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Walk on the Wild Side

  ワイルドサイドを歩け ・・・    May the “GASA” be with you.

新日本海紀行(イカ編)

2014年09月17日 | イカ

   




■ 平成26年9月15日(月) 


  ターゲット : アオリイカ (狙うはトンカツサイズ)
  時   間 : AM 8:00 ~ AM 9:30
  天   候 : 晴れ時々曇り
  釣   法 : ティップラン
  ロ ッ ド : テイルウォーク SALTYSHAPE ティップランナー 610ML
                           (ダイワ カルディア 2506H)
  ル ア ー : バレーヒル スクイッドシーカー 30g 色適当
  同 行 者 : 家族&長男のマブ達家族




まずは最近、必要に迫られて行っていたカヤック修理から 。。。


   


最初はドキドキ。 でもやってみたら案外楽しい。


   


浮きながら現在も修理進行中です。(FRP加工終了。次はゲルコート塗り)
本件については、今後同様のケースが起こった際の自分の備忘録として、別途掲載予定です。


   


材料は最寄りのホームセンターで全て揃いますよ。。。 自分でやれば安上がり。




皆さま、三連休は如何お過ごしでしたか。 案外風が強かったせいで、予定変更を余儀なく
された方もおられた事でしょう。

私の方はと言いますと、3連休の初日は子守り、2日目はビワマストローリング、3日目は
家族を大々的に巻き込んで大義名分を確定させた上でのティップランと目論んでおりまし
たが、2日目は風が強かったため現地到着後に危険と判断して出艇を断念しました。最近、
琵琶湖での遭難事故などが相次いでいます。慎重な対応を心掛けたいものですね。
釣りという趣味は一生物。保有スキル以上の無理は絶対禁物です。
(特に私は人よりもどんくさいので、出艇ハードルも低めに設定する必要があります。)


   



現地到着は午前7時。家族がいるため、この時間の現地到着が精いっぱいですね。
皆が楽しめるようにデイキャンプのセッティングをそそくさと行い、急いで 私は海上の人
となりました。
(ちなみに駐車場は満杯でした~。エギング季節の到来を肌で感じる瞬間です。)


   



長男の友達(マブ)家族も呼んでいるので、私が釣りに没頭するために天が与えてくれた
貴重な時間は何と驚愕の小一時間。
しかし、不調だった昨年よりもイカ、特にやる気のあるイカがちゃんと居てくれさえすれば、
釣れるティップラン釣法のことですから、何とか形にしてくれる・・・ という目算はあり
ました。  去年はしっかりと釣れなかったのです。。。


   



結果は小一時間で推定11杯。12杯かもしれませんが、まあどちらでもいいでしょう。
サイズは事前情報のとおりコロッケサイズ~トンカツサイズまで均等に釣れました。
思ったよりもサイズが良いのが釣れた印象です。緩めの設定とは言え、ドラグを出される
個体も居て、デイキャンプを兼ねた片手間釣行としては十分満足出来ました。
(本音はずっとやりたかった・・・)


   



この時期は水深10mあれば十分ティップランを楽しむことが可能です。剣先イカ(マイカ)
とは違い、アオリは身近にいるため手軽に狙えるのがいいです。味は両者ともトップクラス
なのは言わずもがな。。。今年は家から近い場所のアオリポイントを開拓して、来たる寒ブリ
シーズンに備えたいと思います。(つまりガソリン代節約ということです。)

ティップラン用のエギは3年前?に大人買いしたものを適当に使い回しています。真剣に
考え過ぎると、ジグ同様無駄に本数が増えますし、プロでもないし、更に相手がイカだけに
ほどほどに対応するのが良いと思っています。ただ、去年自分の中のヒットカラーを根に持
っていかれてしまい、何となく心細いのも事実です。(笑) 緑と紫が入り混じった、グッズ
としては収集の価値などない下品なものでしたが(失礼)、なぜかイカには効果抜群の逸品
でした。魚類、ツツイカ類、甲殻類の気持ちは一生分からないでしょう。


今年は何回行けるか分かりませんが、適当なのも面白くないので、少しだけ工夫もしたいと
考えています。上手くいったら公開しますね。(大したものじゃない)

しかしティップランは抜群に面白いですね。最近はGTR(グランドティップラン)という
ものも流行りつつ(流行らせつつ?)あるので、船などをお持ちでない方も是非試されたら
どうかなと思います。私は夜磯でGTRを試してみたいです。


   



