教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

週末にリラックス♪

2019年03月30日 | Weblog
週末土曜日。




年度末、周りの人の動きも気持ちもなんだか落ち着かない。



新元号の発表もいよいよ明後日に迫る。


変化は人に多かれ少なかれストレスを与えるストレッサーになるという。




それは、試験に不合格したとか、好きな人にフラれたとか、身内に不幸があったとかネガティブな出来事はもちろん、結婚や個人的な成功、卒業や進学といったポジティブな出来事もストレッサーになるらしい。




今は、多くの人が何らかのストレスを感じているときなのかもしれない。



そんな週末、土曜日。

ストレスをなきものにして目をつむるのではなく、感じていることを自覚しつつ、せっかくの週末の時間をリラックスして過ごしたい。




リラックスには「呼吸」が大事。

色々な呼吸法があるけれど、大体共通しているのはゆっくり長く息を吐くこと。


専門的な瞑想やマインドフルネスでなくても目を瞑ってゆっくり長く吐く呼吸をしてリラックスしてみたい。




そして今ここの幸せに気づきたい。


今日あったちょっといいこと。


いいことがなかったとしたら、どうしようもなくひどいことがなかった時間があったこと。

心がほっこりしたこと。

当たり前に一緒にいてくれてる人。

健康にいられていること。


感謝の気持ちと共に小さな幸せを感じて、ゆっくり笑顔で週末を過ごせたらいいなぁと思う。


そうこうしているうちに新しいスタートの心のエネルギーも充電されていくかしら。



コーヒーと好きな音楽と。




終わりは始まり

2019年03月26日 | Weblog
修了式が無事に終了。
今年度受け持った学級も解散した。






試行錯誤の繰り返しがこの仕事。






悩みながらの日々、子どもたちに周りの方々に甘えながらなんとかやってこられた。





たくさん支えてもらった。助けてもらった。
ほんとにありがたかった。


情けないことに、してもらったことはいつの間にか忘れがち。




気持ちは発信しなきゃ伝わらない。



改めて言葉にして伝えなきゃな。




春。
出会いと別れ。

ちゃんと感謝の気持ちを伝えたい。




終わりを次のステキな始まりにつなげたいと思います。







やる気につながるイメージ

2019年03月23日 | Weblog
やった方がいいんだけど、おっくうだったり面倒だったりして行動が起こせないことがある。



習慣になってないことはなかなか自動的に体が動きにくい。

習慣にしてしまえば、こっちのものなんだけど。。


その習慣化させていく過程や、決めたことのレベルを自ら上げていくところには「やる気」が関わっている。



子どもたちにその「やる気」を起こしてほしいと願い語ってきたことを振り返ると、ネガティブなイメージを抱かせて行動につなげようとしていたかもしれないとふと思った。


それをしないと、どうなる?

という問いをなげて、イメージを語る。

子どもたちとしては、そんなネガティブな結末になるのはイヤだな、よしやろう!
というのがこちらの意図だ。


例えば宿題 や合唱など。



イメージにはこのネガティブなものと、ポジティブなものがある。

やらなかったらこんなネガティブな結末になるよ、というのと、やったらこんなポジティブな結末になるよというものだ。


果たしてどちらがやる気につながるのか。




個によって向き不向きがある。ネガティブなイメージを持たせて焦らされないとやれない人。ポジティブなイメージでウキウキしないとできない人といった違い。

ダイエットなんかするときあなたはどっちですか?ダイエットは続きますか?3日坊主はクリアしますか?


また、ネガティブな方はより衝撃があるよう。


じゃ、向き不向きはあるけど、ネガティブなイメージで衝撃を与えて。。と考えてしまいそうだけど、その衝撃は何度もやってると威力を失っていくみたい。


だとすると、ポジティブなイメージをもって楽しく前向きに取り組む方向の方がいい気がする。


笑顔志向でやる気を出して頑張る雰囲気をつくっていきたいならなおさら


ネガティブなイメージはどうしてもっていう緊急処置的に用いるくらいがいいのかも。


個によってフィットするしないは確かにあるだろうけど、ネガティブなイメージで直接的でないにしろ脅しのメッセージで行動させるよりポジティブなイメージで楽しくいい雰囲気で頑張れた方がいい。


今年度の大きな反省点の1つ。
子どもたちのやる気がもう一歩だったのはその辺に課題があったと思う。

まだメッセージを送るチャンスがある。ポジティブなイメージをもって頑張れるようなメッセージを届けたい。

学級づくりの「は」ハッピーレター

2019年03月22日 | Weblog
毎日クラスの誰かから「ありがとう」や「ここがあなたのいいところ」といった内容の小さなお手紙(カード)が届く活動がハッピーレター。


