グランマの扉

女4代にぎやかな日々

初夏のスイス   スフィンクス展望台で高山病

2018-08-04 | 旅行

夜中に雷鳴が轟き、雨が結構降っていたのですが、朝、カーテンを開けると目に飛び込んで来たアイガー




刻々と変わる表情に目を離す事ができません。





雲がふもとの村にまで降りて来ました。






スイスに来てからとっても早起き。
夫が早く起きちゃうせいもあるのですが、こんな山の表情をゆっくり楽しめるのですから、お寝坊なんて出来ません。

なので、何時にも増して朝から食欲旺盛。  





いや~~
欧米に来るとパンもハムもチーズも美味しい




お腹が一杯になったところで、出発。
登山列車を乗り継いで、私としては未体験の3571メートルに挑戦です。


先ずはグリンデルワルドからはこの列車で。





そしてクライデシャイデックでユングフラウ鉄道に。






急激な坂を登るので、レールはこんな感じ。







さて、日本で言うと明治28年に、アルプスの岸壁にトンネルを掘り、16年かけて3545メートルの高さに鉄道駅を作ったスイス。
その駅までは35分。


途中駅に停まって写真タイムがあったのですが、実はこの段階でわたくし、ちょっとフラッと。




おまけに、外は真っ白。
何も見えません・・・が、ガッカリするより、フラっ。



3454メートルの所にある、世界で一番高い鉄道駅ユングフラウヨッホに降りた時は、フラッを通り過ぎてフワンファン。

思わず何十年かぶりに夫の腕を


山登りが趣味のツワー仲間のおじさまが
「ゆっくり息を吐いて、ゆっくり吸って」とアドバイスをくれました。

同じツワーに70代後半のお父様と一緒に参加の娘さんからは一口羊羹が。
実はこれ、お父様の為に用意していたもの。
が、そのお父様は元気一杯。
むしろ娘さんの方が私と一緒にフワンファン。

後で添乗員さんに聞きましたら高山病って年齢に関係ないんですって。
あくまで個人差。

不安な方はここで休んでいて下さい

と言われましたが、それも不安。


羊羹を食べ、水を飲み(これも大事)、深呼吸しながらスフインクステラスのある3571メートルまでエレベーターで一気に登りました。


が、テラスはこんな状態。








ここでユングフラウが見えた筈・・・








佇む夫








ところで面白い事に、外に出た途端、私、一気に高山病の症状が軽くなったんですよ。
建物の中での圧迫感が症状を悪化させていたのかもしれませんね。


本当はこんな感じらしいのですが






な~~んにも見えないので、叉エレベーターに乗って少し下におり、トンネル観光をする事に。

そうそう、そのエレベーター横に写真スポットがあったのですが、〇国人観光客が何時までも独占。
大人しく待っていた我々でしたが、とうとう男性陣が注意。
この時から、急に我々ツアーに仲間意識が芽生えました・・・




で、その観光トンネルの入り口






周りの灯りは







エーデルワイスのモチーフです。










中に入ると


写真スポット





(女性は人形ではありません)


尚も進むと工事で使われた工具の展示も












そして、氷の宮殿への入り口に







ここは、観光客の体温で氷が解けないようにマイナス3度に調整されているそうです。
床も余り滑らないように工夫されているそうですが、やはり転んでいる人もいましたよ。







他にも氷で出来た動物などが展示されていましたが、氷の彫刻は我が札幌雪祭りで見慣れているので・・・



ここを通り過ぎて、再び外へ。


すっかり元気一杯の私。









ユングフラウは見られなかったけれど、高山病と言う貴重な体験をして、無事下りの登山列車に。


そうそう、帰りの登山列車に乗った時、時計をしていた右の掌に痺れ。
むくみも症状の一つだそうです。
何でもなさそうだった夫も、やたら水を飲んでいましたし、欠伸ばかりしていた仲間もいました。
これも症状なんですって。




クライネシャイデック駅に戻り昼食。





高山病は下に降りるとすっかり治るといいますが、私もすっかり元通り。
でも、ここの駅でも2061メートルあるんですね。


昼食も美味しく頂きました。










明日はグリンデルワルトの街のブラブラ歩きと、翌日訪れたベルンの様子を。 

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