9月は家族行事がてんこ盛りなので、思うように釣りには行けませんが、大物を狙うだけが
釣りではありません。スモールフィッシング強化月間として、楽しい釣りを考えています。





新日本紀行 テーマ曲 作曲:富田勲 坂田美子



この曲聞いてピンと来た人は、私ときっと合うでしょう。。。





良い季節になりましたね。 皆様もそれぞれの釣りをお楽しみください。

ではまた。    台風来るなー

Get It On

2014年08月31日 | イカ


   Chase - Get It On
   




■ 平成26年8月29日(金) イカメタル :   雲丸


  ターゲット : マイカ(若狭名)
  時   間 : PM 6:00 ~ AM 0:30
  天   候 : 曇り時々小雨
  釣   法 : イカメタル
  ロ ッ ド : メジャークラフト KGE-S732NS/st(+ ダイワ イッツICV150L )
          テイルウォーク SALTYSHAPE METAL IKA(+ ダイワ ミリオネアICV100L )
  ル ア ー : ダイワミッドスッテ METAL / 脇漁具 鉛スッテ 等  12号メイン
  同 行 者 : 某デザイナーのLARRY さん

さて、前回の記事と話が前後しますが、釣果的にもこちらがメインなのは明白でありますし、
状況を色々と勘案した結果、今年のイカメタル参戦はこれにて打ち止めと判断し、今後の
釣行に役立てたいので、覚書としてしっかりと要点を書きたいと思います。
また、今シーズン若狭地方でイカメタルをされる方や今後始められる方々の参考に少しで
もなれば幸いです。


  最近腹筋強化中 Aki  です。




今シーズン最後のイカメタル、どの船も週末は満杯打ち止め状態、しかしこのまま終了は
避けたい私は不本意ではあるが、時間休を取って雲丸に乗船することにしました。
若狭地方大飯の青戸マリーナを本拠地とする雲丸は今シーズン3回程予約を入れましたが、
厳密に言えば1回目は既報のとおり諸事情による船替りとなった為、2回目の乗船となり
ます。

雲丸は各メディアへの露出も高く、釣りビジョンなどにも度々登場する人気船。去年も予約
を入れましたが、天候不順のため半夜便が涙の欠航となり 、その直後に出艇した深夜便では
人の気も知らずにマイカボッコボコと相成りまして、その悔しい思いを何とか晴らしたい一心
太助で、ホームである丹後遊漁船を控えて集中的に若狭地方の同船に乗ることにしました。


   



ここで雲丸への乗船で私が感じた特徴(特記事項)を先に云います。


 ①釣り座はジャンケンで決めるため、集合時間は出船時間の30分前で良く、時間を有効
  活用出来る。


   ・・・ 青物狙いの場合は、やはり有利なミヨシ、トモを狙いたいため、早め早めに
      現地に行くようにしているが、イカは釣り座が釣果に与える影響は少ないと
      思うので、この制度で良いと思います。(この考えは人それぞれ)



 ②船が大きいがゆえに一人分に与えられるスペースが非常に広い。

   ・・・ つまり非常に快適に釣りをする事が出来ます。前にも言いましたが、私は
      遊漁船に乗ると一心不乱に釣りに集中して食事も適当に済ませるタイプなの
      ですが、この船ではしっかりとした弁当を食べ、時には珈琲タイムを入れ
      てもいいかなと思わせてくれます。それくらい心地良いですね。
      ちなみに釣りビジョンなどで見かける(見かけた)船は、昔の普通サイズの
      船であり、新しい船とは比べ物にならないと思います。各自一つずつ専用
      イケスも与えられるのも好印象ですね。 (帰港時にイカ〆)


③大光量照明LED搭載

   ・・・ この船の自慢は広さばかりでなく、半端ない大光量照明LEDにより、イカの
      寄り付きがおそらく他船よりも優れていると思います。この点については、
      雲船長も他船に負けない点として自信を持っているとの事でした。
      渋った時の減灯によるイカ高活性化にも高い効果を与えます。(実際あった。)



 ④船長が情熱家

    ・・・ これはどういう事かと言いますと、船長自身が現役バリバリアングラーであり、
      イカメタルとアジング知識が豊富であることは言うまでもなく、新しい船を
      造るにあたって、かなり釣り人目線で意見を出されているはずであり、よって
      このような素晴らしい船が出来上がったのだと思います。
      この点は名カヤックであるデスペラードをこの世に送り出したレインボーの
      中谷さん とも共通する部分だと思いました。自分が釣りをする時に快適で
      楽しめるイメージで船を造られたんだと思います。前回隣に座られた事情通の
      方にもお聞きしましたが、船長は相当な努力家のようですし、今回色々雲船長
      とお話をする機会がありましたが、その言動からも熱く楽しいものが伝わって
      来ました。




