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教師☆学校心理士のセルフカウンセリングルーム

学校心理士によるつぶやき。教師の悩み・試行錯誤に寄り添うブログです。

キラリ☆探し

2014年03月04日 | Weblog
 ほめ言葉のレベルアップ運動を展開中。


 学級をほめ言葉体質にするプロジェクト。




 子どもは毎朝輪になって「感謝したいこと、いいなすごいなと思うこと」を伝えあっています。




 しかしそれがマンネリ化。




 しかも大分前からそうであったのになかなか有効な手が打てず、そのままずるずると年度末。


 

 そこで、菊池先生の講座で学んだことを生かし、学級をほめ言葉体質にするべく、担任主導で年度末のプロジェクト開始。



 まずは担任が子どもを「観て」「取り上げて」「認める・ほめる・勇気づける」を積極的う。

 
 
 意識してし始めて観ると、いかに観ることができていなかったか、言葉を伝えられていなかったかを痛感する。



 また、子どもの行為態度を観て言葉を届けるには、哲学をもち目指す行為像が明確になっていることが必要。豊かな価値語とともに。 

 これはもう日々の修行に尽きる。



 一日二日でできることではない。したがってこれは学びつつ今の自分で勝負するしかないです。



 そして、子どもの感謝いいところの言葉改革。をよく聞いて少しでも具体的なものや行為のよさを言葉と結びつけて言えたものを取り上げる。



 立ち止まってよきモデルを示し広げていけるようにする。



 また、一日の生活の中で何度も「キラリ☆みつかった?」と観察を促す働きかけをするようにしています。


 誰でもみつかるようなことではなく、よく観察した自分だけがみつけたその人のキラリと光るいいところを見つけようという働きかけです。


 

 キラリ見つけた?


 自分にも言いつつ子ども達に働きかけ、年度末の学級をほめ言葉体質、勇気づけ体質にしていきたいと思っています。




 進級する児童一人ひとりがほめ言葉体質になって、新しい学級づくりで力を発揮してほしい、そう願っています。

最近のつぶやき まとめ

2014年03月03日 | Weblog
2014-02-24 価値語

週末、菊池道場群馬セミナーに、参加してきました。正に現在進行中の学級づくり、実践を惜しげもなく開示しヒントを与えてくさった菊池省三先生に心から感謝したいです。誘ってくれた主催者の新井先生にも感謝感謝。



目指す行為像とそれを価値付ける言葉を結びつけて子どもに示し、日常化していく「価値語」は是非教室に取り入れたい実践です。菊池学級では子どもがその価値語を自分の言葉として語り、伝え合い、書いています。



この価値語の実践、試してみるととても難しい。
聞こえのいい言葉を語るのは言ってみれば簡単ですが、子どもがその価値を認め、自分の言葉として行為態度としていかないと意味がないのですね。上滑りしてしまう。またはそのとき限り。。浸透しない。価値が共有されない。。

目指す行為像がはっきりしていないと言葉と結びつけて示すことはできません。まずはそこからです。それには哲学が必要なんですね。技術だけを真似して失敗するのはこの哲学がないからでしょう。子どもとともに自分を磨いていかなくてはいけませんね。

そしてあれもこれもいっぺんにでなく、まずは「一点突破」でしょうか。これまで学んできたことがつながってきます。



目指す行為像を明確にする。その行為を価値付ける言葉を考えておく。子どもの行為態度を観察したときにすかさずとりあげて提示する、ポスターにしたりコメントに入れて日常的に浸透させていく、そんなイメージでいます。

今日は「利他」という価値語を提示してみました。「利他な人」「利他の力」「利他の行為」そんな感じで教室に広げてみたいと思っています。







ビジョンをもつって大事だなと思います。モチベーションも上がります。



どうなりたいのか、どうしたいのか。




さらに実存に迫れば、、

自分の命に与えられた使命は意味はなんだろうか。




ミッションステイトメントを立てる、時々見直すのもいい。



子どもたちの「やる気」にも関係してるはずです。



難しいことや自分の中でうまく言葉にできないことをノイズたっぷりダラダラ語るのでなく、ズバッと問うてみようと思います。




具体的な職業でもよし。

こんな人になりたいでもよし。

こんなことができるようになりたいもよし。

近い将来もよし。

遠い将来もよし。




書いてみる

言ってみる

小さくても何かが変化するのではないか。



自らを成長させる勇気元気を出せるように。





夢のビジョン作戦。



個人のやる気アップがクラス全体の雰囲気アップにもつながるといいなあ、と欲張りなことを考えています。



さて、年度末のモチベーションアップにつながるか!?




