10月を迎え、秋の気配

が少し感じられるようになりましたね。
Aki です。。。
京都洛北の地は一日の寒暖の差が若干広がって来ており、家族全員が喉を
やられてしまい交互にゴホゴホ咳込む状況です。
紅葉が本格化

すると京都市内は観光客でごった返すため、迂闊に車で
出歩けないのが小さな悩みです。といいつつ、今年は久しぶりに京都
市内
紅葉スポット を巡ろうかと企てており、我が生活が順調ならば後日
リポート出来ると思いますので期待せずにお待ち下さいませ ・・・
さて、2週連続で台風やら仕事やら釣りに行けなかった私ですが、この度
沈黙を打ち破るべく
秋期合宿 を敢行してまいりました。
金曜日は振替休日でしたが、海況が今一つだったので土・日決行となりました。
皆さん冒頭のネッシー(ふるっ)みたいな画像は何だか分かりますか?
(twitter 見られた方にはバレてますね。笑)
前述のとおり金曜日は振替だったので午後5時頃に出発することにしました。
ガソリン代をケチるためいつもよりもかなり遅いスピードでねちねちながらも
順調に走って行きました。
しかし真っ暗な山の中で私の車の前を勇敢とは程遠いテトテト感で
横切ろうとする

小動物を発見します。鹿には注意していましたが、
体高がかなり低いようです。しかも思ったよりも足も短い ・・・
そいつは何と

でした。野兎を見るのは2回目ですが、
欧米のそれと違い随分愛くるしい感じなんですよね。
いずれにしても私の
愛車 にぶつかりそうなので咄嗟にハンドルを切ります。
結果はおそらく
セーフ !! →
イメージ 大丈夫だったと思います。
と願いたい ・・・
その後道路脇で草を食む黒い脱走小牛

