kasumiから、メールの添付で音を聴きました。
島・・・号泣しました。
今まであまり形にするってことを考えていませんでした。
もちろん、youtubeとかでは、アップしたり、聴いてもらいたいなぁ・・・という気持ちがないわけではない。
でも、CDにしようとか、ライブの時にそれを置こうとか、買ってもらおうとか、あまり意識しませんでした。
なんで??
僕は生の僕の歌を聴いてもらうことが全てだと思っていたから。
僕にとっての音楽は自己表現の一つでもあるけれど、自分自身を肯定できるアイテムでもあり、聴こえない自分へのこだわりでもありました。
最近の曲の作詞、kasumiが多いのは、僕とkasumiのインナーチャイルド、つまり内なる子どもの心がお互い聴こえていて、不思議なことに、会話をしてる。
kasumiからの情報によると、珍しいケースでは在るけれどないわけじゃないそうです。
その二人の考えていることを形にしたいと思って、kasumiが詩を書いたり、実は「初恋」という詩に曲がついちゃったからタッカ歌ってね・・・と、ドンドン変化してくんです。
大人のkasumiとも結構いろんな会話をしてるけれども、小さいタッカの気持ち、存在を見つけてくれたのが大人のkasumi。
そして、小さなkasumiを探しに行こうと思ったのが僕。
探し当てたのは、コスモスの咲いている場所。
これはkasumiもびっくりしていたけれど、特別聴いていたわけでもなく、でも彼女の子ども時代の過ごした場所。
そのkasumiが、「piano弾きたいな~~」ってつぶやいて、あっという間に電子pianoを買って・・・。
練習も、今のようになるなんてことは思わず、kasumiが自由にpianoを弾けるようになったら、きっといろんな表現が出来るだろうと思って、一緒に練習してきた。
もちろん、kasumiも目指すはステージなんて思っていなかったし、いつもいつも、「いやだ」って、抵抗していた。(笑)
でも、そのたびに一緒にステージに立ってきた。
去年、旅のうたの収録の時に、お~ちゃんの計らいで「さぁ!」のあと、僕に逢う為にの、kasumiバージョンも実は音源がある。
あうん堂のkawaiさんのマジックにやられました。
(kasumiはこの間、以前のpianoと違って立派なアーティストですよ・・って言われて喜んでいた)
kawaiさんの愛がいっぱい詰まっている、そしてkasumiの頑張りと、小さなkasumi、小さいタッカの想い、そして僕。
お~ちゃんの優しさ。
すべてが集合して、一枚のCDになってる感じがします。
小さいタッカは、とても僕に勇気をくれます。
ずっと歌をあきらめずにいたのは僕でもあり、彼でもありなんです。
見かけはタッカだけれど、小さいタッカを受け入れてからの僕は、いままでと少し違うんです。
ありがとう。
ここまで完璧な歌を形にできたこと。
感謝です。
いままで出逢ってくれた人すべてに感謝。
kasumiに「俺達やばいよ」って言ったらあっさり笑われました。
(自画自賛って。たしかにタッカの歌はうまいけどねって、すぐ自分をよけてしまうです。でも、タッカ専属ピアニストはkasumiしかいません)
でも、でも、伝わるんです。(多分kasumiにも)
きっと、きっと伝わって行くんです。
さてさて・・・・。
先に音源が出来た歌たちを飛ばす企てをしなければなりません。
どうしよっかな??
だれかいい案ありませんか?
(また他力本願だって、怒られそう・・・・)
啄木さん、いい知恵在りませんか?