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Still Creek のほとりで

Still Creek(静寂なる小川)は裏庭を流れる小川の名前。といっても Windows からは騒音もきこえてきます。

再会

2006-08-22 16:18:08 | 暮らし
今日はお昼に、カナディアン・ロッキー山脈の旅でご一緒したM子さんと
A子さんに来て貰って、お昼を一緒にしました。

ついこの間のことと思っていましたが、あれからもう二ヶ月以上も経って
いるのですね。 私自身は日記風ブログで、長い間楽しんでいましたので。

お互いに、時々電話やEメールでのやり取りはしているのですが、
顔を合わせるのはあの時以来です。

嬉しいことに二人ともお元気で、バンクーバーの夏を満喫していらっしゃる
ようで、こちらまで嬉しくなります。

私より数才年少のM子さんは、カナディアンの家にホームスティして、
午前中は英語のクラスに通って勉強を続けておられます。宿題もあり
熱心に勉強して居られる活き活きとした日々の様子を伺い、頭が下がります。

また、ワーキング・ホリディ・ビザで滞在中のA子さんは、その後、仕事を
見つけて週4日働きながら、友人とのお付き合いを楽しんでいるとのこと。
また、ルームメートの台湾系の女性が、優しく人柄が良い上、カナダ生まれ
の人なので、英語の勉強になり助かると喜んでいました。

四人で昼食を食べながら、楽しかった旅の想い出や、その後の家族の様子
などを語り合い、時間の経つのも忘れるほどでした。

「また、あのグループで一緒に旅行したいですね」
「今度は、あなた方に日本に来てもらって、長野を一緒に周りましょう」
と長野県がお住まいのM子さんが、真剣に誘ってくださいます。
日本は何処も好きですが、特に長野県は良いところだと知っているので、
いつの日か、実行できると嬉しいですね。

カレは、お料理が好きで上手なM子さんに、巻寿司の上手な巻き方のコツを
教えてもらいたいとのことで、夕方帰られる前に手ほどきを受けることに
なりました。 指導を受けたカレは、忘れないうちにといって何本も巻くので、
二人にも少し持って帰ってもらいました。

我家の寿司職人の腕がますます上がったので、お寿司屋さんがますます
遠のいてしまいそうです。

06-08-21 (月)快晴

今日の出来事

2006-08-19 17:53:04 | 暮らし
今日は久しぶりに、バンクーバーの南に位置する隣町のリッチモンドに
出かけました。カレが どうしても欲しい物があるというので、
付いて行ったわけです。

カレが手に入れたかったのは、A3版の用紙が入るプラスティック・ケースで、
以前ダイソウで幾つか買ったことのあるものだったようです。
いくら探しても見付からないので店員に聞いたら、「もう扱っていない」
との返事。多分、石油の値上がりで、メーカーも採算が合わなくなった
のでしょう。

リッチモンドは、ショッピング・モールなどの開発が急速に進んでいて、
久しぶりに来た私たちには物珍しく、知らぬ間に時間がすぎます。

帰りのラッシュアワーに遭わないように、3時迄には帰宅しようと午前中には
家を出たのですが・・・・ それなのに、序での買い物で帰途についたのが
3時半頃です。 心配していたラッシュアワーに完全に掛ってしまいました。

普段だとNo.3road からオーク・ブリッジに乗るまでは、ものの数分ですむのが、
バンパー・ツー・バンパーで、殆ど前に進みません。
おかげで、空港に着陸して来る色んな形の飛行機を20機近く見ました。
一機当りの間隔が2~3分だと思いますので、ここで40分ほど掛ったわけです。

私たちは別に時間に縛られているわけではないので、ノロノロ運転もさほど
苦にはならないのですが、忙しい人たちは随分イライラするのでは?
と、時々、チラチラと隣のレーンを進む車を見るのですが、皆、意外と
ノンビリした表情です。 いつも慣れているのでしょうか。

リッチモンドは、バンクーバーの玄関口である空港があり、2010年の
オリンピックも控えて工事も多く、周辺の市街まで大発展を遂げているので、
最近はラッシュアワーでなくても、いつも車が混んでいるようです。