若干長くなりましたが、正直な話、当初は有名船といっても実は大した事ないんちゃうの?
と秘かに思っていたのですが、実際乗ってみた印象とのギャップがかなり大きかったこと
もあり(もちろん良い意味で)、まるで癒着でもあるかの如く褒めちぎっておりますが(笑)、
まあ、遊漁船に乗って仮に貧果であったとしても、諦めがつく船の一つであることは間違い
ないでしょう。以上、明るい、広いことについて、具体的なデータを持っていませんが、
今回の画像を見ていただけたら何となくご理解いただけると思います。



   


雲丸は定刻の午後6時に本拠地である青戸マリーナを出発します。


今回の同行者は某デザイナー?の彼。私と同じくデスペラード乗りで、釣りにファッション
センスを持ち込むなど、タナゴからGTまでのスタンスがハゼからGT(靴?)までの私と
酷似している事もあり(笑)、今シーズンのイカ戦線を共に闘っている次第です。
(といってもたったの2回だけど・・・)
そんな小洒落粋な彼にジャンケンを任せた結果、堂々の2位!! 私の眼は間違っていない
ようであるが、前回同様なぜかミヨシ側はトモに比べて人気薄のようでした。ミヨシ希望の
我々には好都合。


   



釣り場までは小一時間といったとこでしょうか。小浜湾口を抜けて常神半島が見える沖合
がポイントです。良いポイント選択、船長の腕次第といったとこでしょうか。


   


一人分のスペース広し。猫ひろし。



釣り開始。水深は70m程度ですが、この日のイカの泳層は最深で40m程度、最浅で
18~19m程度でした。

釣り開始第一発目のフォールで、あろうことか隣の小粋な彼の剛竿がひん曲がっている
じゃないですか。余りにも早すぎる想定外のアクシデントに恐れおののく私の気持ちとは
裏腹に・・・



   


がーん。 おめでとう。 型良し。一撃必殺の図 船中ファーストヒット賞ゲット!! (賞品はなし)


出だしは船中ポツリポツリといった感じで、ベイトの寄りも今一つで、渋い感じの前回を
上回る渋さに素直に意気消沈の私。しかし、船長自慢の大迫力照明が少しづつ効いてくると、
明らかにデカい感じのイカが私以外のアングラーに釣れ出します。ミヨシ反対側の方々も
胴長推定35cm超の個体を持って恒例の写真撮影を行っています。デザイナーの彼も
コンスタントにイカを釣り上げ、気が付くと6対0位のスコアになっています。焦る私。(汗)

何かがおかしい・・・  取りあえず普通サイズ+αのイカ1匹を釣り上げますが、その後
小一時間の沈黙に異変を感じた私は、ロッドをしゃくりつつ、血眼になって見渡す限りの
アングラーを見つめ、自分との違い、不釣の原因を探ります。(これが功を奏しました!)
あまり釣れていないのは、私と隣のご夫婦参加の旦那さんの方です。ちなみに奥さんの方は
はっきり言ってこの日の状況下では爆釣モードに近い感じ、奥さんのトモ側の女性2名も
同じく爆釣モードに入っています。まるでレディースデイ さながらの釣れっぷりを
目の当たりにし、一つのことに気が付きました。 


   どうやら私はしゃくり過ぎ・・・    しゃくれじゃないよ


前回の記事にしゃくりパターンを書きました。通常良く目にするのは、小刻みにしゃくって、
大きくあおってテンションフォール→ステイ的な感じだと思いますが、今回の私は意識的
に前回以上のしゃくりを仕掛けていました。
というのも、先日、丹後の遊漁船で強めのジャークが有効であった情報を事前に 鉄人 より
キャッチしていた事もあり、専用のエギメタルなるものも購入し、頭の中は完全に激しい
しゃくり= デカいか連発というイメージに占領されていたのです。
(無論、鉄人 さんの情報が間違っていたわけではない。丹後と若狭の違いを理解するのも釣り。)


   


ほんまに素人? 見事な釣れっぷりの女性三人衆


トモから3人の女性が、デカイカを連発しているのには間違いなく理由があると観察した結果、
この日のデカイカは超ショートバイトであり、しかし少ない動きのスッテには素直に乗る傾向
にあることが分かりました。水深は20m付近にデカイカがいるらしく、女性の動かしている
のが分からないくらいのロッドワークにがんがん反応しているようなのです。