2014-02-13 パフォーマンス
現代の日本の学級システムでは担任と子どもとの関係性、距離感が大事です。



信頼関係が築かれていないと、担任にとっても子どもにとっても幸せな時間が過ごせないと思

います。





児童同士の関係が横糸としたら担任と児童の関係は縦糸といえます。その縦糸の構築です。





実態や学級の発達の段階、成熟度にもよりますが、担任が雰囲気を作る、笑いを生む、空気をつくることをあまり頑張らないようにしようと思っています。





子どもが依存してしまう、自分達でやろうとしないのです。



逆に言えば子どものすべきことや学びの機会を担任が奪ってしまっている状態。



若いときは俺に任せろ~とばかりに明るく楽しい雰囲気を自分がつくり、ドカ~ンと笑いをおもしろさをと頑張っていました。若い担任教師には必要なことだしそれが武器だったりしますね。

でも、子ども達の成長を考えたら子ども達に任せた方がいいんだろうなと考えています。





とはいえ、バランスが大事でそこがなかなか難しい。



「任せるからやってね」と、ただ任せていると空気は重いままだったり。ふざけから帰ってこなかったり。



まあそうであるのはホンモノの自分達でやる力がまだ育っていないからですね。





いっしょに生活している以上、存在しているだけで何らかの影響を与えています。お互いに。





「空気の調整」くらいの意識はもって自分のパフォーマンスやノンバーバルのメッセージに自覚的にありたいと思います。



そしていっしょにやっていくよ、というスタンスが子ども達に伝わるようにすることも大事なのかなと感じています。









2014-02-08
心の温度
編集すごい雪。

東京では13年ぶりの大雪警報だとか。

高崎も朝から休まず降ってます。



授業日じゃなくてよかった。



芯まで冷えるような寒さを感じつつ、心の温度について考えました。



ちょんせいこさんは「心の体力」と表現していたけれど、体温と同じように心にも温度があるという考え。確かにあるように感じます。自分も子ども達にも。



心の温度があたたまっていないと全力は出せない、踏ん張れない、チャレンジできない。



体と一緒。



ダメだし、間違いを指摘したり、行動の修正を促すような働きかけはしなくてはなりません。



でもその倍いや3倍4倍、心を温める言葉かけや働きかけが大事だなと思います。



勇気づけられて心の温度があたたまった子どもは頑張ろう、先生の言うようにやってみよう、チャレンジしてみようと動きます。金曜日、そんな姿がチラリ見られました。



とはいえ、言うは易し行うは難し。。



心を冷やす働きかけとあたためる働きかけは1:4でこれもちょんさんの本で学んだことですが、意識してやっていきたいです。



ちなみに体の温度も下げちゃいけませんね。体温が1℃下がると免疫力が30%も落ちるとか。



インフルエンザも流行っています。



体も心も冷やさないようにしていきましょう。




2014-02-06

尊敬
「尊敬する」 というと行為や業績が優れている人や目上の人を敬う気持ちを意味するところが一般的です。



しかし、アドラー心理学でいう「尊敬」は子どもに対しても用います。



立場や役割、経験や能力などは違っていても、人間としての価値、尊さは変わらない。相手の人権、人格、ありのままの存在 を大切にするという意味だと理解しています。





ここがいつの間にか抜けていたのかもしれません。





相互尊敬、相互信頼がアドラー心理学では重要なポイント。基本です。





そんな基本の姿勢、尊敬が足りなかったと反省。





信頼ベースのファシリテーターにもこの姿勢が不可欠なんだと思います。





「わかる」と「できる」は違う。



子どもからまだまだ「できていない」自分に気づかせてもらいました。



そんな自分に自覚的でいられていることが少しの成長でしょうか。





ときどき本の再読が必要だなぁと感じました。



2014-02-05
勇気づけ
アドラー心理学を学んでいます。





学級づくり、子どもへの対応に生かしたいと思っています。



しかし、いつのまにか「こうあるべきだ」「なぜできない」といった「べき思考」になっていることがあります。





