「3学期は次の学年の0学期」と子どもたちに話しています。
4年生なら5年生の0学期。
6年生なら中1の0学期。
進級した学年として通用する自分にしよう!と。
2月は荒れの時期でもあります。
新年の誓い、目標の意識が薄れてきたり、年度の終わりが見えてきて気持ちが緩んだりするのかもしれません。
荒れを防ぎつつ、年度の成長のラストスパートとして「進級した自分をイメージさせる」のがいいと思います。
ポイントは、ネガティブなイメージばかりを思い浮かばせるよりと、ポジティブなイメージを思い浮かばせる方がやる気の喚起につながるということです。
ネガティブなイメージとは
「今ちゃんとやらないとついていけないよ」
「そんなことをしてたら下の学年にバカにされるぞ」
と、いったもの。
これは短期的・単発的には有効ですが、こればかりだと持続的な前向きなやる気につながりにくいです。
一方、ポジティブなイメージ
「今頑張っておくと、最初の授業の時に自信をもって始められるよね。」
「その態度で生活すると下の学年の憧れになるだろうね。」
という具合。そんな姿をゴールとして様々なことに前向きに取り組んでいけるし、学級の雰囲気も明るくなります。
担任としては
なかなか成長しないままだなぁ。。
最近頑張れてないなぁ。。
と感じるところです。
しかし、ここまでの歩みはムダではありません。きっと成長の種は子どもたちの中に植えられています。
芽を出すのは次年度かもしれないし、そのもっと先かもしれませんが、悩みながら向き合い打ってきた手だては子どもの幸せな人生の歩みにほんのわずかでも影響を与えているはずです。
0学期の一手を上機嫌で打っていきましょう。
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