ただ、如何せんジギングで慣れてしまった右腕は、そのソフト加減が難しく、抑えている
つもりでもついつい大きくしゃくってしまうため、デカイカにはフィットせず、釣れるのは
女性ばかりで、左舷男性陣は基本的に指を加えてその雄姿を眺め続けました。。。 

茫然自失 の私に救いの手を差し伸べてくれたのは雲船長です。雲船長の言葉を覚えて
おきましょう。


 ①去年までは結構なんでも釣れたけど(例えばナイロンラインでも)、今年のイカは神経質
  かつセレクティブ。アタリも小さく、専用竿を使用して、優しく柔らかく誘ってやらないと中々
  スッテに乗らない(釣れない)傾向にある。
 ②今日は正にその傾向が顕著であり、ジギンガーが泣きをみるパターンに違いない。
 ③PEは0.3号が良い!?アタリの出方が全然違う。(!)
 ④このところのアタリスッテカラーはピンク色。



船長は私の横に来ると、私のロッドを手に持ち、神経質なイカの釣り方を教えてくれました。
前から見ていて分かっていたのですが、その誘い/しゃくりは、そんなんでええの?と思う
ほど一見頼りなく、かつジギング経験者には物足りないものです。12号のスッテの重みを
ティップで辛うじて感じられる程度で、つんつんっといった感じで誘うのです。イカメタルの
醍醐味を感じることは出来ないかもしれませんが、雲船長が釣りだすと、ぱっとイカが
釣れるのでこれが正解なのです。ちなみにつんつんっ後のステイ時、ロッドのティップが
目線もしくは若干上の位置にくるようにすれば、船が揺れてもアタリを見つけやすいと雲
船長が仰ってました。


ここで前述の特記事項を追加します。

 ⑤船長が隣で釣りをしてくれる時間があり、釣り方を指南してくれるなど非常に勉強に
  なる。



  ・・・  船長は話好き、釣り好きであり、どうやら皆の状況を観察してくれているよう
      で、適宜アドバイスを兼ねて横で釣りをしてくれます。(絶対ではない。)
      釣れない人も船長のアドバイスを受ける事が出来ますし、学ぶという姿勢が
      あれば効果は絶大であると実感しました。釣れない人には自ら釣ったイカを
      分けてくれたりもします。私も当初、イカが中々釣れなくて、船長が釣った
      スルメイカ大を分けてもらいました。(笑) 困ったら話好きの雲船長に積極的
      に声をかけることをおすすめいたします。




さて、船長直々のイカ釣りメソッドを注入した私は、遅まきながらそれまでの不釣がウソの
ようにセレクティブなイカからの微妙な信号を受ける機会が増え、楽しくなってきました。


   


沈黙を破ったイカダブル。 最高の気分。

これを機に、型の良いイカが飽きない程度に釣れ出します。


   


少し落ち着いた我々ご一行様(といっても二人)はコーヒーブレイクに興じます。 

この船はちょっと 珈琲 を飲みたくなるような感じなんです。ある意味落ち着きます。。。
 (LARRYさん、御馳走さまでした。)




がしかし、隣を見れば女性陣が我々以上の猛スピードでデカイカを釣り上げています。私が血反吐を
吐くような勢いで(実際には吐かないが)ガツガツ釣るサイズよりも、一回り大きい のです。



もう一度眺めますが、ほとんどロッドが上下していません。まさかの放置プレイ?
いや、ごくたまに誘いをちょんとかけておられるようですが、その他はじっとティップを
眺めているようです。これは相当の玄人に違いないと奥さんに声をかけてみると、なんと
何とイカメタル初挑戦との事。いやいや、釣りは結構してはるでしょとまた聞くも、答えは
全然・・・ がーん。 何とか追いつきたい私は、それまで“チョンチョン”と誘っていた
ロッドワークを“チョン”に切り替えてステイの時間を増やしてみます。

す、するとどうでしょう。


最後の最後にデカイカ連発!! 


    思わず、 なんでやね~ん・・・    んー   んー   んー

  

このメソッド、凄い。 こりゃ 正に Method of Modern Fishing でないの?


