理系お兄さんのぼやき日記

つれづれなるままに日暮らしすずりにむかひてこころにうつりゆくよしなしごとを…意外に覚えているもんだなw

はまなすと白鳥(その1)

2016-02-26 22:57:19 | のりもの
引越ししてきて、さっそく記事を書こうと思ってたけど、昨夜は早々に寝てしまいました…

さて、今日の主なニュースは北海道新幹線開業まであと一か月=切符の発売日ということで、買えた人が男泣きしてたというのが印象に残ったな。だけど東北新幹線の「八戸延伸!」「青森延伸!」ってここまでニュースになった覚えがない…まあ、あくまで既存路線の「延伸」と新線の「開業」とはちがうのかもしれんけどね。

新幹線と引き替えに去るものもあるわけで…「カシオペア」と「はまなす」そして「白鳥」が廃止になってしまいます。ノスタルジー大好きなお兄さんとしてはこれらの列車が間も無くなるほうが重大事項なのです。正直、新幹線開業なんてのはどうでもい(ゲフンゲフン

というわけで先週末にはまなすと白鳥に乗ってきました。

札幌駅の案内板

ホームに上がると、いました!ディーゼル機関車DD51が先頭に立つ最後の定期客車列車!ディーゼルエンジンのアイドル音とともに心が躍ります!

「はまなす」のヘッドマークを付けたDD51 1148

青森行きの表示

編成を眺めると「北斗星色」のDD51に続いて14系寝台車や座席車、窓配置が独特のカーペットカーで組成されています。一部の14系車両は塗装が茹で卵の殻みたいに浮いて剥がれかけてる…廃止決定してるからって、この扱いは酷いわ…そしてこの日は金帯を巻いた24系寝台車が「増21号車」として組み込まれていました。これ、北斗星からの生き残りなんだろなぁ…さて、複雑な思いが心を行き来しつつ我々が乗ったのは1号車「スハネフ14 552」こちらはお兄さんより年上の大ベテランの車両となります。ごくごく一般的な2段B寝台なのですが、客車の寝台車で寝るのもこれが最後か…自分と、同行者の仕事の都合を精査しつつ、暇さえあれば「サイバーステーション」とにらめっこして寝台を取った甲斐がありましたよ!( ;∀;)
(余談:サイバーステーションを見てて、ある日突然寝台車の空きが急増したのは「増21号車」のおかげかもしれない)


客室入口

いよいよ発車です。客車列車独特の「ガコンッ」という軽いショックとともに列車は動き始め、静かにプラットホームを離れます。ポイントをガタゴト通過し、窓から見える札幌の街並みが少しずつ速く流れ始める…さて、備え付けのシーツを広げてゴロゴロします。畳一枚にも満たない寝台でもスプリングの具合がちょうどよくて最高!こんな快適さは新幹線では絶対に味わえないぞ!

「ハイケンスのセレナーデ」のチャイムが鳴り車内放送が流れます。函館に1時間ほど停まるらしいので、この時に起きてちょっと降りることとし、少し寝ることするか!夜通し起きてようかな?とも思ったけど、せっかくの「寝台」なのに寝ないと意味がないもんなw というわけで、目覚ましをバイブでセットし毛布を被ります。ジョイント音を聞きながら横になるのもこれが最後か…としんみりしつつ、いつの間にか寝入っていました。

意外と長くなったので分割します。続きはのちほど…

※なお、車内の様子は他のお客さんや図体のでかい同行者(非ヲタ)が写り込んでしまっているので掲載しません…あしからず…