そして引き算で子ども個人を学級集団をみてしまう、勇気くじきの言葉を発してしまう。。





最近陥っている失敗パターンです。





叱責、責める言い方、詰問で子どもの学級の心の温度は冷えていきます。



これまであたためてきた温度もいよいよさめてきてしまったかも知れません。



信頼貯金でいえば預け入れよりも引き出しが大分多くなってしまっています。





アドラー心理学はシンプルでわかりやすい一方で実践はなかなか難しいです。





明日は勇気づけの1日にしたいと思います。




2014-02-04 授業参観&懇談会
編集今日は授業参観&懇談会でした。



授業の後は帰りの会。その後懇談会。



時間がなく忙しい中だったけれど、ふり返りジャーナルを書きました。



ジャーナルには

「お母さんがきてくれてうれしかった。」

「緊張したけど頑張りました。」

「授業の後でお母さんが声をかけてくれてうれしかった。」



とありました。



何でもないような顔をしていても授業参観はドキドキの特別なイベントなんだなぁ。



そして、お母さんお父さんが自分ためにきてくれるっていうのはうれしいもの。それだけで大きな勇気づけなんだなと改めて感じました。



懇談会。



保護者の方々は子どもの今と未来のハッピーを共に支えていくパートナーという意識をもってからはあまり懇談会だから、と構えなくなりました。



いっしょに成長を喜び合いましょう、困ったら一緒に悩みましょう、どうしたらいいか一緒に考えましょうというスタンス。



学校に自分にできることはします。お家ではどんなことができるでしょうか。いっしょにやっていきましょう。



お家は子どもたちにとって安全基地なんですね。だから学校でがんばれる。チャレンジできるんですねとお話を聞きながらこちらからもお話ししました。





頑張る子ども達の意欲や向上する気持ちをもっと高められる、もっている力をのばせる、可能性を広げられるようになりたいです。



2014-02-03 絵本の読み聞かせ
編集信頼ベースの学級ファシリテーションのセミナーで学んだ絵本の読み聞かせを最近意識して行っています。



今日読んだのは『シニガミさん』宮西達也 作絵 えほんの社
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4904188098



絵本の力は偉大なり。
聞いていた子どもたちいい顔してました。



なかなか時間がない中だけど、時間をつくって読み聞かせしていきたい。





2014-02-02  リスタート

昨日は大学からの友人の公開授業。



某附属小学校で100人以上の参観者いる中での授業。



公開日の授業、協議会だけがすごいのではない。



その日までの実践、研究、話し合い話し合いの積み重ねがすごいんですね。



参加後、久しぶりに会った仲間と語り合えたことも楽しかった上に収穫。



大いに刺激をもらって帰ってきました。



また明日から頑張っていこう。

絵本の読み聞かせ

2014年01月27日 | Weblog
本日読み聞かせした絵本『コーネリアス たってあるいた わにの はなし』作:レオレオニ 訳:谷川俊太郎 好学社


レオレオニの絵本はいい。絵がいい。お話もいい。


『アレクサンダーとぜんまいねずみ』は2年生の教科書教材にもなっていたっけ。


明るい雰囲気で読み終わった。児童の反応もなかなかよかった。


最後の読者への質問がそのまま聞いている児童に投げかけられてよかった。


隣同士の意見交換はまだまだぎこちないが、積み重ねで上達していくと思う。それは自分の読み聞かせも、である。



モヤッと

2014年01月24日 | Weblog
今週も業務終了。

いつの間にか「べき思考で」「引き算で」子どもを見てしまっていることに気づく。
こうあるべきだ。こうでなきゃおかしい。なぜできない!なぜわからない!。。
そうするとマイナスの言葉かけが増える。ふり返ってみると子どもの心の温度を冷やすような言葉が多々ある。
致命的な事態になっていないのはこれまでに築いてきている信頼関係があるからだと思うが、ジワジワ信頼貯金の引き出しをしているだろう。