こんな事であれば最初から完全コピーしておけば良かったと素直に思いましたが、それは
それでなかなか難しいですよね。それなりの誘いをかける方が分かりやすく面白いので。。。


   



そしてイクメンのLARRYさんが最終的に導き出した答えは・・・、 放置プレイ 

でも釣れました。隣の旦那さんも奥さんの面倒を見ている時、置き竿でデカイカかかりました。
放置しても波の上下が良い誘いになっているのです。つまり・・・、そういう状態なんですよ。
ただ、これを イカメタル釣法 と呼ぶには若干抵抗があります。(笑)  でもお土産ほしいし




今年は丹後も若狭も(越前も)、剣先イカが難しいのは周知の事実。丹後では少しだけ
入れ乗りの時期があったけど、それもごく僅かの出来事で、台風2連発後は全体的に
渋い状況に陥っています。こういった状況の中で、如何にイカを攻略するのか考える
事が自分の実力を伸ばすと思いますし、次回以降の釣りに良い影響を与えることは
間違いないでしょう。

この日、29日は丹後も若狭も今二つの厳しい状況でしたが、この雲丸は絶好調の部類
に入るのではないでしょうか。LEDの影響かもしれませんし、たまたまスローな誘いが
当たったのかもしれませんが、やはりイカ釣りに長けているこの船を選択したことが
間違いでなかったと思いました。 女性陣にコテンパンにやられたことは少し残念でしたが、
推定竿頭の前回22杯よりも今回の方が圧倒的にデカイカが釣れたので、満足度は前回を
上回りました。しかし同船した女性陣の釣れっぷり、それは見事なものでした。圧巻! 


   


私の専用イケスにも無事にデカイカ達が収納されていきました。本当に最後の小一時間の事でした。 セーフ。




【本日の釣果】


   


 マイカ17杯 (+雲船長に頂いたスルメイカ大1杯持ち帰り)
 画像に写ってないものは沖漬にしています。沖漬のタレは私が推奨する 11 のそばつゆ(確か180円位)


 最大サイズは胴長32cm。 良い型が揃ったので余は満足じゃ・・・



   


アオリも美味しいけど、アオリほど甘すぎず、ちょうどいい・・・
天ぷらが最高に美味しいです。もちろん天つゆは沖漬で余った11のそばつゆを使用。無駄がない。




以上、長々となりましたが、今回は雲船長とブログでは言えないような楽しい話もたくさん
出来て満足しています。

はっきり言いまして、今年、特にこれからイカメタルを日本海で始める人は、釣果的には
期待し過ぎない方がいいと思います。(もちろん良い日もあると思いますが・・・)
昨年であれば爆釣パターンも経験出来たかもしれませんが、今年は厳しい状況を前提に、
渋いイカとの対峙を勉強されるといいと思います。来年は好転するかもしれません。これは
アオリイカの状況とも似ているとも思います。毎年不調という訳でもない。といった意味で、
雲丸を大いに推薦する私でした。今回教えてもらったり学んだメソッドは、マイカに限らず
ティップランや現在計画中の釣りに生かしたいと思います。


次に雲丸に乗るのは、話題のタルメタルになりそうですね。



   Chase - Get it on (retro video with edited music - 70's Jazz-Rock Fusion) HQ
   





今回、女性陣が涼しい顔でデカイカを連発していたのを見て、昔うちの嫁が天草の遊漁船
で一緒に釣りをした時に、“あっ、なんかついてる”と言って40cmオーバーの見た事もない
大カワハギを釣り上げた時の事を少し思い出しましたね~。(笑)
嫁にとっては何の価値もなさそうな感じでしたけど。。。


それと雲船長語録を他に思い出しました。 現在船長は青物には興味がなく、一番楽しいのが
アジング
だそうです。それもアジは40cmはおろか、50cmも狙えるそうです。
アジも40cm超えると、もはやアジの域を脱し、別格ですよね。非常に興味があります。
(現在はオフシーズンとのこと。) ※ここでいう青物はブリ・ヒラマサ類

それと、イカ釣りも爆釣50杯オーバー みたいな感じよりも、竿頭が20~30杯程度、
最低が10杯くらいの日が最高に面白い
と言われました。今日がまさにそんな感じ。
釣るべきイカは必ず水中に存在するが、頭を使わないと釣れない状態で、イカとの駆け引きが
非常に面白かったです。




今回の釣行で確実に引き出しが増えました。 (言いすぎました。単なる錯覚かもしれません。)


それでは皆さん、雲丸 で Get it On  



ではまた。  


Midnight Flyer

2014年08月16日 | イカ


   



こんにちは。 Aki です。


金曜日の夜から京都は大雨模様です。
雨だけでなく、雷も伴っているようで、ゴロゴロと音がする度に飼い猫のプリン(三毛猫)が
どこかに隠れてしまいます。 


本日も天候次第ではビワマス狙いに出撃する予定ですが、鯖街道の道路状態も気になりますし、
家の近くでも小さな川が氾濫したりしているようなので、さすがに釣行は控えたいと思いまして、
たまったブログの記事を書き上げることにしました。。。




