教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

ブログ移転します。

2021年02月21日 | Weblog
ブログをアメブロに移転いたします。

できるだけ多くの先生方に見てもらって、少しでも元気になってもらいたいと思います。

たまにのぞきにきてください。


教師生活に瞑想を取り入れよう

2021年02月20日 | Weblog
教師の1日はトイレに行く暇もないほど多忙。

毎日の感情労働に加え、学級経営はできて当たり前、学力向上の成果を上げよ、保護者からの苦情を生むな、道徳の教科化・プログラミング教育に対応せよなどなどと多様多大な要求に大きなストレスを抱えてしまいがち。

そして、放課後や土日も何かに追われている感覚、焦燥感がなんとなく抜けません。

こんなこと言いすぎると、夢見る志望者がますますいなくなってしまうのでこのへんで。


本当はやりがいのあるステキな職業です。


そんなストレスフルな毎日を過ごす教師には、メンタルをケアする術を備えておくことが必要です。

一人カラオケやジム通い、没頭できる趣味、いいですね。

さらに習慣化できるといいなと思うのが瞑想です。「今ここ」に意識を集中させるマインドフルネス瞑想にはストレスを軽減する効果が認められています。



本格的にやらなくても、長めに息を吐く呼吸に、意識を集中させる時間(3分でも)を1日のうち、どこかでもつようにするといいかなと思います。

教師は最も影響のある教育環境。
メンタルを整えて上機嫌で子どもたちの前に立ちたいですね。


ツイッターやってます。https://twitter.com/@naotea704

#教師 #多忙 #ストレス #瞑想 #マインドフルネス


影響を与える存在

2021年02月20日 | Weblog
人と人がちゃんと出会うと何らかの影響は与え合うもの。



今年度の子どもたちとはうまくいかなかった。。

そんな年もある。


目立った変化はないかもしれない。
成長が感じられないかもしれない。


それでも、子どもたちに影響は与えている。
子どもの成長を心から願い、働きかけてきたのなら、表立って見えることがなくても小さくても影響を与えている。


少しでも多くの子どもに、少しでもよい影響を与えられる存在でいられるよう、自分を磨いていきたい。


自分の小ささをしっかり自覚しつつ、自分はやれるという自信を失わず、日々一歩一歩。









バランスが大事「謝ること」

2021年02月13日 | Weblog
何事もバランスが大事。


学校教育のスペシャリストであると共に、人の全人的な成長に携わるゼネラリストとして力を発揮することが求められる教師には特に大事なポイントです。


「謝ること」についてもバランスが大事です。


先生は子どもに謝らない?
謝った方がいい?
謝らない方がいい?



私の答えは「謝った方がいい」です。


自分に非があったらそれを認めて謝るのは社会人として当然です。子どもに対しても「立場は違っていても人としての価値は対等」ですから謝ります。


しかし、それも謝りすぎてしまってはダメなのです。


え!?
スしたらすぐ謝れるなんて誠実で好感がもてそうですが?

バランスが大事なのはここです。

何事もやりすぎ・やらなすぎはよくない結果につながってしまいがち。


謝りすぎは次のようなネガティブな結果を招く可能性があるのです。


・子どもとの良好な上下関係が崩れていく。
・謝られ続けた相手が知らず知らずのうちに支配になっていく。
・謝られすぎる相手はイライラ不快感を感じる。
・自己肯定感が下がっていく。


これは子どもに対してだけでく、保護者に対しても同僚の先生、上司の先生に対しても当てはまることです。


行き過ぎには注意が必要なんです。

「ごめんごめん。」
「ごめんなさい。」
「すみません。」
ばかりでなく


「ありがとね」
「ありがとう」
「ありがとうございます」

に替えられるときは、こちらの温かい感謝の気持ちを伝える言葉をつかえるといいなと思います。


先生は言葉、態度、パフォーマンスを意識的にバランスよくつかっていけるとよいですね。


長文になってしまい「すみませんでした。」
。。あ、いや、最後まで読んでいただき

「ありがとうございました!」


第3回公認心理師試験

2021年02月12日 | Weblog
本日、第3回公認心理師試験の合格発表日でした。

結果は無事合格。

素直にうれしいです。



経験と勘だけでない、エビデンスと説得力のある教育実践をしたいと考え、心理学を学び始めました。


それから約10年。


心理の国家資格を取得するに至りました。

これまで支えてくれた多くの方々に感謝感謝です。



ここがゴールでなく新たなスタート。

これまで以上に子どもたち、保護者、先生方の笑顔・元気を増やせるよう精進していきたいです。




「ちょっと聞いてよ」お聴きします。

2021年02月11日 | Weblog
先生方の困り事、お悩み、聞いてほしいこと等お聴きします。
気軽にメールしてみてください。naoshi704★outlook.com(★を@に変えてください)