やっとオーク・ブリッジを渡り終えて、車が少しスムーズに動き出して
ホッとしました。 カレが何時もお世話になっている、コンピュータ屋さんに
立ち寄って、帰宅できたのは5時15分。 カレはヘトヘトになったようです。

私も久しぶりの長時間外出で疲れてしまい、夕食後、カレが見始めた「寅さん」
に最後まで付き合ってしまいました。 「男はつらいよ」の第一作でしたが、
何回も見ているのに、チョットした仕草に込められた味な演出に感心したり、
笑ったり、あげくに涙を流したりで、思わぬ疲労回復効果があり、休もうかと
思ったブログをこうして書いています。

06-08-18 (金)快晴

脳震盪を起こした小鳥

2006-08-18 15:27:58 | 暮らし
昨日のお昼のことです。

台所に続いているファミリールームで、静かにテレビを観ていたエズメと
カレの話し声が急に聞こえてきました。台所で換気扇を掛けて食事の用意を
していた私がそちらの方に目をやると、カレが エズメを抱きかかえて、
出窓の部分から外のベランダを覗いています。

「どうしたの?」
「今、向こうから飛んできた小鳥が、この窓にぶっつかって落ちたんだよ」

テレビは出窓近くに置いてあるので、小鳥がその窓に向かって来てぶつかり、
「ドーン・・・」と音を立てて、二人の目の前で落ちたのだそうです。
私もそっと覗いてみたら、枯れ葉の溜まったベランダの隅に、ウグイス色を
したきれいな小鳥が、片羽を広げたまま倒れています。

「可哀想に! 死んでいるみたいですね」
「気絶しているのかも知れないよ。しばらく様子を見よう」

そこの部分とは区切られたベランダで昼食を取りながら、私たちは鳥の様子を
見ることにしました。 エズメも心配そうに、時々そちらの方に目をやっています。

30分程で食事を終えて、近くで小鳥を良く見たら、ナント、羽をたたんで
首を動かしているではありませんか。 ヤッパリ、窓で頭を強打して脳震盪を
起こしていたのです。 生きていてくれて、ホントによかった!

みんなでしばらく見ていたら、羽を動かしチョコチョコと歩き出したので、
ホッとひと安心!と、テーブルの片付けをはじめました。 すると、その間に
飛んでいってしまったようです。 元気になって飛び立つ姿を誰も見られなかった
のは残念でしたが・・・きっと仲間の所に飛んでいったでしょう。

「窓があるのに気がつかなかったのかしら」
「窓に樹木が映っているので、雑木林が有ると思って飛び込んだのじゃないの」

一ヶ月ほど前に、ホースで水を流して窓をきれいにしたのです。 その時、
ベランダも一緒に掃除をはじめたのですが、他の用事が出来て途中で中止。
普段使わないそこの部分は、汚れたまま、ほったらかしてあります。

それにしても、この事故が2~3年に一度は起きるので、可笑しくなって
しまいます。 人間と同じように、鳥の中にも慌てものがいるのですね。

因みに、この鳥の名前を調べてみたら「Western Tanager」、"Tanager"を
辞書で引くと、「フウキンチョウ」と出ています。

鳥類図鑑によると、中南米産の鳥で夏に北上してくる渡り鳥だそうです。
写真の鳥は色から云ってメスらしく、前にも何回か見たことがありますが、
オスは深紅の頭をしているということで、まだ見かけたことはありません。
体長は、13センチ程、羽を広げると20センチはありそうです。

以前は餌箱を使っていたので、キツツキや色んな鳥を見掛けたものですが、
餌箱がネズミに荒らされるので、数年前から置くのを止めています。
でも裏の大きな雑木林のお蔭で、色んな鳥を見かけることが出来ます。

06-08-17 (木)晴れ 13~22度

夏模様

2006-08-04 20:19:54 | 暮らし
暑中お見舞い申し上げます。

先月は、日本各地に大きなつめ跡を残した集中豪雨の
大被害のニュースに、大ショックを受けました。

犠牲者の方々とそのご家族、そして被害を受けられた皆さまに
心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

これからが本格的な夏ですね。
さっそく、東京から涼しげなプレゼントが届きました。
私たちの大好きな和菓子です。有難うございます。
本当は、涼しいこちらから送らなければならないのに・・・
感謝しながら、さっそく美味しく頂いています。

中身も然ることながら、箱のきれいなこと!