■ 平成26年8月12日(火) イカメタル :   雲丸


  ターゲット : マイカ(若狭名)
  時   間 : 午後6時~12時 (実釣 7:00 ~ 11:00)
  天   候 : 曇り時々晴れ
  釣   法 : イカメタル
  ロ ッ ド : メジャークラフト KGE-S732NS/st(+ ダイワ イッツICV150L )
          テイルウォーク SALTYSHAPE METAL IKA(+ ダイワ ミリオネアICV100L )
  ル ア ー : ダイワミッドスッテ METAL 12号 赤白/白赤/赤緑
  同 行 者 : 単独釣行



愛知への帰省中、大型の台風が近畿地方を襲いつつありました。私はいつ帰省しようか少し迷いま
したが、予定どおり10日の午前中に帰省することにしましたが、道中、三重県の所々でそれこそ
バケツをひっくり返したような豪雨に合いつつも無事に京都に帰省することが出来ました。 

実は10日の深夜便(雲丸)を予約していたのですが、予報によるとどう考えても台風通過中の時間
と重なってしまうため、前日の乗船確認時に雲船長から中止の連絡を受けていました。

雲丸はマイカのイカメタルを始め、タルイカ、アオリイカとイカ専門船と言ってもいい位、イカ釣り
については実績十分の船なので、一度どんな船なのか経験したかったのです。しかし、昨年も予約日
に荒天で中止となり、今年の初釣行では船長の諸事情により船代わりと、また今年も乗れないのかと
という妙な危機感が私にはあったので、急遽12日の半夜便に単独で乗り込むことにしました。

比較的好調に見える?丹後にしようか若干迷いましたが、雲丸は去年から船を改装しており、船長も
とても釣りやすくなったと言われたいたので、若狭湾はまだ本格化していない事は百も承知ですが、
経験優先で同船を予約した次第です。

ちなみに台風一過とは言っても、振り返しや水潮も勘案する必要があり、最後は仕事との兼ね合いも
考えて、まだ少し早いかなとは思いながらも12日に勝負を賭けてみました。


と、づらづら書きましたが、雲丸(船長)はマスメディアへの露出も高いので、皆さんご存知ですよね。
トレードマークはご存知のとおりヘアーでしょう。。。


今回は単独釣行、初乗船ということもあり、画像があまり撮れませんでした。また乗る予定なので、
その際にはもう少しまともな画像が撮れたらいいと思います。


当日、少しだけアクシデントがありました。通常であれば1時間30分程度で現場まで着くのですが、
鯖街道が途中通行止めになっており、50分位走ったところで無念の逆戻り。その時点で、集合時間
の5時30分に間に合うのか微妙になってしまいました。湖西道路も時間によっては一部込みますの
で、少しだけですが、雲丸にはなかなか乗れないな~なんて思いながら進みます。湖西道路は何とか
想像よりは空いていて、何とか何とか5時10分に近くのコンビニに到着。ずっと我慢していたので、
トイレに駆け込み用を足し、衣装を着替え、食料と調達、癒しのホットコーヒーにもありつけ、集合場所
である青戸マリーナには午後5時25分に無事到着。セーフ。

当日は所々で道路規制があったらしく、多くの方がギリギリの時間に来られました。


実は雲丸は場所取りというものがなく、配置は公平にジャンケンでで決めますので、必要以上に
早く行く必要がないのです。雲船長もそんなに早く来なくてもいいよと言ってくれますので、気が楽です。
あ、場所がどこでも良い人には特段メリットにはならないでしょうが、私は高いお金を出して乗る遊漁船は
極力努力して納得できる釣り座を確保するようにしていますので、この制度はひっじょ~に有難いのです。
(場所取りのために必要以上に早く行く必要がないので助かるという意味です。)


到着後、乗船準備をちゃっちゃと済ませ、桟橋で釣り座を決めるジャンケンとなりました。が、結果は
見事にほとんどべべ。(笑) しかしこれが当日の釣果に微妙に功を奏することになろうとは、この時は
全く感じていないどころか、絶望感でいっぱいでした。

