空が高かった

今日は秋晴れの穏やかな日だった。絵を描いたように空が高く澄んでいた。

ここ2週間・・・私のまわりで何かいつもと空気が違っていたかもしれない。人は旅立つとき近くの誰かを連れていくとか迷信があるけれど不思議なエピソードが続いた。幽体離脱ってホントにあるかもしれないと考えてしまうような場面がいくつかあった。

夕べは21時過ぎから待機となった。明け方だろうかと・・・いったん帰宅して・・
疲れて眠れないでＰＣをいじっていたらなぜか猫がそわそわしていて大事なビスクドールにおしっこをひっかけたものだから（信じられない！！）つい逆上してバシバシ猫を叩いてしまった。
うしろめたい気持ちで後始末をしていたら２時半すぎてしまって・・
ようやく寝付いたと思ったころ４時に緊急コールが鳴った。

無反応だったおばあちゃんが家族みんなそろったとき目をあけてあたりを見回した。信じられないくらいはっきりとしたresponseだった。

家族ってかけがえのない大切なものなんだなあと私がいつも感じる瞬間だ。
ずっと家に帰りたいと言っていたおばあちゃん。
毎日家人をずっと待っていたおばあちゃんを気の毒に思っていたけど
でもたくさんの家族に見守られて旅立つ姿をみて
きっとおばあちゃんの人生は最高に幸せだったのねと気づいた。
元気だったころの気丈な気品のよい姿をよく覚えてるよ。
ほぼ４年のお付き合いだった。

そして今日のＡＭは別件で告別式に出席しなければならず・・・
夕べから２時間睡眠のところを高速を飛ばして行ってきた。

帰り道なんだかまた感慨深い気分になってこのまま北上して雪山目指してちょっと遠いけど白馬まで行っちゃおうかなんて考えながら走っていたら全く逆走して南下していたことにだいぶ走ってから気づいた。（もっと早く気づけ自分！）

結局まっすぐ帰ってきた。写真の山は家の近くから今日の夕方望遠で撮った北アルプス（？でいいのかな？それでも実際家から山までは全然遠いですっ）
生きてるといろんなことを感じられるね。