手の込んだ手作りのアサガオとヒマワリの夏模様。
日本の夏を満喫させてくれる代表的なこの絵柄が、
涼しさを呼んでくれるのですね。

皆さん、元気に夏を乗り切ってくださいネ。

06-08-03 (木)快晴

カナディアン・ロッキーの旅 (36)

2006-07-23 09:02:55 | 暮らし
つい、オーヤマの町のことで長くなりましたが、一行を乗せた車は、
幾つかの湖を左に見ながら、何時の間にかケローナ市に入りました。

ケローナは周辺まで入れると、16~17万人の人口を持つ市で、中心街
を行くと、馴染みのあるマクドナルド、ケンタッキー・チキンなどファスト
フーズの店やファミリー・レストランが軒並み並んでいます。 その一画
にある観光案内所に一寸立ち寄って地図を貰ってから、今夜宿泊のホテル
を目指します。

Sさんの話によると、ケローナには国際空港もありカナダで10番目に
離着陸の多い空港で、各種航空機のための質の良い整備・修理工場がある
ことでも有名だそうです。 ここで整備・点検を受けるため、外国の航空機も
飛来するそうです。

市内を通り抜け、オカナガン・レイク・ブリッジを西へ渡ります。この橋は
カナダで唯一の浮き橋構造で、12基の箱舟で繋がれた部分の全長は
630メートル、この種の橋としては北米で最大で、50年前に建造された
もの。 この橋も耐用年数が近いので、目下新しい橋への架け替え工事が
進んでいます。2008年中に完成の予定だそうです。

橋を渡り終わると、右折して湖沿いに北上します。 Sさんも初めて泊まる
ホテルで、探しながら運転をしていますが、なかなかそれらしき建物が
見えてきません。 道も曲がりくねっているので、正確には分りませんが、
5~6キロは行ったでしょうか。 スピードも落として、見失わないように
ユックリ走っているのですが、少し心細くなってきました。

ようやく50センチ四方くらいの看板が見つかりました。
「レイク・オカナガン・リゾート この先2キロ」

湖面を見下ろす右手の木立ちの中に、遠慮がちに立っていました。
チョット瞬きしているうちに見過ごしそうなくらいに小さな看板です。
日本に較べてカナダでは、ほんとうに本当に看板を見掛けません。
特に郊外ではそうです。 自然の美観を損なわないように、
最低限に保っているようです。

Sさんの話によると、バンクーバーの郊外に何ヶ所か大きな看板が並んで
いるところがあるそうですが、それは市条例の及ばない先住民の居留地で、
そのような人たちの収入源になっているそうです。

「アッ、あった」 もう少しで見落としそうな右下の急斜面の木立の中に
ロッジの入り口がありました。 さっきの小さなサインから丁度2キロの
地点でした。 ソロソロと坂道を下りて行くと、建物が点在しているのが
見えてきました。

最初に見えたのが道具小屋風の小さな建物です。 その横に矢印が幾つも
ついた杭が立っていました。 「オフィス」と書かれた矢印の方向に車を
動かしますが、ゴルフ場を見下ろす林間に調和した建物が点在するだけで、
オフイスはみつかりません。

仕方なく引き返して、先ほどの小屋の横に立つ矢印を良く見たら、
そこにある物置みたいな小屋がオフィスのようです。
遠くを指し示すような長い矢印でなく、
「ココ」と短く書いてくれれば良いのに・・・・・。

旅なれたSさんでさえ間違うほどです。 矢印のある杭の場所からは
見えない所に、入り口の小さなドアがありました。ドアを開けて入ると
6畳ほどの広さの普通の事務所風です。

Sさんが全て手続きをしてくださって、夫々が鍵をもらって駐車場へ
向かったら、そこに「オフィス」のサインが出ているのに気付きました。
何もかも目立たないように(見つけ難いように?)するのがカナダ方式?

それにしても、オフィスの入口は通路に面しているのではなく、引っ込んだ
建物の横に付いています。 でも、横のデッキから見える湖とゴルフ場の
景色は確かなものでした。 ここを見せるために入口を横に付けたのかしら?

