初夏のスイス シャモニーでモンブラン

ツェルマットはガソリン車の乗り入れが出来ません。
なので、列車に乗ってテーシュへ。
ここでこの大型バスに乗り換え。




大型旅行鞄をツェルマットに運び入れたり出したりするのも専門業者に頼みます。
なので、ここでやっと自分の旅行鞄に御対面。
確認後はバスに運び入れてくれるのですが、腰の軽い日本のおじさん達は自分で運ぼうとして添乗員さんにやんわり止められていました。


この後、トイレタイムで寄ったマルシェが凄かった。























道の駅大好き人間の私は興奮のるつぼ。
こういうのを何品か買って、山を見ながらゆっくりワインを飲みた～～い

けれど所詮トイレタイム。
後ろ髪を引かれながら、泣く泣くレモネード（最後の写真に写っている赤い小瓶）を買ってバスに戻りました。
非常に非常に美味しかった
あの赤い色は何なんだろう・・・
スイカのような優しい味もしたけれど。



ん？
今調べてみたら、フランス語で「レモネード　スイカ」と。
私の舌、偉い







やがて、バスは国境を越えフランスへ。

辺りは葡萄畑だらけ。



昼食はシャモニーの素敵なホテルで。


ロビーにはカウベルやザイルのディスプレイが。










レストラン






これから未体験の高さに挑戦する私は飲みませんでしたが、地元のビール。





料理





キッシュは美味しかったのですが、この魚は何だ？
クセのない淡泊な白身魚にバターソース。
そろそろ日本食が恋しくなったとみえるおじ様は「・・・醤油が欲しい」と言いながら塩を振っていらっしゃいました。　




しかしこのレストラン、展望は素晴らしい。


モンブランがクッキリ見えていました。







いよいよ３８４２メートルの高さの展望台に上がります。

ケーブルカー駅







ロープウエイを乗り継ぎ展望台まで一気に上ります。






添乗員さんから
「皆さんは高度に体が大分慣れていると思いますので心配はないと思います」と言われ、一気に心が軽くなる単純な私。
そうよね～
２５００メートルのホテルで普通に一泊しているんだもの。


しかし、流石に高い。
ロープウエイ駅に着く寸前。







若干フワフワして展望台への上りは流石に息が切れましたが、頭も痛くないし動悸もなく無事到着。



更に上にはこんな展望台があります。




ここでは空中散歩が出来るというのがウリ。
長蛇の列でエレベーターを待ち、更にその空中散歩の為に長時間並んで待たなければならないという添乗員さんの説明に、普段でさえ並ぶのは避けている私達は即座に却下。
だって、こんな所、高所恐怖症の私は無理。








それよりも、ゆっくり山を眺めていたい。
温度的にはマイナス３℃位なのですが、風がないのでポカポカ。
景色を眺めるには絶好。







ところが、何と肝心かなめのモンブランだけはすっかり雲の中。


まあ、自然相手なので仕方がないわ～
街から見えたから満足よ

とカラスなんて撮ってたら







「見えてきました～～」と添乗員さん





















実はふもとのシャモニーが晴れだったので、私は全然心配していなかったのですが、この展望台では眺望は望めない・・という天気予報だったらしく、添乗員さん胃が痛くなるような思いだったそうで。。。

「奇跡です。　私、今年の添乗員としての運を使い果たしたような気がします・・」




奇跡のモンブランをもう一枚。








良かった、良かった。　


このツアー、アルプスの４大名峰を満喫


というのがセールスポイントだったのですが、「但し、お天気がよければ」という注釈付き。

４大名峰のうち、ユングフラウだけは雲の中でしたが、アイガーに圧倒され、マッターホルンを満喫し、モンブランを奇跡的に見れたのですから、本当に満足、感謝です。
おまけに天候に恵まれ、他の景色も十分に堪能しました。



大きな満足を持って、最後の宿泊地ジュネーブへ。








明日はいよいよラスト～～～