エクサンプロヴァンスでの贅沢な時間を過ごし、(お金をかけたという意味ではない。)いよいよスペインに向けて出発する。
今日はとっても長い一日になりそうだ。朝8時、エクサンプロヴァンス駅発の列車に乗り込んだ。
特急は使わず、ユーロパスだけを使い、国境を越え、バルセロナを目指す。南仏のこのルートには数々の有名な都市がある。
今日の予定
8h00 aix-en-provence to Marseille st. charle
8h47 Marseille st. charle to Narbonne
12h15 Narbonne to Portbou
14h30 Portbou to Barcelona sants (Spain)16h45着
青春18きっぷの旅といった感じだろうか?
まずはマルセイユを目指す。港町として有名なこの町。青い空に海、丘の上にそびえる教会・・・テレビでみたことのあるような風景が広がっていた。フランスに来てから初めて海をみた。かつては治安が悪いと言われていたようだが、今はだいぶ良くなってきているそう。・・・移動距離40km
マルセイユの駅で一回目の乗り換え。駅は大きくどの列車かわからず、多少迷ってしまった。乗り換え時間約5分。スーツケース、楽器を持って慌てて探す。
ぎりぎりで乗り込んだ車両はいっぱい。2人がけの席は埋まっていた。浅リンと私は別々に座ることにした。
偶然、日本人の隣の席になった。1人旅をしている20代の男性。実家が床屋さんだそうで、もうすぐ継がなくてはいけない。その前の最後の旅行なんです。ついでからは長期休暇はとれないから。と言っていた。彼は、これもなんかの縁ですからといって私たちと写真を撮ってた。
目的地が違ったため、彼とは途中でお別れになった。
さて、この列車のルートを追ってみよう。
アルル・・・ゴッホの「跳ね橋」やビゼーの「アルルの女」などで有名なアルル。ゴッホの有名な「夜のカフェ」もそのまま残っている。かつてギリシア人が支配し、さらにローマ人がローマそのままの街づくりを。その後、西ゴート族やサラセン人が侵略したが、建築群は今も美しく残っている。
アヴィニョン・・・城壁に囲まれた街は中世には巡礼路の要所。教皇も暮らした宗教上の中心地。旧市街の中心は法王庁。南仏らしく陽気で活気のある街だ。
ニーム・・・フランス最古のローマ都市。かつての遺跡が数多く残り、保存状態もいい。この地域で思い出す方が多いであろう巨大な水道橋「Pont du gard(ポン デュ ギャール)」はニームとアヴィニョンのちょうど真ん中くらいにある。
モンペリエ・・・この街からはプロヴァンス地方ではなく、ミディピレネー、ラングドックという地方になる。内陸に位置するが、水路を使った交易で栄えた街。この駅はとてもモダンできれいだった気がする・・・。
Narbonne到着。マルセイユから約2時間30分、移動距離282km。エクサンプロヴァンスから4時間、総距離約320km。
次回は、南仏の車窓を楽しみながら、列車はバルセロナへ向かいます。(世界の車窓風・・・)
今日はとっても長い一日になりそうだ。朝8時、エクサンプロヴァンス駅発の列車に乗り込んだ。
特急は使わず、ユーロパスだけを使い、国境を越え、バルセロナを目指す。南仏のこのルートには数々の有名な都市がある。
今日の予定
8h00 aix-en-provence to Marseille st. charle
8h47 Marseille st. charle to Narbonne
12h15 Narbonne to Portbou
14h30 Portbou to Barcelona sants (Spain)16h45着
青春18きっぷの旅といった感じだろうか?
まずはマルセイユを目指す。港町として有名なこの町。青い空に海、丘の上にそびえる教会・・・テレビでみたことのあるような風景が広がっていた。フランスに来てから初めて海をみた。かつては治安が悪いと言われていたようだが、今はだいぶ良くなってきているそう。・・・移動距離40km
マルセイユの駅で一回目の乗り換え。駅は大きくどの列車かわからず、多少迷ってしまった。乗り換え時間約5分。スーツケース、楽器を持って慌てて探す。
ぎりぎりで乗り込んだ車両はいっぱい。2人がけの席は埋まっていた。浅リンと私は別々に座ることにした。
偶然、日本人の隣の席になった。1人旅をしている20代の男性。実家が床屋さんだそうで、もうすぐ継がなくてはいけない。その前の最後の旅行なんです。ついでからは長期休暇はとれないから。と言っていた。彼は、これもなんかの縁ですからといって私たちと写真を撮ってた。
目的地が違ったため、彼とは途中でお別れになった。
さて、この列車のルートを追ってみよう。
アルル・・・ゴッホの「跳ね橋」やビゼーの「アルルの女」などで有名なアルル。ゴッホの有名な「夜のカフェ」もそのまま残っている。かつてギリシア人が支配し、さらにローマ人がローマそのままの街づくりを。その後、西ゴート族やサラセン人が侵略したが、建築群は今も美しく残っている。
アヴィニョン・・・城壁に囲まれた街は中世には巡礼路の要所。教皇も暮らした宗教上の中心地。旧市街の中心は法王庁。南仏らしく陽気で活気のある街だ。
ニーム・・・フランス最古のローマ都市。かつての遺跡が数多く残り、保存状態もいい。この地域で思い出す方が多いであろう巨大な水道橋「Pont du gard(ポン デュ ギャール)」はニームとアヴィニョンのちょうど真ん中くらいにある。
モンペリエ・・・この街からはプロヴァンス地方ではなく、ミディピレネー、ラングドックという地方になる。内陸に位置するが、水路を使った交易で栄えた街。この駅はとてもモダンできれいだった気がする・・・。
Narbonne到着。マルセイユから約2時間30分、移動距離282km。エクサンプロヴァンスから4時間、総距離約320km。
次回は、南仏の車窓を楽しみながら、列車はバルセロナへ向かいます。(世界の車窓風・・・)
みんな忙しいのと貧乏なのと・・・
ちょっと早めにこちらで旅行を楽しみます
スペインに行くなら、10日くらいはいたほうがいいですよ!町によって全然雰囲気が違うから、あちこちに行くのがオススメです。
スペインは直行便ないし・・・。
南仏列車の旅は本当に景色もいいし、すばらしいのですが、今ほどTGVがまだ多く走っていなかったため、鈍行列車の旅で、早朝から無理して電車乗り、景色をちょっと眺めたら、睡魔と闘って、の繰り返しでした。TGVだったら、おちつけるけど、鈍行はすぐいろんな駅に止まるし、誰でも出入りできるので、デッキの荷物が気になるので結構ソワソワしていました。
心残りなのは、南仏のものすごい堪能したい町たちに1つも途中下車していないことです。駅を通りすぎただけで、先を急いでいたので。時間とお金があったら、ぶらり途中下車の旅をしたかったです。