ジャンケンに勝った人から好きな釣り座を選んで行き、ほとんどべべの私は左舷ミヨシの前から2番目を
選択します。ちなみにべべの人は最後に残った左舷ミヨシのトップとなりました。
船中ほとんどグループであり、左舷ミヨシの1番、2番が単独参加だったのですが、この隣に座った人は
何だか全体的なオーラが我々とは違いました。電動リールとシマノの探検丸を持参され、クーラーも大型
青物が入るくらいのサイズで年期も入っていて、少しレベルが違う感じがしました。雲船長とも知り合い
みたいで、仲良さそうにお話をされていたので、えらい人の横になっても~たと素直に思いました。(笑)


   


午後6時に船は出発します。
もう少しうまく撮れたら良かったのですがミヨシの方はとても広い感じに仕上がっていて、トップウォーター
でも出来ちゃうのではと思いました。とにかく全てがイカが釣りやすいように考えられた造りになっていて、
こんな言い方は失礼だけど、ジギング船の片手間感がまるでなく、イカを釣るにはとても快適な気分で臨める
と言うのが率直な感想です。それと私は船に乗ると、ご飯を食べるのもトイレに行くのも極力我慢して釣りを
するタイプなのですが、この船は何となくご飯も食べたくなるし、真正面に見えるのはトイレですよ!
これなら時間をかけずに用を足すことが出来るので(男性の場合)、とても良い配置だと思いました。
(私の場合は用を足している途中に不思議と時合が訪れるジンクスがあるので、極力我慢するのです。(笑))
船長自慢の船です。



   


イカ用のいけすも完備。イスもとても座りやすいので、しゃくりに疲れたらさっと休むことが出来ます。
ロッドホルダーもイスの横に付いているので、めっちゃ楽ちんですよ。


さて、私は初めての船ということもあって、色々と作法のタイミングが合わず、出船後にもあれこれ準備して
いましたが、終了後に同じく準備に没頭されたいた隣の人とお話します。この方は仕事は別にあるらしいけど、
お知り合いの船の中乗りをされているようで、昨年は何度も玄立瀬に行かれたと言われてました。
どうりで素人感がないなと思っていましたが、この方は私から何も言っていないのに、カヤッカーやボーター
が直面する諸問題や、海難事故、鱈釣り、はてまたビワマスのトローリングにも造詣が深く、いったい全体
この出会いは何なんだと笑ってしまいました。(笑) レインボーの話も知っていて、ルアーの天才のお話やら、
この前ビワマスの60cmオーバーのビワマスの塩焼きのごちそうを頂いた話など、あまりにも私の知って
いる情報と共有している部分が多かったのでびっくりしてしまいました。途中から私もカヤック乗ってますと
伝えましたが、ひょっとして私のブログも知ってはるかなと思いました。

ダイワの大会に出られるので、今日は練習に来たと言われてました。


さて、午後7時に釣り開始。暫くしてライトアップになりましたが、ライトがLED?なのかめっちゃ明るい。
イカ釣り船を見渡してめっちゃ明るい船があるじゃないですか。あれです。あれがこの船です。

暫くの間は全くノーバイト。雲船長もなんもおらんな~と不吉な事を言われますが、私は信じてしゃくり
続けること10分程度。
小刻みにロッドをしゃくって持ち上げてからのゆっくりとしたフォール後、一気にティップが海面向かって
引き込まれる豪快なアタリがありました。鬼合わせをすると、ずっしりとした感覚が手に伝わり、そこそこ
のサイズというかビール瓶サイズだと直感しました。船長もすぐに横に来て、大物だなと言ってくれました。
水面に浮かび上がったイカはダイワミッドスッテ白赤12号をしっかりと嘴で噛んでおり、安心してごぼう
抜きを仕掛けます。無事ゲット。家に帰って測ったら胴長30cmでした。中瓶強サイズでしょうか。
前回の釣行を考えたら問題なく嬉しい一匹ですわ。こんなのが15匹位釣れたら大満足ですが。。。


船中第一匹目をゲットした私は続いて良型をヒットさせ、その後もヤクルトから小瓶サイズまで順調に釣れ
続きました。途中釣れない時間帯もありましたが、飽きない程度に釣れ続く感じでした。


