ダイエット４箇条

自分にとってのダイエットの信条は下記の４つだ。いつもこれを心に秘めて、努力をしている。

一、ダイエットはアタマでする

炭水化物抜きダイエット、りんごダイエット、絶食ダイエットなどなど、人間が痩せようとする場合に必要となる原理や行為を一切無視したようなバカなダイエットは、ダイエットじゃなくてただの「バカの我慢大会」。人間が活動するのに必要な栄養素とか、活動のバイオリズムなんかをちゃんと勉強して、その原則に則ったダイエットをすることこそが勝利への早道。ダイエットにとって無知は敵だ。

二、増えるときは一気、減らすときはちょっとずつ

リバウンドを回避して、安全に体重を減らそうとする場合、ちょっとずつしか減らせないもの。でも太るときは一気だから、暴飲暴食は気をつけようね、ってこと。

三、普段の生活の「まあいいか」の積み重ねが肥満度を上げる

体重を減らしてるっつーのに間食しまくったり、自分で決めたルールを破って夕食を腹いっぱい食ったりするのはまさに愚の骨頂。これは逆にいえば、細かい努力（階下に行くなら階段で下りる、遠回りして駅に行く、電車で座らない等）をしていくことが、成果に繋がるという意味でもある。

四、努力をしないダイエットは痩せることはできても「痩せ体型を維持する」ことは絶対に無理

これは、ダイエットに限った話ではないんだけど、努力をして結果を得た人と、努力をしないで同じ結果を得た人が、ある一定の結果（たとえば目標体重）に達した後、どうなるか？を考えればはっきりわかる。たとえば乗馬マシンにのって体重を減らせたとして、その後その人は体型を維持するためにその乗馬マシンに乗りつづけるだろうか？ジョギングなどの努力をして結果を得た人は、もう二度とこんな辛い思いはしたくないと思うだろうから、ウェイトコントロールに関していろいろと気をつけるだろうし、体重を減らす運動よりもずっとラクな、維持する運動はきっと続けると思う。でも、楽して目標体重に達した人は、「どうせまた機械にのればいつでも減らせる」と絶対に思うはずだ。つまり、減らした後に必ず、また元に戻る。辛い努力というのは、結果を得た後のための保険でもある。


ダイエットの最終目標は「痩せ体型を維持する」ことであり、体重を減らすことではない。そのことを忘れないためにも、辛い思いをすることは大切だと自分は思う。あとはその生活を、自分の普段の生活にシステマチックに組み込めれば、それはダイエットが必要の無い人生を手に入れたことと同じだと思う。簡単に言えば、「今後一生、定期的な運動と、軽い食事制限を続けること」ということだ。これを辛いことだと思わなくなるほどフツーになってしまうまでは、「痩せるための努力」はずっと、続けなければならないのかもしれない。