もらったらうれしくて心があったかくなる。


相手は朝、登校したらくじを引いて決まる。



仲間との認め合う関係づくり、学級への信頼感を高めるため。





学級をはじめ、集団への適応感が貢献や利他的行動につながる。



利他、貢献は幸せにつながっている。

つまり利他や貢献、他者な笑顔を志向する行動、態度、生き方は幸せにつながる力。



この集団には自分の居場所がある、ここにいる人たちは仲間だ、味方だという主観的な感覚。




集団に対する「信頼」といってもいいかもしれない。





そこに所属するメンバーと知り合いになって互いを認め合うことが大切。



仲良し同士になるのとはちょっと違う。



ベッタリ仲良しじゃなくていい。ゆるやかなつながりでいい。でも互いに味方だと感じている。いざとなったら誰とでも協働できる、学び合える。




ゆるやかなつながりの中で、利他や貢献の喜びを感じながら成長していけたら、その先に幸せな人生が続いていると思う。

学級づくりの「い」

2019年03月17日 | Weblog
「い」意味を語る

学校生活には登校してから下校するまで様々な活動がある。



その一つひとつについて、「何のためにするのか」「どんな意味があるのか」を語れるようにしておきたい。


例えば朝の会というショートホームルームだったら、


・学校モードに切り替えるため
・1日の学校生活のやる気のスイッチを入れるため。
・1日の活動のウォーミングアップ
など




すべてについていちいち語る必要はなけれど、学級担任として「なぜするのか」という質問に答えられるようにしておけるといいと思う。


「正解」じゃなくていい。それに正解なんてないものが多い。


担任なりの答え「先生はこう思うんだ」をもっていればいいと考える。



答えがないということは、意味があるかも考えていないことを子どもにさせていることになる。もしかしたら、意味のないことを「そういうきまりだから」「そうすることになってるから」「ずっとそうだったんだから」というようなことでさせてしまっているかもしれない。


だったらそれはやめた方がいいことなんじゃないだろうか。



子どもの発達や実態に応じて、簡潔に、伝わるように。




子どもと考えて意見を出し合うのもいい。


なぜするのか。


どんなことが学べるのか。


こちらが考えているものよりいい意見が出たりする。







卒園式・卒業式

2019年03月17日 | Weblog
息子の卒園式に参加してきた。






花粉飛散がピークということもあるのか、終始うるうるしてしまった。






ほとんど何にもしてない私に代わり、様々なことを息子に教え、優しく温かく導いてくださった。






ここまでいろいろとお世話をしてくださった先生方をはじめ、園の関係者のみなさまに深く感謝したい。







卒園式、卒業式は人生の節づくり。







学校の卒業式、卒業式練習も児童にとって、意味あるよい節づくりになるようにしたいな。

日本学級経営学会

2019年03月10日 | Weblog
この週末、第1回日本学級経営学会に参加してきた。



シンポジウムや色々な方の研究発表を見聞きして、また「学級」について色々考えることができた。




学級経営は色々な要素が絡まりあっているし、色々な活動が盛り込まれている。とっても複雑なもの。瞬間瞬間に選択があって成功も失敗も盛りだくさん。


その一つ一つが子どもの「幸せに繋がる力」を育み伸ばすことを目指して行われているかどうか、という視点はやっぱり大事だと思った。



「いい学級とは誰にとっていい学級なのか 」という問いにはハッとさせられた。


今年度も残りわずか。
いい締めくくりをしたい。

ぼーっと生きてんじゃ

2019年03月01日 | Weblog
2019年になってもう2ヶ月が経った。




1年の6分の1が終了~。



いつもこればっかりだけど。。早い!




日々業務に追われているうちに時間がどんどん経ち。。





誰かに「ぼーっと生きてんじゃねえよ!」と叱られそうです。






今年度の学級生活も残りわずか。


レベルアップチャレンジ略してレベチャレを先月卒業させて今はフォローアップ期間中。



そうした特別な手だてをなくしても、自分で判断できたり、仲間同士で声を掛けあって、自主的自治的に自他の笑顔を志向して生活を送ることができるように。




子どもたちの次年度のステキなスタートにつなげたい。






放課後、手押し相撲でちょっと盛り上がった。



持ち込める物が限られている「学校」という場だからこその楽しみかな。




そうじゃなきゃスマホやゲームのスイッチがすぐに入れられるだろう。




不自由さや不便さが窮屈に思えるけど、一方で工夫や楽しさが生まれたりする。




ステキな時間だった。