
4月19日(土)のあさ空。
晴れていますが、遠くはかすむ毎日。桜島は消えています。

外出にはいい日和ですが、結局、めまいがひどくて立っていられず。今日は指宿までお墓参りに行きたかったものの、車の運転はやはり、見合わせた方がよさそうです。足が痛くてもブレーキはきちんと踏めるならOKですが、めまいはもしも意識を失ったらと思うと、無理をしてはいけないですね。あわてて、血圧をはかりましたが、血圧には関係なかったみたいで、いつもと同じ正常値でした。血圧でなければ、別の原因なので、そこまで心配はないものの、やはり、運転は注意が必要です。
車は便利ですが、運転の際の体調管理については無理をしては絶対にいけないものですね。今年は免許の切り替えの年。今年は目が心配。眼鏡は不要だったのですが、今年は眼鏡が必要になりそうな気配。高齢者免許更新時の認知症検査にはまだ少し時間はありますが、60代の高齢者であることは間違いなく。これから先はさらに気を付けて運転しなければなりませんね。

今はfacebookは何もやっていないのですが、たまに、おすすめ記事で興味を惹かれることがあるので、気が向くとチェックすることがあって、そこに気になる投稿がありました。新聞記事の切り抜きらしい写真だったのですが、その記事を読むと、20代の女子学生が投稿したもののようです。20代だから大学生かなと思いますが、仮にA子さんとしておきます。A子さんのお友達のB子さんが結婚することになり、友達どうしでお金を出し合ってB子さんに結婚祝いを贈ることになったそうです。
そのことに対して、「なぜ、お祝いをする必要があるのか」という疑問をA子さんは感じています。A子さんはB子さんと仲が悪いわけではなく、仲のいい友人でB子さんが嫌いだとか、そういう意味でもなく、ただ、結婚はB子さんが「勝手にするもの」で、友人のA子さんには「何の関係もない」こと。それなのに、A子さんがB子さんにお祝いをあげるということが納得できないのだそうです。結婚も出産もすべての人がするわけではなく、それぞれが「勝手に選択することなのに」と。また、それとは別に、自分のことでもない友人の結婚式に「感動した」といったことを口にする人たちのことも、もやもやしてしまうA子さん。そういった友人たちに共感できないようすです。
私たちの年代なら、「そんな疑問が存在するなんて考えられない」というくらい、仲のいい友人なら、結婚をお祝いするのは「当然」だと思えるし、そんな友人が幸せそうな結婚式に出席したら感動するのも「当然」だと思うわけですが、「当然」だと思えない人たちがいるだろうなということは、最近の若者たちと一緒に働いて来た人間としては、わかるような気がします。
A子さんのような人たちは一緒に働く若い人たちにもよくいました。人に対して共感しないというのか、「関係ない」と思うことが私たち世代よりも多くそこに存在していることを感じます。部署内では結婚する人も出産する人もいなかったので、そういう例はありませんでしたが、退職者の方に花を贈るという慣例がありました。そういったとき、「なんでするの? やらなくてもいいよ。辞めるんだし。関係ない人にお金なんて出したくない」と反対する人がいる。「おつかれさまでした」という仕事仲間に対する感謝の気持ちはそこに存在しないようです。
少し論点はずれますが、そういう人たちは職場の人たちとの飲み会程度でも、露骨に嫌がる。「いやだ。行きたくない」とみんなの前でも遠慮がない。そして、仕事としての出張があっても「私は行かない」なんて、平気で口にしてしまうことにびっくりすることも。私たち世代で、仕事である出張を「行きたくないから行かない」という好き嫌いで選択するということは考えられないことでした。一緒に行く仲間や上司が「嫌いだから」という理由だとして、それがセクハラやパワハラをするような相手なら理解はできますが、特にそんな攻撃を受けるような相手でもないのに、性格や見た目が気に入らないと、「嫌い」とカンタンに片づけて、「関係ない」と見向きもしない。それはちょっと、冷たいようにも思えますが、そうではないのだろうとも思います。
A子さんは友人B子さんにお祝いをあげたくない自分は冷たい人間と思われるのかと意見を求めたい様子だったものの、それに対する記事はアップされていなかったので、どのような回答があったのかはわかりませんが、特に冷たい人間というのではなく、価値観の違いがあるのだろうとA子さんにも社内の人たちに対しても思います。時代とともに、そういった価値観は変化していて、その違いを上の世代が若い世代に説明したところで、内側に持っていないものには何も響かない気がします。「当然なことだ」という価値観の押し付けではなく、きっと、違うアプローチが必要なのかなと。そんな気がします。何も持たない人はいないはずですから、きっと違う扉もあるのだろうと思うわけで。
ゆう空。朝は消えていた桜島が帰って来ました(笑) 雲は抱えていますが。

西側の空は全体に雲多め。雨になる予定です。

夕方にはめまいも落ち着きました。頭痛はするけれど。めまいや頭痛がすると、ちょっと血圧が気になってしまいますが、夕方も変わらずでひと安心。
そういえば、先日のかかりつけ医の受診で待合室で待っていると、看護師さんが、待っている私たちに、血圧を測ったかどうかを聞いて来ました。一応、来院したら自動血圧計で測ることを義務付けられているのですが、高齢者がとても多いクリニックなので、看護師さんが測り忘れている人にはその場で測ってくださるのです。私は先に測っていたので、紙を渡すと、「ああ。調子いいですね」と正常値の値ににっこり。
続いて、私の前にいた高齢女性が測っていた紙を渡すとき、値が見えてしまったのですが、看護師さんはその値を見て、びっくり。「おうちで測ると、少しは下がりますか?」と聞くと、「いや。家で測ってもこのくらいよ」とこともなげに言われるので、看護師さんはあきらかに戸惑ったお顔をなさっていました。その血圧の値は「178」だったのです。これはちょっと、高すぎるのではないかと私も看護師さん同様に、動揺してしまいました。だじゃれはともかくも、高血圧は心配ですが、その女性の様子を見ていると、軽度な認知症状もおありなのではないかと。そうすると、血圧の値に対する認識もできないということなのかもしれません。認知症の症状は生活の安全を保つにも簡単ではないことを思いつつ、その方の番号が呼ばれても動かないので、「番号が呼ばれましたよ」と声をかけて、診察室に誘導しました。
感情をコントロールする部分が
壊れちゃってるのかなあ
今どきの子は 喜怒哀楽を表現するのはカッコ悪いと思う子も多くいるようで
なんだか ね って思いますが所詮他人事。
私も冷たいですが、少なくともこういう価値観の違う人とは付き合っていかないなって
思い生活しています
親もそう言う感じなのカモ…ね
お気の毒…だ…
>脳が... への返信
この記事の学生さんはこれから社会人になったら、考え方が変わって来るのかもしれませんが、社内の方たちは同じように考える方が多いような気がします。でも、こういった価値観の変化はどうしても世の中にはつきものだし、私自身、若いときに罵倒されたことを思い出すんですよ(笑) 「男に意見をするような低能な女」と言われたことがあって。私は決して、気が強い方ではなくて男性を言い負かすといったことはしない人間なので、そんな風に生まれてはじめて言われて驚いてしまったのですが、上司の男性たちは「女は男に黙って男に服従するのがあたりまえ」という価値観だったので、私が「このようにすべきだと思うんですが」と業務上で困っていることを相談したら、それだけで「バカ女がっ」と罵られたのです。それ以来、価値観の違いを相手に押し付けるのではなく、黙って、自己責任で改革を進めるようにしたのでした(笑)