ここで、ちょっと一思案を要しそうな問題が起こりました。

06-07-22 (土)薄曇りのち晴 16~29度

マウンテン・ゴート

2006-07-03 10:17:57 | 暮らし
ずい分高い崖の上に、マウンテン・ゴートが休んでいます。

下から見上げると、ほとんど岩と同じ色をしていたため、
私のデジカメで撮った写真では、ハッキリ分りません。
カレのこの写真を見て、カワイイ!!

カナディアン・ロッキーの旅 (6)

2006-06-23 15:27:24 | 暮らし
更に北上を続ける私たちの前に、黒いオートバイにまたがった
黒装束のオートバイ族の一団・20人ほどが見えてきました。
Sさんはチョット手を振って見る間に追い抜いて行きます。

高速で走る車のフロントガラスには、虫が次々にぶつかってガラスに
白い染みのようにこびりつき、あっという間に乾いてしまいます。
Sさんが「一雨くると助かるのだが・・・」と云っていると降りだしました。
結構大粒の雨です。 急いでワイパーを廻すと、視界が良くなります。

ちょうどお昼時、車はハイウェイから脇道にそれて、湖と樹木のきれいな
森の中へ入っていきました。
標高1280メートルの Lac Le Jeune 州立公園です。

湖の一角にピクニック・テーブルが置いてあり、近くには、車一台に
テント一張りキャンプが出来るように整地したロットが木々に仕切られて
点在しています。
Lac Le Jeune の湖に面したピクニック場は小雨で濡れています。

ここは倉本 聰のドラマ「ライスカレー」の撮影が1986年にあった場所で、
レストランなどもあり、一時は日本人のハネムーン客や観光客が押し寄せて
賑わったそうです。
中井貴一、時任三郎、陣内孝則などの出世作だそうですね。
陣内さんは今でも時々来られるようです。

今はあちこちの林のなかに小規模の宿泊施設も見え隠れし、
落ち着いた雰囲気の素敵なリゾート地です。
カナダの一ドル硬貨/ルーニーの図柄になっているLoon の生息場所
だそうですが、あいにく数羽しか見かけませんでした。

天気が良ければ湖畔のピクニック・テーブルで食事する予定だった
ようですが、あいにく小雨が降っていたので、車の中でお弁当を頂く
ことになりました。

車の中から湖を見ていると、肌寒い中、中年の男性が独り泳いでいます。
大きなニジマスも釣れるそうです。 冬場はクロスカントリーや氷結した
湖でスケートが楽しめるとか。

全行程中、唯一の豪華和食弁当を楽しんでいると、さきほど追い越した
オートバイ・グループがやって来て、我々のバンの前にオートバイを整然と
止めます。中には、サイドカー付きの格好良いオートバイもあります。
見ると、皆中年の恰幅の良い人たちで、女の人も数人混じっています。

日本の若者はスピードを出してスリルを味わうのが目的だそうですが、
北米のオートバイ族はグループで整然と巡航速度でクルージングするのが
目的のようです。

Sさんの説明によると、ハーレー・デービッドソンなどのオートバイを買う
カナダの人たちの平均年齢は45才で、みな思慮分別のついた人達とか。
一行はオートバイを駐車すると、そこに止まっていたバンに集まってきます。

そういえば、このピクニック場に私達よりも前に数台の車が止まって
いました。我々のバンの一番近くに止まっていた黒い車が、このバイク・
グループ専用のバンだったのです。

バンから人が降りてきて後ろのドアを開け、サンドイッチと飲み物を
手渡していました。 小雨の中を三々五々歩きながら食べています。
よく見ると、口の横にマイクがヘルメットから延びています。
みんなが一斉にしゃべったら大変でしょうが、誰もしゃべっているようには
見えません。本当に静かなオトキチ達でした。

写真を撮りたいと思ったのですが、彼らの迫力に圧倒されて、何となく気が
引けて一枚も撮りませんでした。チョット声を掛けたらよかったのでしょうが。
今思い返してみて、とてもザンネンなことをしました。

写真:小雨の中、車から降りて広い湖を見に行きました。お天気の時は、
ボートや水鳥が浮いているのでしょうが・・・。
ここでの写真は、どういう訳か?・・・二枚しか撮っていないのですよ。

