岡山県の新倉敷駅からで40分 標高430mにある
銀色に輝くドーム・「美星スペースガードセンター」
宇宙の小惑星が地球に衝突しないかどうか見極める
国内で唯一の専門観測所だそうだ
直径1mの鏡を持つ屋上の大型望遠鏡がとらえた光は
コンピューター画面に黒い斑点になって散らばり
まるで布にあいた虫食い穴のように映し出されていて
その斑点の中から
人類に重大な危機を及ぼすかもしれない小惑星を探し出すのだ
小惑星の多くは火星と木星の間の「小惑星帯」にあって
大小約40万個も確認されているんだと
でもここにとどまっている限り安心なんだけど
問題は「小惑星帯」を外れたり より遠くから太陽系に飛び込んだりして
地球に向って来る「キラーアステロイド(殺し屋小惑星)」と言われるもの
これらは地球近傍小惑星(NEA)と言うもので
今までに大小様々4600個見付かっているんだって
直径約100mのNEAが地球にぶつかれば
直径2kmのクレーターが出来
そのエネルギーは熱に変わって大爆発を起こし
都心に落ちれば関東全体が壊滅するって
この手の話ですぐ思い付くのは
6500万年前に恐竜が絶滅した事
直径10kmの小惑星が地球に衝突した為…と言う説が有力な訳だけど
直径100mで関東全体なんだから その100倍ってか
ブオ~~~~~~
そりゃ 超ウルトラスーパー巨大な恐竜もぶっ飛ぶわなぁ~~~~~
まっ この4600個のほぼすべてが
NEA観測でも先行している米国チームが見付けた物だそうだが
2000年にこの「美星スペースガードセンター」も
10km位の大きさのNEAを1個発見したんだって あっぱれ、あっぱれ
将来地球と衝突する可能性のある小惑星は
どこに潜んでいるかわからないと言う事で
年中無休・24時間観測して下さってるんだそうです ありがたや、ありがたや
そういやアメリカのパニック映画『アルマゲドン』は正にこの手の話だったけど
映画と言うのは実に時代を先取りして行く物だから
いつの世にか ついにその日が来るかもしれない
その時こそ 人類が作り出してしまった最悪の兵器だけど
それで地球を救う事が出来るなら
世界中の核爆弾と心を1つにして 立ち向かって欲しいものです
しかし今の世界を見ていると
いつどこの『バカ』が 核爆弾のスイッチを押すかわからないじゃないですか
小惑星が衝突するより先に
人類が地球を破壊してしまう事のないように
くれぐれも眼を光らせていましょう (老眼来ちゃってますが……
)