実は隣の人の探検丸で大体のイカの泳層が把握できたのが良かったと言えます。当日は大体20m前後の
水深にイカが群れており、私は30m~10mの間を探り続けることによってそこそこの釣果を得る事が
出来ました。隣の方も順調に釣られてましたが、船全体としては渋かったと思います。私は隣の方に感謝
感謝です。イカ釣り船ではタナがコロコロ変わるので、今どの泳層で釣れているかを把握する事がとても
大切なポイントだと思っています。誰かが釣ったら、恥ずかしからずに何メートルで釣ったのか積極的に
声をかけることが大切だと思います。そして自分が釣ったら極力皆に教えてあげる姿勢がほしいものです。
皆で協力すれば全員の釣果もアップすること必至です。それと色々と調べてみると、ライトアップ後は
あまり底で釣らない方が良いみたいですね。無駄にイカ達の泳層を沈めてしまうことにも繋がりかねず、
中々浮き上がらなくなってしまうようなのです。
当日の状況は水深70mの場所にアンカーを打ち、明るいライトのお陰なのか、水深25m~15m位の
辺りにイカが浮いていました。40mより深いところにも反応は出ていましたが、イカは釣れませんでした。



   


明るい船上。雲船長もロッドを出されていましたが、さすが開始早々立て続けに2~3匹ヒットさせていました。
アクションは意外にも小さめの2段しゃくりといった感じでした。



   



私はイカメタルの経験は今回入れて3回しかありませんが、今のところ効果的なしゃくり方は下記のとおりです。


①小刻みなしゃくり→持ち上げてフォール : 教科書通りのやり方です。
                             私の場合は結構小刻みにやり、フォール幅を大きく取ります。

②1ピッチ1ジャーク後のステイ : 去年アルバでの釣行時に同船者がデカいか爆釣したパターン。
                       繊細な釣りを心がけた私よりも目に見えてデカいのが釣れていた。

③2段しゃくり  : 今回雲船長を見ていて、正直そんなんでいいの?と思ったが、良く釣れていたので正解である。



もちろん大切なのはイカの泳層を素早く見つけることです。
これはこれまでの釣り力、経験を総動員すれば何とかなるでしょう。調子が悪ければ、釣れている人に積極的に
聞くのみです。もちろん失礼のない程度に。。。 事前にネットで情報(傾向)を集めていくのも有効ですね。



   



船長からの情報では、他船は相当苦戦しているとの事。この船は渋いながらも皆さんポツポツと釣られているので
場所の選択はさすがだと思いました。
ところどころ船長にインタビューしたのですが、雲船長の言葉で印象的だったのは、イカ釣りにおいて船長の
役割は、良い場所に皆を釣れてくだけの事、そんなもんや・・・というものでした。この船を選んで正解だと
思いました。イカ釣りに特化した雲丸、雲船長はイカの釣れる場所を知っていると思います。この船で釣れな
かったら、まあ状況(海況)が悪いということで納得できる船ですね。

この日は台風の影響もあり丹後でも厳しく、若狭他船でも釣果は芳しくなく、そこそこの釣果を得ることの
出来た雲丸に乗船して正解でした。ここんとこ魚種問わず釣果が今一つ続きだったので、少し救われました。
それとマリーナ出る直前までうねっていた海も、現場に到着するとなぜか凪状態になってくれたのも非常に
ラッキーでした。



   



釣ったイカは専用イケスへ。死んだ個体はクーラーに入れた方が良いと船長に教えていただきました。



前述しますが、この船のライトはめちゃくちゃ明るいんで、途中メーターシイラの群生(5~6匹)が何回も
船周辺をうろつきましたが、その様はなかなか壮観なものでした。

雲丸はアジングにも力を入れられているので、私も用意はしましたが、イカが爆釣ではなかったため最後まで
チャレンジしませんでした。場合によっては40cm超も釣れるそうです。これはまた次回以降ってことで。





   



【当日の釣果】


  マイカ 胴長30cm ~ ヤクルトサイズまで 22杯

  
  画像に写っていないものは沖漬けにしました。セブンイレブンのそばつゆで試しましたが、最高!!
  専用のタレは量も多いし値段も張るので、安価なそばつゆ、めんつゆをおススメします。



  


正直に言えば若狭地方はまだ本格化一歩手前って感じです。ただし、この後は非常に期待できると思うし、丹後の
状況も見ながら再度挑戦したいと思います。


皆さん、イカメタルって想像以上に楽しい釣りですよ。 夜に海に浮かんで釣りをするって景色含めて楽しいです。
イカメタル おすすめです。 私ははまっています。(笑)





   






        ミッドナイト・フライヤー 滝ともはる(ザ・ハングマンII ED)

        




当日は単独でありましたが、隣の方が色々興味深い話をしてくれたお蔭で、楽しい時を過ごすことが出来ました。

隣に座られた方、またビワマスでお会い致しましょうとの事でしたが、万が一このブログを見ていましたら、是非
ご訪問くださいね!!



 ではまた   ノルマ達成 ほっ