06-06-22 (木)快晴

今日の失敗

2006-06-03 10:33:27 | 暮らし
バンクーバーも、ハッキリしない鬱陶しい日々が続いています。

さみだれ(五月雨)と云う言葉があるように、五月は雨の多い月と
諦めていました。しかし六月も雨で始まったのですが、
そろそろ初夏らしい日が訪れるのでは? と期待しています。

今朝、カレンダーを見上げていたカレが 不思議なことをいいます。
「今年は、六月のない年なんだね」
「エッ、どういう意味?」
「もう、我家のカレンダーは七月になっているよ」
まったく、もう・・・・私のいつもの間抜けなウッカリには、
自分でもあきれ果ててしまいます。一昨日カレンダーをかえる時、
二枚一緒にめくってしまったようです。普通の人だったら、
そこで、確かめてから壁に掛けるでしょうに・・・。

そんな朝の始まりに、輪を掛けたような失敗ぶりが、
その後も続きます。

今日は、ベビー・シッティングもないし、いつも向こうから
電話をもらっている友人のK・Mさんとユックリお話しようと、
久しぶりに 電話を廻しました。

電話に出た相手の声が友人とは違うので、下手な英語で
「M子さんをお願いします」
「そんな人は、いませんけど」
「すみません。私が番号を間違えたようですね」
と謝って電話を切ったのですが、どうも聞き覚えのある声だったのです。

気になるので、あらためて電話帳をよく見て見たら、
二人の友人の名前が並んでいます。
間違えて、違う友人K子さんの番号を打ってしまったのですね。

K子さんにも長い間ご無沙汰しているので、
これはいいチャンスと思い、リダイアルしたら、
「アア、やっぱりアナタだったの。世の中には似た声の人がいるのね、
と思っていたのよ」と云うわけで、電話越しに二人で大笑いです。
積もり積もった話で、一時間があっという間に経ってしまいました。

その後、始めに話す積もりだったM子さんに掛けたら留守です。
また、他の日にしましょう。

写真:近くの公園の芝生の中に群生する野生のディジー、キンポウゲなど。

06-06-02 (金)小雨、曇り時々晴れ間あり

日除けテント

2006-05-19 17:44:22 | 暮らし
昨日は娘一家の裏庭の砂場について書きましたが、
今朝電話が掛って来て、日除けテントと小さなサンド・ボックスを
買ったので、今から持ってくるとのことです。

15年以上使ってきた日除け傘は、先日廃棄したばかりなので、
テントは有りがたいのですが、サンドボックスは如何した物かと
案じていたら、なんとプラスティック製の小さなものでした。

エズメが一人前の顔をして、今から組み立てるのだといいます。
テント一式の入った箱を開けて部品を取り出すと、パーツ・ナンバーを
調べて、エズメが庭の隅っこに仕分けして置いてゆきます。

炎天下で、紫外線も強そうなのでクリームを塗って作業を始めました。
娘は自宅のテントを組み立てているので、手馴れたものです。

エズメはパーツのキーパー、オバアチャンはパーツのデリバリー係り、
マミーはアッセンブリーと決めると、エズメも役割に満足の様子です。

この所、ややバテ気味のオジイチャンには役割が与えられなかったことが、
エズメの優越感を満足させたのかも知れません。

マミーの指示に従って私がパーツを貰いに行くと、エズメがパーツ・ナンバーを
チェックして私に渡します。 エズメの側に腰掛けているオジイチャンが
手伝うとすると、「No! This is my job」と撥ね付けています。

あっという間にテントを作り上げると、今度はサンドボックスの組み立て。
その間に私は「冷やしそう麺」を作りました。

出来上がった日除けテントは、今までの傘タイプよりも日除け効果抜群で、
しかもお日様の照り具合によって移動できます。今年初めて庭で食事をしました。
家へ来るなり昼寝をさせたコンラッドも起きてきて、自宅と違ったタイプの
サンドボックスに嬉しそうで、付っきりで遊んでいました。


06-05-18 (木)快晴

胡蝶蘭.

