教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

恋愛できる力

2019年08月20日 | Weblog
政府の調べによると未婚率が上がっているらしい。



生涯未婚率という言い方ではなく50歳時未婚率という言い方に統一されるらしいけど、それが上がっているという。



30代前半男性で約半数、女性で約3割が未婚であるとこのと。



周りに結婚している人ばかりの人はあまり実感がないかもしれないけれど、これが我が国の現実のようだ。


それが少子化につながっていて、そうなれば内需がのびず。。高齢化はどんどん進行していく。。となれば、これからどうなってしまうのかという心配が尽きない。


アドラーは「愛の課題」を幸せにつながる3つの人生の課題の1つとしてあげている。(あとは「仕事の課題」と「交友の課題」)


パートナーと出会いよりよい関係を結び、それを維持しながら高めていくことは簡単なことではない。正に人生に立ちふさがる大きな大きな課題だ。


未婚であることはそれぞれに様々な理由があるのだし、相手を探せ、結婚しろなんて周りがとやかく言うことじゃない。




でも、愛の課題に向き合い、達成する力、その基礎を身に付けることは教育において必要なことなんじゃないかと思う。


恋愛、結婚できないんじゃなく、解決する達成する力をもっていて選択できること。


恋愛できる力は幸せにつながる力。


共感、コミュニケーション、協同、自律、思いやり、寛容、感謝、礼儀、マナー、ユーモア。。


「口説き方講座」「モテる会話術」なんて授業は相応しくないし、そういうテクニックを教えようということではない。(年齢が上がっていったらちょっとは必要なのかもしれないけど)


人としての他者と良好な関係を築いて生きる力。


恋愛できる力の育成。

なんだかお下品な感じだし、子どもに直接言わない方がいいだろうけど、子どもの将来の幸せを見据える教育実践者にはそんな意識があってもいいのかなと思った。


それと大事なのは「自己肯定感」を学校時代に下げてしまわないこと。

自分が好きでなく自信がなかったらなかなか恋愛なんてできない。


告白できる勇気は自分のこと好きなところから湧いてくる。



だから学校学級に仲間との居場所があって、周りからいっぱい認され、一緒に成功体験を積むことって大切。




教え子から結婚の報告がたくさん届いたらステキだな。

B'z LIVE-GYM 2019 埼玉スーパーア リーナ(ネタバレ一切なし)

2019年08月01日 | Weblog
先月30日、B'zのライブに参加してきました。


昨年のライブでは声の不調が伝えられたこともあった稲葉さんでしたが、そんなことあったっけ?と言わんばかりのパフォーマンス。


今回のライブでは心震えるキレッキレのハイトーンボイスを響かせてくれていました。



昨年のライブ期間中、その後も想像を超えるような大変さが色々あったはず。


しかし、こうして体調、メンタルをバッチリ整え、ライブの参加者に感動と生きるエネルギーを与えてくれる姿、お見事としか言えません。


今回のアルバム、ライブはサポートメンバーを一新して臨んでいるB'z。

知らない人がいないほどのバンドであり、記録的なセールスを誇り海外にまで多くのファンをもつようなアーティストでありながら、現状維持をよしとせず変化を求め前進しているなんてすごすぎます。



自分はどうだろうか。


そりゃB'zのようにはいかないけど、B'zのお二人にはの姿勢に学び、現状に甘んじることなく日々成長できるよう変化を恐れず進んでいきたい、そう思います。



愛と勇気をめいっぱいもらった埼玉スーパーアリーナのライブでした。