「不適切な行為に注目しない」原則は言うは易く行うは難しである。
その子どもの現状に応じた、不適切な行為に注目しないこと、言葉かけ、注目、フォローが必要だろう。関係を築く途上であったり、心の温度が冷えてしまっていることがわかっていたりして、こちらの構えができていれば「許す」ことができ、勇気づけることを意識して対応できる。(と思う。。)毎日学校生活を共にし、さんざ行動や活動の価値や意味を語ってきてリレーションも確立してきたという思いがあると、こちらに子どもに対する「甘え」がでてしまうのかも知れない。子どものせいにして責めるのではなく、自分の実践ひとつひとつを見直し、うまくいっていないことに対して「何か違うこと」を行う必要があるのだと思う。


話していて、「聞いてもらっていない」「気持ちがよそへいっている」子どもがいると心がザワザワしてくる。多くの子どもは聞いていても数人のそういった行為が気になってしまう。きれいな服についた一点の醤油のシミが気になっている状態。なんだかスベっているように感じてしまうのかもしれない。失愛恐怖のあらわれか。こうした自分に自覚的であることも大切だと思う。対応に生かしたい。


自分が頑張って盛り上げるのでなく、子ども達でもっと盛り上げていけるといいのになぁ。。
これが「自分達で盛り上げるべき」となると苦しくなる。
盛り上げられるように場や活動、きっかけを設定するのがお仕事。

ほんわかあたためるべくファシリテーション講座で学んだ絵本の読み聞かせは週に1回はしていきたいと思う。

久々(^_^;)

2014年01月21日 | Weblog
とんとご無沙汰してしまった。

今年度も早いもんで残りわずかになってしまった。

年明けから20日過ぎ。今年はアウトプットをする年にしたいと思っている


目下の課題はインストラクションのノイズを減らすこと。ダラダラ話さずすっきりズバリを目指したい。これは日々修行していくしかないだろうな。でも意識してやるのとそうでないのは違うはず。意識してやりたい。レコーダーで録って聞くのもありか。。
そして、子どもに対する働きかけの言葉の抽象度を下げて分かりやすくシンプルに伝え、行動を促したい。「行動するということで感情が動く」を意識したい。そして、個の学び、個の成長といった「個」に着目したいと思う。


人間ドック終了。去年に比べてバリウムきつかったな~(^_^;)




年度末

2013年03月08日 | Weblog
 今年度がもうすぐ終わる。


 うまくいかないことの連続のままここまできてしまった。


 力不足を実感。



 「誰でもできる学級づくりのセオリーの一端を」


 
 というような考えをもち、



「自分だけできること」でなく



「次年度に荒れる学級づくり」でなく


 と考えてやってきた。




 ところがどっこい。自分の学級集団をきっちり育てることができなかった。




 ということはそこにいる児童一人ひとりの「育ち」ももう一歩だったと思う。 


 おこがましいコンセプトは根本的に間違っていたのかもしれない。




 まずは自分にできる学級づくりと個々の「育ち」をきっちりやっていかなくてはならないのだと思う。




 子どもにも困り感を感じている先生方にもこれからの先生たちにも「尊敬」を欠いていたように思う。




 残りわずかな授業日数、全力でできることをやりたい。

忘年会にて学ぶ

2011年12月28日 | Weblog
 一年あっという間。


 ちっとも徒然なるままに書いてない。

 
 来年はもう少し更新していきたい(T_T)