2006-05-13 17:12:15 | 暮らし
明日13日が満月、今夜の月もとてもきれいです。
先ほど、ダウン・タウンから帰ってきました。

数日後に日本に帰国されるK夫妻がF・ホテルのレストランに
招待して下さいました。レストランの名は "Chartwell"。
彼の英国の宰相、ウィンストン・チャーチルのカントリーハウス
から取った名で、落ち着いた赤褐色のクルミ材の壁に、
臙脂色の革張りの椅子。静かな音楽が流れています。

金曜の夜だというのに客は少なく、暖炉の近くの一角で老夫婦が
静かに食事をしています。 ウェイター達も壁に立って、こちらの
様子をみながら、すかさずサービスに寄って来ます。
まるで先日観た映画、「日の名残」の世界に入り込んだ感じです。

ユッタリと落ち着いた雰囲気の豪華な部屋で、美味しいディナーを
頂きながらの語らいは、私たちにとってはいつまでも忘れられない
想い出として残ることでしょう。

レストランを出るとホテルのロビーに豪華な花が飾ってあります。

今夜は、大きな壷いっぱいに美しい胡蝶蘭が活けてありました。
お二人に白とピンクの胡蝶蘭を頂いて、長い間楽しんだことを
想い出し、胸がいっぱいになりました。

お別れをして寂しい気持ちでスカイ・トレインを降りたら、
真ん丸いお月様が南東に見えました。これも想い出に繋がりそうです。


06-05-12 (金)晴れ

ガーデン・ファーニチャー

2006-05-09 13:56:40 | 暮らし
冷たい風が吹いていますが、素晴らしい五月晴れです。

そこで、今日はガーデン・ファーニチャーを出すことにしました。
冬の間は、我家の小屋・Walden の屋根裏に仕舞い込んであるのを
出して、レンガを敷き詰めた庭の真ん中に並べるだけです。

このテーブルの中央に、大きな日除け傘を広げるのですが、
ちょうど20年間使った傘は、さすがに色褪せて汚くなったので、
今年は思い切って取り替えることにしました。

どこも壊れていないし丈夫な傘なので、毎年「捨てるのは、もったいない!」
と思って伸ばし伸ばしして使ってきました。

「2~3日内に粗大ゴミを捨てに行くので、何かあったらどうぞ」
と娘婿が声を掛けてくれたので、これを機会に処分することにしました。

5月は、Spring Clean up と云って、バンクーバー居住者に対し、
無料で粗大ゴミを捨てる場所を市が提供してくれるのです。
勿論、5月以外でも捨てられますが、有料です。

バンクーバーのゴミ捨て場は、南のデルタ市にあります。
入口に料金徴収所があって、行きと帰りの車の重量を測るようです。
また、バンクーバー居住者かどうかは、車のライセンス・プレートで
判るようになっているようです。

今までに、私たちも何回も利用してきましたが、沢山の人たちが
要らなくなった物を車やトラックで運んできます。
材木類や普通の物は、備え付けられた場所に投げ込むのですが、
ベッドのマットレス類、金属類、電気製品などは、他の所に別々に置くように
なっています。その中から欲しい物を貰って帰る人もいるようです。

捨てられた粗大ゴミは、更に貨車で遠くへ運ばれてゆくのでしょうか。
そう云えば、「粗大ゴミと間違えて、僕を捨てないでよ」
とカレが云い、いつも笑うものでしたが・・・。 アハハハ

しかし、流行り言葉とは云え、感じ良くない言葉ですね。
今でも使われているのでしょうか?


06-05-08 (月) 快晴

地球温暖化対策

2006-05-02 13:30:14 | 暮らし
今日から風薫る五月。
爽やかな風と穏やかな五月晴れを期待していたのに、
朝から「ビュー、ビュー・・・・」と唸るような音を立てながら、
西からの強風が木々を根元から揺さぶり吹き荒れていました。
大きく揺れ動く若葉が、黄金色に輝いて眩しく見えます。

朝の曇り空は、その激しい風に吹き寄せられたのか、
もくもくとした綿雲となり、連なる山並みに被さるように広がり、
その所為で、街の上空はきれいな青空となりましたけど・・・。

昨日は友人のH夫妻に来てもらって、楽しく有意義な時間を
過しました。毎日、孫の世話に追われている者同士、
お互いに久しぶりの息抜きです。

先ずは、先日取り付けたコンピューター制御による
省エネルギー型の暖房装置を見てもらい、そのまま話題は、
最近の急激なガソリンの値上がりと、地球温暖化や異常気象などの
地球環境問題へと広がっていきます。

