こんにちは。
Aki です。
金曜日の夜から京都は大雨模様です。
雨だけでなく、雷も伴っているようで、ゴロゴロと音がする度に飼い猫のプリン(三毛猫)が
どこかに隠れてしまいます。


本日も天候次第ではビワマス狙いに出撃する予定ですが、鯖街道の道路状態も気になりますし、
家の近くでも小さな川が氾濫したりしているようなので、さすがに釣行は控えたいと思いまして、
たまったブログの記事を書き上げることにしました。。。
■ 平成26年8月12日(火) イカメタル :
雲丸
ターゲット : マイカ(若狭名)
時 間 : 午後6時~12時 (実釣 7:00 ~ 11:00)
天 候 : 曇り時々晴れ
釣 法 : イカメタル
ロ ッ ド : メジャークラフト KGE-S732NS/st(+ ダイワ イッツICV150L )
テイルウォーク SALTYSHAPE METAL IKA(+ ダイワ ミリオネアICV100L )
ル ア ー : ダイワミッドスッテ METAL 12号 赤白/白赤/赤緑
同 行 者 : 単独釣行
愛知への帰省中、大型の台風が近畿地方を襲いつつありました。私はいつ帰省しようか少し迷いま
したが、予定どおり10日の午前中に帰省することにしましたが、道中、三重県の所々でそれこそ
バケツをひっくり返したような豪雨に合いつつも無事に京都に帰省することが出来ました。
実は10日の深夜便(雲丸)を予約していたのですが、予報によるとどう考えても台風通過中の時間
と重なってしまうため、前日の乗船確認時に雲船長から中止の連絡を受けていました。
雲丸はマイカのイカメタルを始め、タルイカ、アオリイカとイカ専門船と言ってもいい位、イカ釣り
については実績十分の船なので、一度どんな船なのか経験したかったのです。しかし、昨年も予約日
に荒天で中止となり、今年の初釣行では船長の諸事情により船代わりと、また今年も乗れないのかと
という妙な危機感が私にはあったので、急遽12日の半夜便に単独で乗り込むことにしました。
比較的好調に見える?丹後にしようか若干迷いましたが、雲丸は去年から船を改装しており、船長も
とても釣りやすくなったと言われたいたので、若狭湾はまだ本格化していない事は百も承知ですが、
経験優先で同船を予約した次第です。
ちなみに台風一過とは言っても、振り返しや水潮も勘案する必要があり、最後は仕事との兼ね合いも
考えて、まだ少し早いかなとは思いながらも12日に勝負を賭けてみました。
と、づらづら書きましたが、雲丸(船長)はマスメディアへの露出も高いので、皆さんご存知ですよね。
トレードマークはご存知のとおり
ヘアーでしょう。。。
今回は単独釣行、初乗船ということもあり、画像があまり撮れませんでした。また乗る予定なので、
その際にはもう少しまともな画像が撮れたらいいと思います。
当日、少しだけアクシデントがありました。通常であれば1時間30分程度で現場まで着くのですが、
鯖街道が途中通行止めになっており、50分位走ったところで無念の逆戻り。その時点で、集合時間
の5時30分に間に合うのか微妙になってしまいました。湖西道路も時間によっては一部込みますの
で、少しだけですが、雲丸にはなかなか乗れないな~なんて思いながら進みます。湖西道路は何とか
想像よりは空いていて、何とか何とか5時10分に近くのコンビニに到着。ずっと我慢していたので、
トイレに駆け込み用を足し、衣装を着替え、食料と調達、癒しのホットコーヒーにもありつけ、集合場所
である青戸マリーナには午後5時25分に無事到着。セーフ。
当日は所々で道路規制があったらしく、多くの方がギリギリの時間に来られました。
実は雲丸は場所取りというものがなく、配置は公平にジャンケンで

で決めますので、必要以上に
早く行く必要がないのです。雲船長もそんなに早く来なくてもいいよと言ってくれますので、気が楽です。
あ、場所がどこでも良い人には特段メリットにはならないでしょうが、私は高いお金を出して乗る遊漁船は
極力努力して納得できる釣り座を確保するようにしていますので、この制度はひっじょ~に有難いのです。

(場所取りのために必要以上に早く行く必要がないので助かるという意味です。)
到着後、乗船準備をちゃっちゃと済ませ、桟橋で釣り座を決めるジャンケンとなりました。が、結果は
見事にほとんどべべ。(笑) しかしこれが当日の釣果に微妙に功を奏することになろうとは、この時は
全く感じていないどころか、絶望感でいっぱいでした。
ジャンケンに勝った人から好きな釣り座を選んで行き、ほとんどべべの私は左舷ミヨシの前から2番目を
選択します。ちなみにべべの人は最後に残った左舷ミヨシのトップとなりました。
船中ほとんどグループであり、左舷ミヨシの1番、2番が単独参加だったのですが、この隣に座った人は
何だか全体的なオーラが我々とは違いました。電動リールとシマノの探検丸を持参され、クーラーも大型
青物が入るくらいのサイズで年期も入っていて、少しレベルが違う感じがしました。雲船長とも知り合い
みたいで、仲良さそうにお話をされていたので、えらい人の横になっても~たと素直に思いました。(笑)
午後6時に船は出発します。
もう少しうまく撮れたら良かったのですがミヨシの方はとても広い感じに仕上がっていて、トップウォーター
でも出来ちゃうのではと思いました。とにかく全てがイカが釣りやすいように考えられた造りになっていて、
こんな言い方は失礼だけど、ジギング船の片手間感がまるでなく、イカを釣るにはとても快適な気分で臨める
と言うのが率直な感想です。それと私は船に乗ると、ご飯を食べるのもトイレに行くのも極力我慢して釣りを
するタイプなのですが、この船は何となくご飯も食べたくなるし、真正面に見えるのはトイレですよ!
