、、心に自信がみなぎってきます

あたかも体を洗って汚れを落とし身を清らかにする事で、体に清らかさを感じるように

あたかも汚れ一つない衣服を身に付ける事で、体に清らかさを感じるように

心の汚れが感じる所の行為を洗い捨てて、心が清らかな状態を感じるようにしてあげましょう

仏道修行の第一歩です

ひとつずつ戒めを紹介していきましょう