東北初秋の旅 瑞巌寺と仙台の夜・・・

さて、瑞巌寺ですが、平安時代に創建された古い古いお寺です。
現在の建物は、かの伊達正宗が建てたもので、伊達家の菩提寺でもあるそうです。
本堂の御成玄関や庫裏等は国宝になっているそうです。

その他にも重要文化財がどっさり。


本堂は平成３０年までは大修理が行われていて、勿論閲覧できるものも多いのですが、工事中・・という雰囲気は否めず少し残念でした。





で、時間的な事もあり、私達は岩窟群の石仏を見学する事に。



鎌倉時代から江戸時代にかけて彫られた石仏が洞窟の岩肌に彫られていたり、祀られています。

松島は古来から霊場として参拝されていたそうで、亡くなった人を供養する場でもあったそうです。















で、面白かったのは、写真はないのですがこの岩窟群の手前にあった鰻塚。

大正時代に北海道から東京までの鰻の蒲焼店や卸問屋の寄付で建立されたそうです。
当時は松島は天然鰻が沢山獲れていたからなんですって。

あの時「何故に鰻塚？」って不思議だったんですよね。

旅って行く前も、行っている時も楽しいけれど、帰って来て色々調べるのも面白い。



その中の一つがこれ。








「三聖堂」です。


瑞巌寺の境内の外れにポツンと建っていて「何かしら？」と思っていたのです。

これは江戸時代、瑞巌寺では女人禁制の日が月に半分以上もあり、女性が禁制地の参道を通らずにお参り出来るように建てられたものなんだそうです。
建てられた当時は参道に向いていたそうですが、１６８２年に現在の位置に移されたそうです。



この三聖堂の境内にはこんな手水舎の名残りが・・・











水盤の中に零れているのは、百日紅の花・・・・

満開でした。

此方では見かけない花ですが名前だけは知っていたので本物を見られて嬉しかった
















さて、松島への楽しいドライブの後はお楽しみ、牛たんの夕べ。


女が三人寄れば姦しい。。と言うそうですが、それの三倍の人数のおばちゃん達を乗せての運転をしてくれた親孝行のハンサム息子さんとは仙台駅でお別れ。
名残惜しそうな熟女達でありましたが、息子さんは疲れたでしょうね。

本当に本当にありがとうございました




・・・ひそひそ


息子に粗相のないように・・・と、気を使っていたらしい友人。
でも傍から見ると、母と息子・・・というより、立派な社会人の息子さんは、可愛い妹をからかうお兄ちゃんのように見えました。





夜は、お仲間の知り合いの仙台在住の二人も参加してくれて（こうやって、どんどん仲間が増えていく）
牛たん料理の店『司』へ。


実はわたくし、食いしん坊なのに牛たん初体験。

だって、舌でしょ～～
それも厚切りって・・・・

と思って大丈夫かなぁ・・・と内心思っておりました。

が、仙台の友人は「絶対美味しいから」と自信満々。



で、ど～～んと出てきたのが、これ。







この他にもガーリック風味のテール焼きとかサラダとか・・・



男子学生じゃないんだから。。。とひっそり思ったのですが、気がついたらあ～ら不思議。
ぺロリと食べていました。


牛たんって美味しいのね～～～

叉、大好きなものが増えました。　　




おかしかったのが、私以外の食わず嫌いの人もパクパク食べていたのに、仙台在住の人が一人箸もつけず・・・
仙台の人でも苦手な人がいるのね。



さて、牛たんでお腹が一杯になった後は、おでんが名物という不思議だけれどお洒落なワインバーへ。




本当に、とってもとっても楽しい一日だったなぁ。
今思い返すと、なんだか胸がキュンとします・・・








さて、翌日は大雨だったけれど、この日と同じ位楽しんだ仙台と、実はラッキーの連続だったと後でわかった出来事を。