これも先日、NHKスペシャル「気象大異変」でみたのですが、
日本のスーパー・コンピューター・シュミレーションの予測によると、
すでに気象の異変は起こり始めているが、このまま化石燃料の
消費が続くと、北極海の氷は融け、100年後には大変なことになるとか。

我々の世代までは関係ないのでしょうが、孫子の時代には
想像もつかない大きな問題がでてくるので、今のうちに徹底して
全ての点で、省エネルギーをしていかなければならないということです。

バンクーバーが位置するブリティッシュ・コロンビア州の電力は
殆どが水力発電で、ダムを作る場所は、まだまだ幾らでもありそうです。
でも暖房・給湯用の天然ガスは、世界の市場価格に連動しているので、
5~6年前に較べ、3倍くらいになったような話です。

それが主な理由で、新しい暖房装置の交換となったのですが、
「その効果は?」とカレに問い掛けると、
「今まで55%くらいだった熱交換率が、新しいのは95%になる筈」

我家のような古い造りの家の壁は厚さ約11センチで、
間に8センチ程のガラス繊維の断熱材が入っています。
窓も二重ガラスになっている所為か、先日の丸一週間の工事中は
暖房なしで過しましたが、外気温5度に対し、
2階の室温は15度までしか下がりませんでした。

最近の家の断熱材の厚さは13センチほどで、窓も三重だと聞きます。
これからの地球温暖化対策に、最も適した家の造りなのではないでしょうか。

又、日常生活の中での一人一人のチョットした気遣いが、
これからは益々大事だと言うことを学びました。

何時もの事ながら、四人の語らいは時間を忘れて遅くまで続きました。


写真:エドモンド駅のホームに向かう歩道の、柔らかな若葉の並木道。
左側は駅のホームです。


06-05-01 (月)曇りのち晴れ

遅い種蒔き

2006-04-26 16:16:16 | 暮らし
お天気も気分も上々の一日です。

なかなか暖かくなりきれないお天気と、子守りの所為にして
放って置いた庭の手入れを今日こそは・・・ということで
久しぶりに身軽な格好で裏庭に出ました。

早春に種蒔きしようと思っていた、春菊、青紫蘇の種もそのまま。
ずい分遅くなりましたが、冬の間に作っておいた堆肥を土に混ぜて、
早速プランターに種を蒔きました。いつ芽が出るかな?

また、一昨年買った幾つかの花の種も残っていたのを思い出し、
冬眠させておいた冷凍庫を探したら出てきました。

何しろ狭い庭です。少しだけ空いている花壇に、それらの種を
全部一緒に混ぜて植えてみることにしました。駄目で元々。
もし芽が出てこなかったら、園芸店で花の苗か
すでに咲いている花を植えることにしましょう。

土を耕し始めたら、普通の雑草とは違う新芽があちらこちらに
顔を出しているのに気付きました。 その周りを掘り返してみたら、
隅々まで根が広がり、しかも土深くまで入り込んでいます。

どうしましょう!こんなに広がってしまって・・・・。
実は、この植物は数年前、娘宅の花壇の隅に植わっていたので
根を少し貰って植えたものです。ところが、雑草の一種だったらしく、
毎年抜いても抜いてもドンドン広がっていきます。
カワイイ葉っぱと小さな黄色い花・・・・つい、騙された私です。

今日は先ず、この根を抜いてしまおうと決心したのですが、
まるでタンポポの根のように土深く根を張っています。
時間を掛けて成るべく丁寧に抜き取りましたが、
生命力の強い雑草ですから取り残した髭のような根先から、
また復活してくるかも知れません。

そんなことを考えながら、忘れな草、かすみ草、金魚草、矢車草、
そして大好きなコスモスの種を少しづつミックスして蒔いて、
土をかけ水をタップリあげました。

芽が出て、夏には花が咲いてくれたらうれしいのですが・・・。

久々にたっぷり日光を浴びながら、体も動かすことが出来ました。
おかげで、普段は昼寝はしないのに、久しぶりにいい気持ちで
一時間ほどぐっすり眠っていました。気分爽快です。