を藪睨みしつつ幸いに何事もなく現地到着。
うむ?若干波が高いかな。しかし出られないほどではないなと判断し、夢の中へ
【合宿1日目】
さて今回のメンバーは浜の発注者
ycos氏 と、カヤック技術及び経験に
まだまだ乏しい我々の良きパートナー、というか監督の
浜のミスター (→) 、そして
自称真鯛王 私 の3名です。
4時30分起床後、のんびりと準備をして午前6時頃 ・・・
3.2.1 ・・・
Departure
久しぶりの南のホームグランウド 。。。 我々にとっての
サンティアゴ・ベルナベウ とも言える
この地は季節的にまだ波が若干高いようで、出艇時に少しだけ気を使いました。(汗)
ミスター は早々に我々の実力では迂闊に手出し出来ない
玄人向けポイントに旅立たれたようです。
比較的イージーなポイントをねちねち攻めますが全くアタリがありません。
海の色が妙に
エメラルドグリーン で最近通り過ぎた台風の影響なのか恐怖の水潮のようです。
考えれば昨年、某所にイカ釣りに行って水潮に惨敗した時と同じような海の色ですわ。
ycos氏はなぜかこの海域では珍しいタッチーなんぞを釣り上げてますが、私には全くアタリどころか
御触りさえございません。 まずい ・・・ いかにも釣れないパターン。
GPSに打ちこんだマイポイントを巡りますがどこもあきません。
そんな時でした。ゆっくりとパドリングしている最中,何気に左後方を眺めようと体をねじった
瞬間、どうもパドルがロッドホルダーに差し込んであるティップラン用ロッドのリール
下部を押し上げるような形で干渉したらしく、はっと気がつくとロッドが海上に浮いて
おりました~
!!
さようなら
メジャークラフトクロステージ CRJ-782SC & ダイワエメラルダスインフィート 2506W
→ ロッドは若干長めで使いづらかったですが、リールは値段の割にとても優秀でした。
そして今までありがとう
思えばこの場所では愛用のランディングネット、そして真鯛を失いました。そのどれもが奉納後、
暫くの間微妙に浮いているんですよね。 ああ、届きそうと思った瞬間、ぷくぷくと浮かび上がる水泡
と共に去りぬといった共通感が若干笑えました。(泣)
今回もビンビン玉を沈めてひっかけようと試みましたが結果は最初から分かっていました。
そんなことしても無駄だってことを ・・・ 結果は間違いなく
アウト~ !! (→
イメージ)
愛用のロッド&リールを無様な形で失い気分をかなり悪くした私は意を決してycos 氏に海上相談を持ちかけます。
行こう !! ミスター のもとに 。。。
このまま1軍と2軍の間を往復するような釣果しか得られない選手で終わりなくなかったのです。
1シーズンでもいい、1軍のままシーズンを終えたいと。
ミスターは我々にとってはとんでもない沖におられました。単独で来る事は決してないでしょう。
正直に言うと怖いです。
ミスターはミスった、もしくはその後ミスってしまう傷心気味の我々(
続きはWEBで)を温かく
迎い入れてくれました。そして熱いポイントへ皆で向かいます。
ミスターはすでに良い結果を出されています。そしてさっきまで根掛かりと格闘していたはずの
ycos 氏までもがまさかの展開で・・・ (
続きはWEBで)
最近彼は運を味方につけているようですね。
いらつく うらやましいなあ~。
“ And you , ycos ? ” 的な 。。。
しかし今回は私にも久しぶりに何らかの女神が微笑んでくれました。
がつがつがつんと80g鯛ラバにガツンと来ました。竿を叩くその引きは
間違いなく真鯛であると確信。いつものリールと違い今回のリールは性能
が良いのかドラグの感じも塩梅良く、楽勝でした。水深は75m。
水深が深いとイッツICVではきついんです。
しかしここでまたトラブルが。 ランディングネットにスロジギ用ジグの
フックが絡み込んでおり、使用不可の状態に陥っていたのです。
どうしよう。 取りあえず目の前にいる ycos氏に海上相談を持ちかけます。
ycos氏からネットを借りようとしますが、水深10mを切ったあたりから
疲れたであろう真鯛がするすると上がって来てしまい、彼がこちらに近づく
よりも早くいつもの
ぷっか~ん。
どうしよう。(汗) 見るとフックは1本が唇の皮に引っかかっている状態
でした。でも皮は分厚そうなので、取りあえず口を海上に浮かせて空気を
たっぷり吸わせることに。しかし何回もびしゃびしゃと暴れる姿に前回の
屈辱を思い出します。もうええわ。ycos氏が近づこうとした瞬間、グリップ
を真鯛の口の中に突っ込んで無事ゲット ! (実は2回スカりました。汗)
焦りはしましたが、かなり冷静に対応出来ました。
お久しぶりです。
真鯛王 68cm 久しぶりなので画像も大き目ダイっ
ああ、久しぶりの感じ。満足です。それと同時に鯛の呪縛からも解放された気がします。
これからは鯛に限らず様々な魚種を楽しんで釣り鯛と思います 。。。
ちなみにビンビン玉80g使用です。
私は今まで自分の道具類について語る事をあまりしてきませんでしたが(そんな資格がないと思っていた。)、
KFも2年目ですし、ちょこちょこと伝えていこうかなと思っています。
今回鯛ラバに使用したリールはこちらです。
ダイワ ミリオネア ICV 100L ずばりヤフオクで購入しました。
私は小学校の頃、物凄いダイワファン(当時はほとんどダイワファンだったような気もしますが)で、
寝ても覚めてもカタログばかり眺めていました。当時、とにかくベイトリールが欲しくてカタログを一目見て
惚れこんでしまったミリオネアワインレッド色をなけなしの小遣いを叩いて購入しました。
当時で1万円くらいだったのかなあ。いまでも大切に持っていますのでまた機会があれば紹介します。
時を経て、私が親父になってふと鯛ラバ雑誌を眺めていると懐かしいミリオネアの文字を見つけました。
ブラックボディにゴールドを散りばめたこのリールに一目で心奪われてしまったのです。
親父にとっては高価なものなので、ヤフオクで中古美品を探し出し、昨年もしくは一昨年購入したのです。
それ以来、何だか使うのが勿体なくて専ら家で眺めてニヤついていたのですが、そうも言ってられないので
久しぶりの南釣行に合わせて使用する事にしたのです。
使い心地も良く、私にとっては最高のリールです。 現在ダブルハンドルにするかどうか悩んでいます。
ちなみに私は釣りに応じてライトハンドルとレフトハンドルを使い分けるようになってしまいました。
基本的にカヤックに乗っている時はレフトハンドルの方が圧倒的にやりやすいのですが、スローピッチ
の時はライトハンドルの方がアクションしやすい、と言った塩梅でちょっと困ってます 。。。
その後、風と波が強くなって来ました。ミスターが戻られたら我々だけでは少し不安になったので、
後ろ髪を多少引かれましたが、微妙な横波を受けながら必死で出艇場所に戻りました。
ここで小さな試練が。この浜は波打ち際で粗相を起こしやすいと聞いていましたが私も
やらかしてしまいました。ひっくりかえる

