リクガメの気持ち

ペットの星ガメも飼い主もマイペースでのんびり・ゆっくり

日々を綴っていきます。

奈良市写真美術館 蘇るロク

2023-12-09 | 奈良・地元ネタ

奈良市写真美術館で12/8・9・10 「蘇るロク」開催中

(サイトより抜粋)

奈良公園で長年人気を博した牡鹿、その名も鹿之丞(ろくのじょう)。両耳が大きく下に垂れ下がっていることから「垂れ耳のロクさん」として親しまれ、テレビなどで紹介されたこともありました。そのロクさんは残念ながら、昨年の12月10日に亡くなってしまいました。

ロクさんに魅了され、奈良公園に通い撮り続けた2人のカメラマン、takatinとはしもとゆうすけによるロクさんだけの一周忌写真展です。展示作品はすべて望遠単焦点レンズの絞り開放で撮影。極上のボケ味と描写力をB0ノビ、作品によってはそれ以上の大きさでプリントし、迫力と臨場感は他に類を見ないものとなっております。

一般展示室で無料で拝見出来ます。 

写真撮影可 だったので、好きな作品を撮らせていただきました。

素敵な写真ですね

入り口には 開催お祝いの品が届いていましたが

鹿せんべいも!(笑)        ロクさんへのお供えみたい!

撮影時の必須アイテムなのでしょうか?

少し前に、奈良の鹿 愛護団体に鹿の虐待の可能性!と報道された件ですが・

ニュースでは昨年度、特別柵にいた334頭のうち65頭が死んでいて・・という内容

( 愛護会によると、「特別柵」に収容されているシカの数は11/6日時点で
▽雄が98頭、
▽雌が131頭だということです。)

最新のニュースでは、市保健所は外部専門家3人とともに調査を実施。栄養不良の個体が見られ、餌や水が不十分な可能性がある▽衰弱による死亡数が多い▽過密状態▽獣医師との連携が必要――などと指摘し、愛護会に飼養環境の改善や管理計画の策定を求める行政指導を行った。

 その上で、専門家は「鹿を閉じ込めてきた『特別柵』という制度自体の見直しを検討する必要がある」と国や県、市に提言し、頭数を適正に管理すべきだとした。

一方で市は、不適切な事象はあるが、同法に抵触する明らかな虐待はなかったと結論づけた。

※ 要するに、虐待は無かったけど 保護するべき個体数が増えすぎて

管理出来なくなってるから、行政も医師も連携して

そもそもの鹿苑に収容する制度自体を見直しなさいよ!って事ですかね?

閉じ込め無きゃいけない理由や背景を知れば、愛護会の方のご苦労も理解出来るのですが、TVは「虐待」って言うワードだけ強調しますからねー

公園内の1200頭以上の鹿さんの管理を10人程の職員さんが

場合によっては24時間体制で管理に当たっていると聞いた事があります。

特別柵だけでも約240頭だとして

240頭の個体の どの子がどのくらいエサ食べてるか?

毎日、管理出来ますか?ってことですよ

適切な環境って言うなら、海外の動物保護区みたいな広大な敷地を

整える必要があるのでは?と思います。

鹿苑は春日大社の敷地内に無償でお借りしている土地だと聞いています。

「国の天然記念物」の位置付けなら、もっと行政も頑張って欲しいですね!

ちょっと様子を見てきました。

人懐っこい子達は 寄ってきます。

持っていった「どんぐり」を喜んで食べます。

でも、人に慣れてない子は近づいて来ないし

小さい子や 弱い子は食べ逃してしまうんでしょうね!

(特別柵は ここよりも奥にあるのでしょうか?

ここの鹿さん達とは隔離してあると思われます。)

また、人間の食べる食べ物の味を知ってしまった子は

本来 鹿さんが食べるべき草やどんぐり等を食さなくなり

お腹が空いてるのにエサを食べない子もいるらしい。

もしくは 人間の食べる油っこい食べ物や

添加物・塩分・糖分の多すぎる食べ物を食べたせいで

消化器官に疾病をきたし、食べても栄養を吸収出来なくなってるそうです。

 

鹿苑の改修工事が始められていました。

丸子理恵獣医師が「虐待だ!」と、騒いでくれたおかげですかね?

鹿さん達にとって 少しでも良い状態になりますように!

「栄養の無いエサしか食べさせてもらえ無い」というニュースを鵜呑みにして

ドッグフードや人間の食べ物を わざわざ与えに来る人がいるそうですが

なぜ鹿苑の特別柵に収容されなければいけないのか?知ってほしいですね。

あなた達が、その様な食べ物を与えた結果です。

あなた達が鹿苑の特別柵へと鹿さん達を送り込んでいるのです。

近年、全国的に鹿の数が増えすぎて害獣として駆除に苦労している所が多いそうです。

本来なら鹿苑の特別柵に収容される鹿も、人に危害を与えたり農作物を食い荒らしたりしたので、他の地なら殺処分対象です。

奈良公園内の鹿さんだけが国の天然記念物「奈良のシカ」として保護の対象です。

保護区以外で捕獲された鹿も「もしかしたら元は公園にいた鹿(天然記念物)かも」というグレーゾーンの鹿も 保護区以外だから、すぐ殺処分って訳にいかないので

とりあえず収容。で、どんどん数が増える。

職員さんの手に負えなくなる。

このままだと、頭数管理のために 保護区以外で捕獲の鹿は 速殺処分可能という方向に

なってしまうかもですね。

奈良公園では外来種のナンキンハゼの増殖が問題になっています。

公園内の植物の生態系に影響を及ぼすので

鹿さん達のエサ(本来食べるべき草木やどんぐりなど)の不足にも繋がります。

自然のエサが不足して、農産物を荒らしたり、人間が与える食べ物を求めたりが増えてしまう原因にもなるかもですね。

夜間に エサやりに来る人達の問題もあるそうです。

本来 鹿さん達は夜間は山の中に戻って寝るそうですが

夜にエサやりをする人がいるから、それ目当ての鹿さん達が

夜間も公園内に居着くようになり

夜間の交通事故による鹿さんの怪我・死亡が増えているそうです。

 

お腹を空かせて可哀想と思うなら、

奈良の鹿愛護会では現金やどんぐりの寄付等

 受け付けておられるので、そちらへどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 


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