 
 大学時代の仲間との忘年会に行ってきた。


 毎年6人で集まることは恒例になっているが、今回は久しぶりにフルメンバー集まっての泊まりの会。

 
 ゆっくり語り笑い飲み過ぎて時を過ごした。



 年をとったのか、自分達の少しずつの成長か、職場でのポジションか、話の内容が数年前とはガラッと変わっている。


 
 
 仕事内容の話題がメインなのである。



 忘年会なのになんともつまらない!という感じなのだが、


 
 それぞれが「志」をもってやっているので義務の「仕事」というより、自分の目指すところの達成や自己実現に向かっての刺激のし合 いといったところである。  

 

 昔から知っているメンバー同士なので、なかなか素直に話を聞けないところがあってややこしいのだが、



 今回はいつもの気持ち悪さと頭痛だけでなく、刺激と実践のヒントを持ち帰ってきた。



 わかったのは自分がいかにいいかげんに授業をやっているかということ。

 
 安心感ある学級づくりの上に、または同時進行で児童にとって意味のある授業実践は成り立っていくのだと思う。


 が、その授業づくりがいかに甘いか、追求していない自分に気づかされた。

 
 仲間には年に4本も研究授業をやっているヤツがいる。


 指導案を書き、そのたびに事前研を行っている。



 授業も多く参観して、検討会で激論を交わしているのである。



 自分はどうか。情けない。校内の研修で授業をしたものの攻める姿勢は全く追いついていない。

 
 話をしている中で参考になるなと思ったのは、「座席指導案」というもの。


 総合的な学習研究で名の知れた伊那小学校の取り組みからヒントを得たものらしい。


 児童の前時までの意見や思考を書いておき、意図的な指名につなげることに生かせるのである。


 もちろんそれだけでなく授業づくりをしていくなかで気づくことが多くあるだろう。


 できたものを生かせることはもちろん、作成過程での気付き、学びが多いのだと思う。



 また単元の構想メモづくりである。

 
 児童の実態、教師の願い、ねらい、てだてをまとめたもので、それを作った上で授業に臨む。


 もちろん毎回毎回研究会に出すようなものはつくってやっていられないのだが、詳細なものではなくてもそれは必要だと思った。


 労力のかけどころや時間のマネジメントもうまくやっていく必要がある。 

 
 指導案づくりや構想図づくりが目的化してはいけないと思う。

 
 そして、児童の話し合い活性化についての話題もおもしろかった。


 教師のファシリテーションなしに児童同士で話し合いが進むように今取り組んでいるというメンバーがいる。


 彼は感覚と思いつきでやっていると言うが、実はいろいろな書籍や先行文献にも当たっているのではないかと思う。


 自分も含め、何人かがほんとに素直じゃない。


 指名をしないで児童同士で話し合いを進めるのは悪くないと思う。

 だが、出所を見極めて介入するのは授業者の大事な役割なので、でないと決めつけずに介入することは意識した方がいいと思った。


 なぜ児童に任せるのかと言えば児童が主体的にねらいに迫るためではないのか。

 
 だとしたら様子を見ていて迫れないようであればやはり出る必要がある。

 
 児童だけで話し合いを進められるようにスモールステップを組んでで実践していくところは大変参考になった。


 高学年なんだから自分達で話し合え、といって話し合えるものではない。

 手だてが必要だし、ましてや「反対意見」は出すような姿にはなっていかないだろう。


 自分の授業をふり返ると、意見の対立や葛藤場面をしっかり設定しておらずあったとしてもそれが盛り上がっていない。


 課題の設定と場の設定、ゴールを見据えて児童に任せるという話し合い活動への視点が足りなかった。


 ペアやグループでの話し合いはしているのでそれを生かして、全体の話し合いで意見のぶつかり合いの場面をしかけてみたい。

 
 また、研究授業でよくもまあ、新しい提案を次から次へとできるもんだと感心したが、


「もっとシンプルに」ということだって十分提案になるんんじゃないのか、


 
 といった仲間の言葉になるほどとも思った。


 まずは目の前の児童の実態。


 それありきで、ねらいに迫るためにどんな手だてを工夫するのかという視点で考えればよいのかもしれない。

 