までは行きませんでしたが、
艇の上に置いといた鯛カブラ2つと先日購入したばかりのダートマックスティップラン用
エギを奉納。(泣)ちなみにド忘れしたメーカーのエギは翌日浜に打ち上げられていたのを
ycos氏が見つけて無事手元に戻りました。(笑) ありがとう !
ティップラン用のロッド&リールを失ってしまったのでカヤックでは使いたくなかった
バイオマスターを引っ張り出し(潮に弱い・オーバーホール7000円!)、あろう事か
鯛ラバ用ロッド桜魚とのセットでティップランもどきを行う羽目に ・・・
でもあっさり釣れました。
何とかなるもんです。ハイシーズンは何でも釣れるような気がします。
でも本日は水潮がひどく後が続きません。他の人も同じような感じです。
水潮の時はイカはだめですね。いるにはいるのですが、ポイントがかなり限られるようです。
去年、今年と同様の経験をしたお陰で勉強になりました。
こんな時は釣れないイカで粘るよりも、まだ魚狙った方がマシかもしれません。
イカ坊主なんて精神的にも良くないので。
さて今日は終了 ! と戻る途中、海の上に元気に泳いでいる人がおるなあ~、しかも平泳ぎやん と
思った瞬間姿が見えなくなったので、こんなところで潜水するなんて随分
ワイルド な人だなあ、
とじろじろ眺めていると、また浮かび上がりました。良く見ると小さな子供のようです。
年齢4~5歳の大きさなんかと思った瞬間、そんな訳ないかと思い更に観察してみると何と ・・・
海ガメちゃん
個人的には海ガメ大好きなクチなので、非常に嬉しかったです。
近寄って写真を撮ろうとすると潜水して姿を消してしまいました。危険を察知するようです。
冒頭の画像で何となくそれらしい姿が確認できましょうか。
色々ありましたが何とか1日目終了しました。
《本日の釣果》
ひっさしぶりの
真鯛王 68cm × 1
画像省略の イカ 胴長 18cm × 1
その後明日に向けて片付けをしました。
ミスター も本日の釣果は納得が行かない

との事で
合宿決定、皆で仲良く地元の温泉に行き入浴、軽く背中を流し合い(うそ)、これまた地元の
さびれた 鄙びた
スーパーであ~でもないこ~でもないと30分ほど悩みつつ清水の舞台から飛び降りた感じで1つの弁当(結局寿司にした)を購入し、
夜は
ミスター にお酒をいただきながらお互いの身の上話に花を咲かせ夜は更けていきましたのね。
早めのPM10時過ぎには解散&就寝。夜間雨音で目を覚ますも、お酒も入ったせいか朝までぐっすり。
【合宿2日目】
そしてまた午前6時前後に ・・・
3.2.1 ・・・
Departure
しかし水潮は改善されていないようです。
この日は鈴鹿サーキットでFI日本グランプリが開催されるらしく、帰路時の渋滞を避けるために
午前11時上がりと決めていました。
ミスターも遠出はしないと言われていたので近場でうろつくも行動に精彩を欠きました。
でも日頃行かないエリアにも足を延ばしましたし、次回に繋がるからOK牧場。
時間もないし取りあえず鯛ラバでもするかと適当なところで落としこんでいくと
意外なところでアタリがありました。型は小さいけど竿を叩くそれはやはり ・・・
真鯛嬢 35cm です。 小さくても2日続けての真鯛ゲットは合格点です。(自己評価)
ちなみに最近使用頻度の高いソルティーラバー60g使用ですよ。
他の二人はイカメインのようですが、やはり苦戦されてました。
私もティップランロッドがあればもう少し時間もかけたと思うのですが、
なにぶんティップランもどきゆえ、早々に諦めて出艇場所に戻ることに ・・・
すると昨日の海ガメポイントで、またおりました。
ありがとう。君はここに居着いているのだね。そして私を祝福してくれているのだね。
と勝手な解釈をして本日終了。
真鯛嬢 35cm × 1
イカは坊主でした 。。。
ああ、ティップラン用ロッド購入しなくては。誰か中古で安く譲ってくれないかなあ~。
はっきり言いましょう。今回は
ミスター がいなければ悲惨な釣果だったに違いありません。
この考えはycos氏も同意していました。
下手したら合宿でイカ1杯なんてこと ・・・ 、その可能性十分ありました。
それとミスターと2日間共に過ごしたお陰で色々勉強することが出来ました。
この経験は今後私のカヤックフィッシングにも良い影響を存分に与えることに
なるはずです。(いや、そう願いたいです。)
ミスター どうもありがとうございました。
[M/V]"カラ" KARA - MR.
ちなみに私は
本家ミスター が得意とするカンピュータが好きなタイプです。(天然です。)
今回の合宿はとても有意義なものでした。 楽しかったし。
しかしやり残したこともあります。
イカ です。
ではイカ浜で。(笑) イカ大量ゲットしないと気が済まない~