これなら時間をかけずに用を足すことが出来るので(男性の場合)、とても良い配置だと思いました。
(私の場合は用を足している途中に不思議と時合が訪れるジンクスがあるので、極力我慢するのです。(笑))
船長自慢の船です。
イカ用のいけすも完備。イスもとても座りやすいので、しゃくりに疲れたらさっと休むことが出来ます。
ロッドホルダーもイスの横に付いているので、めっちゃ楽ちんですよ。
さて、私は初めての船ということもあって、色々と作法のタイミングが合わず、出船後にもあれこれ準備して
いましたが、終了後に同じく準備に没頭されたいた隣の人とお話します。この方は仕事は別にあるらしいけど、
お知り合いの船の中乗りをされているようで、昨年は何度も玄立瀬に行かれたと言われてました。
どうりで素人感がないなと思っていましたが、この方は私から何も言っていないのに、カヤッカーやボーター
が直面する諸問題や、海難事故、鱈釣り、はてまたビワマスのトローリングにも造詣が深く、いったい全体
この出会いは何なんだと笑ってしまいました。(笑) レインボーの話も知っていて、ルアーの天才のお話やら、
この前ビワマスの60cmオーバーのビワマスの塩焼きのごちそうを頂いた話など、あまりにも私の知って
いる情報と共有している部分が多かったのでびっくりしてしまいました。途中から私もカヤック乗ってますと
伝えましたが、ひょっとして私のブログも知ってはるかなと思いました。
ダイワの大会に出られるので、今日は練習に来たと言われてました。
さて、午後7時に釣り開始。暫くしてライトアップになりましたが、ライトがLED?なのかめっちゃ明るい。
イカ釣り船を見渡してめっちゃ明るい船があるじゃないですか。あれです。あれがこの船です。
暫くの間は全くノーバイト。雲船長もなんもおらんな~と不吉な事を言われますが、私は信じてしゃくり
続けること10分程度。
小刻みにロッドをしゃくって持ち上げてからのゆっくりとしたフォール後、一気にティップが海面向かって
引き込まれる豪快なアタリがありました。鬼合わせをすると、ずっしりとした感覚が手に伝わり、そこそこ
のサイズというかビール瓶サイズだと直感しました。船長もすぐに横に来て、大物だなと言ってくれました。
水面に浮かび上がったイカはダイワミッドスッテ白赤12号をしっかりと嘴で噛んでおり、安心してごぼう
抜きを仕掛けます。無事ゲット。家に帰って測ったら胴長30cmでした。中瓶強サイズでしょうか。
前回の釣行を考えたら問題なく嬉しい一匹ですわ。こんなのが15匹位釣れたら大満足ですが。。。
船中第一匹目をゲットした私は続いて良型をヒットさせ、その後もヤクルトから小瓶サイズまで順調に釣れ
続きました。途中釣れない時間帯もありましたが、飽きない程度に釣れ続く感じでした。
実は隣の人の探検丸で大体のイカの泳層が把握できたのが良かったと言えます。当日は大体20m前後の
水深にイカが群れており、私は30m~10mの間を探り続けることによってそこそこの釣果を得る事が
出来ました。隣の方も順調に釣られてましたが、船全体としては渋かったと思います。私は隣の方に感謝
感謝です。イカ釣り船ではタナがコロコロ変わるので、今どの泳層で釣れているかを把握する事がとても
大切なポイントだと思っています。誰かが釣ったら、恥ずかしからずに何メートルで釣ったのか積極的に
声をかけることが大切だと思います。そして自分が釣ったら極力皆に教えてあげる姿勢がほしいものです。
皆で協力すれば全員の釣果もアップすること必至です。それと色々と調べてみると、ライトアップ後は
あまり底で釣らない方が良いみたいですね。無駄にイカ達の泳層を沈めてしまうことにも繋がりかねず、
中々浮き上がらなくなってしまうようなのです。