 まあそんなに簡単な話ではないのだろうが。


 そもそも児童の実態をちゃんと見とれているのかということが問題。

 
 実にいい加減。

 
 それでは有効な手だてが打てるわけがない。

 反省反省である。

 まずは、授業後のノート集めをやりたい。


 国語だけでも毎時間やってみようかと思う。

 
 国語の研究をしているメンバーが多いので国語の授業の話がメイン。


 帰り際には、


 読むことの授業で、実態をとらえた上で、ねらいをみすえた言語活動を設定する。

 
 そこに向かって大きな課題をドンと投げるというような展開もあると聞きなるほどと思った。


 自己肯定感、やる気の向上といったところを重要な観点としてもって日々の実践にあたっているが、

 
 児童が一番過ごす時間の長い「授業」の時間を充実させることを、落としてはいけない。


 
 なんとも初歩的な思いで情けないのだが、授業そして授業研究をしっかりやろうと思う。


  

結婚式

2011年11月20日 | Weblog
 11月19日(土)親友の結婚式だった。


 中学校時代からこれこれ20年以上の付き合いである。


 苦楽どころか喜怒哀楽を共にしてきた生涯の友。


 スピーチもなんとかやり遂げることができた。


 喜びと感動の一日であった。


 2人とも時間はかかったがようやく家族をもった。

 これからは家族ぐるみで付き合っていけるとよいと思う。



 環境や状況は変わるが、相変わらずバカ言いながら2人でこれからも成長していきたい。 


 
  

10月末

2011年10月30日 | Weblog
 あっという間に夏が終わり、秋もまた過ぎ去ろうとしている。

 朝晩はもう寒い。

 
 
 異動して半年が過ぎ、今の現場にもだいぶ慣れた。
 

 ただ、実践の結果である児童の姿を見ると、まだまだといわざるを得ない。

 
  
 大きな目的に向けて働きかけは積み重ねているが、そのひとつひとつがやや思いつきであることが多い。


 
「学級づくり実践の基本プラン」のようなものをつくる必要を感じている。


 
 最近のテーマは児童の「自律」機能の向上である。 


 自己肯定感を高めることは実践のベースとなる意識であるが、それを意識した自分の働きかけに甘んじている児童が少なくなく、力が伸びてない気がする。 

 
 見る人が見たら「鍛えられてないクラス」である。


 リーダーシップと動機付け、信頼関係をベースにした「ダメだし」の工夫を考えなくてはならない。


 自己肯定感の向上と、未熟な点の指摘・自律的向上、残りの半年足らずで少しでも伸ばすことができたらいいと考えている。



 風邪&インフルエンザには気をつけねば。



  

ゼロからスタート

2011年04月05日 | Weblog
 新年度のスタート。






 新天地で学びと実践がまた始められることに感謝したい。





 


 今年度は昨年度の反省を生かして、スタートはP機能の発揮に力を入れたいと思ってい る。

 子どもが全力を出せるようにしたいからである。









 全力を出さなければ限界値が伸びない。







 P機能が弱いと、子どもがそこまでいかないと感じた。








 「全力」と簡単に言っても相当レベルが高いと思う。







  達成は難しいだろう。







  ただ、自分を甘やかして過ごす毎日でなく自分を磨く毎日にしたい。





  「全力」を目指したいとは思う。






   70%が「全力」を出せるクラス



   


   まずはそんな目標だろうか。


   


   7月くらいまでにいけるだろうか。
 
  
   
   そんな目標でいきたい。





   
 

   昨年度は、「子どもが自分で考えて動かなきゃ!」「自治だ!」とできない子どもに   最初から任せすぎた(気がしている)。




 


 といって、あせって担任一人でビシビシ突っ走ってもいけないのが難しいところで、実態
 に合わせたバランスが重要だとは思う。








 
 しかししかし、まだまだ構想がぼんやり。







 これではいけない。



 


 もう少し離陸の方法・てだてを練りたいと思います。