グランマの扉

女4代にぎやかな日々

初オーベルジュ

2019-05-30 | 旅行


反感買いそうですが、最初で最後になるかもしれない今回のオーベルジュ体験も記録しておこうと思います。


札幌の街中にあった予約のなかなか取れないイタリアンレストラン。
道内の食材に拘った繊細な料理が魅力で、なんとか四季折々の味を確かめたくて頑張って電話したものです。

もともと此方では老舗の日本料理屋さんの二男坊だったシェフ。
市内の一流イタリアンレストランやイタリアで修業し、ソムリエの奥さまと一緒に2006年開業。

丁度お子さん達が私の孫二人と殆ど同じ頃生れたこともあり、娘と同じ大きなお腹でお店で働いていた可愛いソムリエさんが可愛らしくて・・・

生れてからはシェフが坊やをオンブしてキッチンに立っていることも多々ありました。


職人肌のシェフで、キッチンでは凄い集中力でお料理を作っているのですが、お見送りに出て来てくれる時等は、それはもう朗らかで笑顔一杯。
可愛いけれど優秀なソムリエの奥さまと、きびきび働くスタッフさん達の魅力の溢れるお店でもありました。

その繁盛していたお店をスタッフの一人に譲り、家族四人で突然余市で新たな人生を歩みだしたのが、2年前。


それまでの食材を通してのお付き合いが決め手になったそうです。



余市は果物や野菜の街でもありますし、ワイン工房も多く、海もあるし、とにかく食材の豊富な地域。
それに惹かれて移住してくる若者も多い街です。


それにしても、あんなに成功していた店を手放し、幼子二人を連れて田舎へ何故??
と平々凡々な人生を良しとしている私等はビックリしたのですが、そういう人達と私等は人生に対する軸が違うんですよね。

便利さと安全、安定した収入。
子供も一応進学させて、将来的に大丈夫そうな会社へ・・・

なんていう思考がそもそもない。

何と言っても自分の腕でグングン人生を切り拓いて来た人ですから、世間体なんて一番遠いところにある。

そして奥さまが、素晴らしき同志。




そんな二人が始めたオーベルジュ。

行ってみたいと思いながらも、正直お値段が我が家にはちと高すぎる・・・
と今まで逡巡していたのですが、今回思いきって訪れてみたわけです。


折しも高速が開通して、我が家からは一時間ほどで到着。

近い~~~





懐かしき奥さまのお出迎え。
傍らには腕白そうなちび達が二人。
ご挨拶中にチョロチョロして、パコ~ンとされていました。 



玄関に対照的にツインが二部屋。



ベットルーム






付き当たりは、小さなテーブルと椅子がある小部屋。
そこから外にも出られます。







この廊下の左にはバスルーム






木の香りが清々しいお風呂。
左はトイレ、右はシャワールーム




アメニティも道産のオーガニックのもので揃えられています。












そして、いよいよお食事。
このキッチンから次々と魔法のようにお料理が運ばれて来ました。








明日へと続く・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 只今帰宅致しました♪ | トップ | 判じ物のメニュー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅行」カテゴリの最新記事