当日の状況は水深70mの場所にアンカーを打ち、明るいライトのお陰なのか、水深25m~15m位の
辺りにイカが浮いていました。40mより深いところにも反応は出ていましたが、イカは釣れませんでした。
明るい船上。雲船長もロッドを出されていましたが、さすが開始早々立て続けに2~3匹ヒットさせていました。
アクションは意外にも小さめの2段しゃくりといった感じでした。
私はイカメタルの経験は今回入れて3回しかありませんが、今のところ効果的なしゃくり方は下記のとおりです。
①小刻みなしゃくり→持ち上げてフォール : 教科書通りのやり方です。
私の場合は結構小刻みにやり、フォール幅を大きく取ります。
②1ピッチ1ジャーク後のステイ : 去年アルバでの釣行時に同船者がデカいか爆釣したパターン。
繊細な釣りを心がけた私よりも目に見えてデカいのが釣れていた。
③2段しゃくり : 今回雲船長を見ていて、正直そんなんでいいの?と思ったが、良く釣れていたので正解である。
もちろん大切なのはイカの泳層を素早く見つけることです。
これはこれまでの釣り力、経験を総動員すれば何とかなるでしょう。調子が悪ければ、釣れている人に積極的に
聞くのみです。もちろん失礼のない程度に。。。 事前にネットで情報(傾向)を集めていくのも有効ですね。
船長からの情報では、他船は相当苦戦しているとの事。この船は渋いながらも皆さんポツポツと釣られているので
場所の選択はさすがだと思いました。
ところどころ船長にインタビューしたのですが、雲船長の言葉で印象的だったのは、イカ釣りにおいて船長の
役割は、良い場所に皆を釣れてくだけの事、そんなもんや・・・というものでした。この船を選んで正解だと
思いました。イカ釣りに特化した雲丸、雲船長はイカの釣れる場所を知っていると思います。この船で釣れな
かったら、まあ状況(海況)が悪いということで納得できる船ですね。
この日は台風の影響もあり丹後でも厳しく、若狭他船でも釣果は芳しくなく、そこそこの釣果を得ることの
出来た雲丸に乗船して正解でした。ここんとこ魚種問わず釣果が今一つ続きだったので、少し救われました。
それとマリーナ出る直前までうねっていた海も、現場に到着するとなぜか凪状態になってくれたのも非常に
ラッキーでした。
釣ったイカは専用イケスへ。死んだ個体はクーラーに入れた方が良いと船長に教えていただきました。
前述しますが、この船のライトはめちゃくちゃ明るいんで、途中メーターシイラの群生(5~6匹)が何回も
船周辺をうろつきましたが、その様はなかなか壮観なものでした。
雲丸はアジングにも力を入れられているので、私も用意はしましたが、イカが爆釣ではなかったため最後まで
チャレンジしませんでした。場合によっては40cm超も釣れるそうです。これはまた次回以降ってことで。
【当日の釣果】
マイカ 胴長30cm ~ ヤクルトサイズまで 22杯
画像に写っていないものは沖漬けにしました。セブンイレブンのそばつゆで試しましたが、最高!!
専用のタレは量も多いし値段も張るので、安価なそばつゆ、めんつゆをおススメします。
正直に言えば若狭地方はまだ本格化一歩手前って感じです。ただし、この後は非常に期待できると思うし、丹後の
状況も見ながら再度挑戦したいと思います。
皆さん、イカメタルって想像以上に楽しい釣りですよ。 夜に海に浮かんで釣りをするって景色含めて楽しいです。
イカメタル おすすめです。 私ははまっています。(笑)
ミッドナイト・フライヤー 滝ともはる(ザ・ハングマンII ED)
当日は単独でありましたが、隣の方が色々興味深い話をしてくれたお蔭で、楽しい時を過ごすことが出来ました。
隣に座られた方、またビワマスでお会い致しましょうとの事でしたが、万が一このブログを見ていましたら、是非
ご訪問くださいね!!
ではまた ノルマ達成 ほっ