アメリカの環境学者 レスター・ブラウンさんのお話を聞きました
オバドル・ムーの人生で
相手の方の話を100%受け入れると言うのは
K様のプロポーズに「はい」と言った時以来
2回目だと思う・・・・・って どう比べるんじゃ って話だけど
レスターさんのお話はマジ100% 「そうだ」と思って聞きました
とにかく今我々の住む地球は 大変なことになっているのだ
国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の報告によると
世界の温室効果ガスの吸収量は31億㌧なのに対し
排出量は72億㌧に達しているそうだ (ゲェーーーッ倍以上じゃん・・・
)
だと言うのに
京都議定書で削減義務を負っている先進国が排出している温室効果ガスは
世界の3割でしかなく
大排出国のアメリカ・中国・インドには現在削減義務がない
(何じゃぁーーー義務がないって言ったって
皆さんどこに住んでらっしゃるとお思いですか
同じ地球じゃないんですかねぇ~~ )
レスターさんがおっしゃいました
「この問題を語る時必ず障害になるのは 『国益』と言うことで
確かに温暖化対策には膨大なお金がかかります
でも 今対策もせずこのままにしておいたら
本当に近い将来に起こりうるあらゆる環境破壊で私達が受ける損失は
今支出しなければならない額など比ではない
『国益』と言うならどちらが本当の『国益』か よく考えてみて下さい」って
(ま、まったくその通りです
)
ニューヨーク州のスピッツァー知事は
あの9・11のテロで崩壊した世界貿易センタービルの再建に
大いなる意欲を見せているそうだ
あのビルを巡る保険金問題も解決し
ビルのリース権を所有していた不動産開発会社「シルバースタイン不動産」が
契約保険会社から約5460億円(45億5000万㌦)を受け取り
この保険金で市と共に ビル跡地の再建計画に使うんだって
あの時崩壊していくビルを TVと言えどもライブで見た私としては
是非とも再建したいと願う気持ちはわからなくはない・・・・・
でも今それだけのお金があったら ビルを建てることより
レスター・ブラウンさんが提唱する温暖化防止策に
そのお金を使おうと思って下さらないでしょうか・・・・・
穀物を利用するバイオエタノールは実に良い発想だったけど
人類と燃料が同じ食料を奪い合う結果は 絶対良くない
だから 太陽・風・火山・地熱・大河・海・雷
・・・・・
自然の力を最大限取り込んで
様々なエネルギーに変える方法を見つけ出す研究に
使おうと思って下さらないだろうか・・・・・
それともう1つ 本当に貧しくて温暖化どころじゃない国への支援も考えないと
生活の為の伐採や自然破壊はなくならないから
そう言う事にも使おうと思って下さらないでしょうか・・・・・
これらの事は勿論アメリカにだけお願いすることではなく
特に先進国といわれる国は どこの国もそうですよね
ともかく私達人類は最早
自国の利益だけ考えている時代は終わったのですよ
地球は 大地も海も空も全部繋がっている1つの球体ですからね
国単位じゃなくて 『地球人
』 として皆で同じ方向で考えなきゃ
地球は救えないっしょ
さて 地球を救えるお金も技術もない私達だって
出来ることは一杯あるよ
夏の冷房を1度上げる・シャワーを1分短くする・マイバッグを持って過剰包装は断る
・ゴミの分別とリサイクルを徹底する・身近な家電をエコ製品に変える
・主電源を切る (これが一番難しいな・・・・・)
せこ~~~~~っ
って思うけど
このせこさ
が地球を救えるわけよねぇ~
「心はいつも地球規模」 でも生活は 「いつもせこせこエコライフ
」
これで決まりだ