写真:今日の雑草の根の一部です。まるで白い人参みたいでしょう。

06-04-25 (火)快晴

停電

2006-04-15 13:48:16 | 暮らし
夜型の私たちは、孫たちが泊まっていない時は、
どうしても寝るのが遅くなるので、朝はユックリ。

今朝、目が覚めたのは、二人とも8時過ぎです。
すぐに、電気が付いていないのに気付きました。

一昨日からの工事で我家は目下暖房無し。
その上、停電ときたら、踏んだり蹴ったりです。

心配になって近所の家々を見回して、明かりが付いているかどうか
確かめたくても、すでに外が明るいので全然わかりません。

近くに住む娘宅にカレが 電話したら、
「10分位前から停電だけど、B.C Hydro(電力会社)に電話して
詳しいことを聞いてみたら?」

電気湯沸かし器を触ってみると、未だ熱いお湯のままです。
早速カレは、教えて貰った番号に電話をかけました。
男性のマシーンの声が、スピーカー・ホーンから聞こえてきました。

「あなたの電話番号は、XXX-XXXX ですか?正しければ①を押して下さい」
「ハウス・ナンバーはXXXXですね。正しければ①を押して下さい」

指示に従って①を押すと

「倒木のため、お宅の地域は今停電になっています。
しかし、11時までには復旧するでしょう」

結局、一時間ほどで電気が点きホッとしました。

電話を受けるだけで、相手のデータベースを拾い出し、
確認して情報を伝えてくれるのです。

緊急の時や救急車を呼ぶときも、電話を掛けると、即座に、
「ハイ。 ○○さん。 どうしました?」
と、返って来るし、何も云わなくても駆けつけてくれると
聞いていましたが、電力会社のような公共性のところも、
似たようなシステムになっているのですね。

いちいち説明しなくても、適切で必要な情報が得られて安心しました。
便利になったものです。

昨日は余りの寒さに暖炉を焚こうとしたのですが、
天然ガスの元栓を工事の人に切られていました。

今朝、工事の人に伝えたら、
「ガス式暖炉だとは知らなかった。ゴメン、ゴメン」
と云って暖炉が焚けるようにしてくれました。

おかげで室温もあがり、それに外気温も少しずつ上がってきています。
工事は後数日かかりそうですが、これで先ずは一安心です。


06-04-14 (金)薄曇り

当たり前に感謝

2006-04-13 14:55:47 | 暮らし
現在住んでいるこの家に引っ越して、丁度20年になります。

間口約10メートル奥行き約45メートルの土地に建つ、
凹凸の無い封筒型の細長い建物を、バンクーバー・スペシャル
と呼んでいます。建築コストが安くあがるのが特徴です。

我家はその典型的な造りですが、交通の便が良いので、
気に入っています。今後、何処にも引越しをする気はないので、
この住まいを終の棲家として、維持しやすくしたいようです。

大概のことは自分で直すカレで、ボイラーの導火用パーツの
交換などもやっていたのだそうですが、床に這いつくばっての
作業が歳とともにだんだんキツク感じるようになったようです。

20年経ったボイラーで、故障の頻度も多くなったようなので、
業者の人に見てもらったら、まだまだ5年位は使えるとのこと。

ここ数年の暖房用ガスの値上げには、音をあげている人が
多いようですが、ガス会社は熱効率の悪い古いボイラーを
補助するから交換するようにと言って来ています。

そんなわけで、今年はボイラーを入れ替えることにしました。
今日からその工事が始まりました。数日かかるようです。
その間、暖房なしなので、ウォームビズで過すことになります。

工事中お湯が出ないと不便だろうと、臨時に小さな給湯タンクを
付けてくれました。今朝、それを取り付けてくれる迄のチョットの
間に、少し洗い物をしたのですが、その水の冷たかったこと!

久しぶりに水道の冷たい水に触れ、普段何気なく使っているお湯の
あり難さをしみじみと感じました。
今ではお湯が出るのは当然と思っているのですからね。

我々の子供時代は、井戸からつるべやポンプで水を汲み上げて
生活の全てに使っていました。井戸水は冬は少し生ぬるくて、
夏は外気温にくらべ、ヒンヤリしていたような気がします。

特に冬の朝の洗顔は気持ち良かったことなど、田舎での
生活を懐かしく思い出します。


写真:台所の窓辺で、ガラス瓶に差して置いたポトスから根が出ました。


06-04-12 (水)晴れたり曇ったり