Forever with Minjong

韓国の俳優・歌手キム・ミンジョンさんを応援するブログです。ネタバレ、独断ありの超個人的見解記事です。

棕櫚の森…(10)

2006-01-13 00:07:01 | Weblog
アンニョンです。
雪で孤立している集落の皆様は大丈夫なのでしょうか?
もっと中央が積極的に動いて欲しいと切に思います!道路が一日も早く開通しますように、祈るばかりです。
週末からは気温が上がり雪崩の心配もあるとか…大きな災害になりませんように…


さて、話はインソとソンジュの乗るバスの中へ…
どうやら江陵周辺に着いたようですね。江陵はソウルから東へ高速バスで3時間ほどの距離にある海辺の街で、東隣は日本海。夏には海水浴客で賑わい、秋には風光明媚な景色で知られるところのようです。

ソンジュはこの日一日のスケジュールをプラン済のようですね。タクシーの中での食事の誘いをインソ先生がやんわり断ろうとしてるみたいだけど、有無を言わさずビシーッと仕切っちゃってますね。

海の見えるレストランのバルコニーでお食事のようです。だけど、インソ先生気乗りしないようね…。
でもさー、この豪華お刺身の盛りあわせ…これで二人前なのかしら?すごいわね~。
先生はちっとも箸がすすまないようですね。(それになんだか寒そうだよ~)そりゃそうだよね。インソ先生はこの日一大決心で江陵に向かったのに、思いもかけないお見合相手がバスに乗り込んで来ちゃったんだもの。

このソンジュさんはインソ先生に自分のお母さんを思い出させるようですね。つまり自分のやりたいことをやる、言いたいことを言う、欲しいものを手に入れる…てところかしら。
そしてソンジュもそれは認めているようです。また、そういうように育てられてもいるようだし…。

古今東西、身分違いの恋に障壁はつきものだけど、儒教思想社会の国では一段と厳しいものがあるようですね。
両親や年上の者に礼を尽くすというのは素晴らしいけど、額に汗して労働することを卑しむという風潮は、現代では希薄になっているでしょうが、一部特権階級の人には根強く残っているのかも…。(特にインソ先生のオンマ世代には)

インソ先生の頬を涙でぬらした「棕櫚の森」のストーリーもソンジュには響かなかったようですね。
二人の女性は気の毒だとは思うけど、船長には最初から戻るつもりはなかったんじゃない?と思ってるみたいね。男はやましいことがあるときは言い訳するもの…とも言ってるようだし。
そしてこの時点で彼女はインソがファヨンの元に戻るとは毛頭考えてないみたいです。クールandドライの彼女には「とってもロマンチックなお話しだけど、でも無理よ。現実を見ましょうよ」という思いが強いみたいです。

アラ~ソンジュさん、愛は時空を越えるものなのよ~。だって現にあなたも仕事をうっちゃってインソ先生を追いかけてきてるじゃない。自分では気がついていないかもしれないけど、これって立派に恋に落ちてると思いますよ~。

そしてズバリ「あなた、私と寝たい?」ときましたね~。この時のインソ先生の表情…ふ~む。
男の人ってのは、こういうこと女の人に言われるとどんな気持ちになるのかしらね~。
ソンジュの頭の中は、講義が終わってから、二人でどんな夜を過ごすかのプログラムが完全に出来上がっているようです。

そして自分もその講義を聴講するつもりらしい。今をときめく法曹界のエースキム・インソのレクチャーを聞き逃す方はない…と思ってるようですね。

「後ろの方で静かに座ってるだけだから…」て言ってるようですが…当たり前っつーの!
ここでは何も語らないインソ先生…そんなインソ先生の胸中をソンジュは知る由もないですね。

そしてもちろん…あの人も…。