毎年5000人以上が心を病んで休職するという教師の仕事。


日々飲むように給食を食べて、無理が重なれば休職に。。 


あまり笑えません。。。


教師の毎日はトイレに行く間がないほど、忙しくとても過酷です。


その上、保護者からさらには同僚や上司からのプレッシャーが強かったり、安定した学級経営や学力の向上といった成果が当たり前に求められたりして、心にかかる負担はとても大きいものがあります。


「ブラック」であるという認識が広まり、教員志望者数が減少の傾向にあるとし、文部科学省も改革に乗り出したというニュースが先日報じられました。

教員免許状の更新制度についての見直しも関連があるニュースです。



特に真面目な先生ほど、様々な課題を真正面から受け止めて、自分がなんとかしなければ、できない自分は失格だと自分を責めてしまい元気をなくしていってしまうのかもしれません。


先生が元気で生き生きとしている、上機嫌でいることが子どもたちにとって一番の良好な教育環境です。



先生方の心の健康を支えることは、これからの社会を支えることにつながるのではないか、そう考えます。



新型コロナウイルスの感染拡大によって心を病む人の数が増え、メンタルヘルスのニーズが高まったと聞いています。



頑張る先生方の心を支えたい。


同じく試行錯誤の連続で悩みながら日々の実践を重ねている自分は、決してうまくいっているとは言えません。


しかし、これまでの学校心理士としてガイダンスカウンセラーとしての学びと経験があります。


先生方の悩みに耳を傾け、困難に立ち向かう活力を出すお手伝いをしてみようと考えました。



一番、様子がわかるのは同僚の先生方ですが、わかるだけに言いにくいこともあると思います。

自分のことをわかってくれる友人に聞いてもらうのもいいのですが、友人に時間をとってもらうのが心苦しいときもあります。

現場のことがよくわかっている、第3者の人間に聞いてもらう、気持ちを吐き出してみるというのはどうですか。


もし、「話を聴いてほしい」「こんなことで困ってます」ということがありましたらメールを送ってみてください。









3学期は0学期

2021年02月05日 | Weblog
「3学期は次の学年の0学期」と子どもたちに話しています。


4年生なら5年生の0学期。


6年生なら中1の0学期。


進級した学年として通用する自分にしよう!と。


2月は荒れの時期でもあります。

新年の誓い、目標の意識が薄れてきたり、年度の終わりが見えてきて気持ちが緩んだりするのかもしれません。


荒れを防ぎつつ、年度の成長のラストスパートとして「進級した自分をイメージさせる」のがいいと思います。


ポイントは、ネガティブなイメージばかりを思い浮かばせるよりと、ポジティブなイメージを思い浮かばせる方がやる気の喚起につながるということです。


ネガティブなイメージとは
「今ちゃんとやらないとついていけないよ」
「そんなことをしてたら下の学年にバカにされるぞ」
と、いったもの。

これは短期的・単発的には有効ですが、こればかりだと持続的な前向きなやる気につながりにくいです。

一方、ポジティブなイメージ
「今頑張っておくと、最初の授業の時に自信をもって始められるよね。」

「その態度で生活すると下の学年の憧れになるだろうね。」

という具合。そんな姿をゴールとして様々なことに前向きに取り組んでいけるし、学級の雰囲気も明るくなります。



担任としては

なかなか成長しないままだなぁ。。

最近頑張れてないなぁ。。

と感じるところです。


しかし、ここまでの歩みはムダではありません。きっと成長の種は子どもたちの中に植えられています。

芽を出すのは次年度かもしれないし、そのもっと先かもしれませんが、悩みながら向き合い打ってきた手だては子どもの幸せな人生の歩みにほんのわずかでも影響を与えているはずです。


0学期の一手を上機嫌で打っていきましょう。


ダメ出し勇気づけ

2021年02月01日 | Weblog
「勇気づけ」は困難に立ち向かう気力・活力・意欲を沸き起こさせる働きかけ。


アドラー心理学をベースとした教育実践を進める上では、欠かせないものだ。


だからダメ出しも「勇気づけ」にする。


叱られてる相手が勇気づけられるような働きかけをする。



「あなたが力があるの知ってるんだからね」



「Bくん、君はそんなことで目立とうとしなくても大丈夫。やめなさい。みんなから認められています。」


といった具合。



ネチネチ言わないでサラッとズバッとダメだしの勇気づけをしたい。