(有)妄想心霊屋敷

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あとがきとかそういうノリのアレ

2015-03-05 22:00:49 | 戯言
最初の投稿日が2007年6月13日? で、今が2015年3月5日だから――7年と半年?

えー、はい。ということで7年と半年に渡った長期連載「新転地はお化け屋敷」、ついに完結と相成りました。
タイトルで誤字やらかしてると気付いたのは何年目の話だったか……というのはともかく、これまでお付き合いして頂けた方は本当に、本っ当に有り難う御座いました。
なんせ第一話の投稿日に生まれた子どもが小学生になるくらいの期間ですもんで、単にその時間だけを取ってみてもとんでもない話だと言わざるを得ないのでしょう。繰り返しになりますが、ここまでお付き合い頂いて本っっ当に有難う御座いました。
まさかかつては400字詰め原稿用紙1枚を埋めるのに泣きそうになっていた人間がこんな、なんてついつい自分語りをしてしまいたくなりますが、語るにしてもせめて作品に関連する部分についてを語ることにしておきましょう。

上記の通りの7年と半年を、ほぼ毎日更新で。我ながら無茶苦茶なことやり切っちゃったなあというのが今の感想ではあるのですが、しかしながらこれが案外、やってる間は苦痛でも何でもなかったりしたのです。
という言い方をするとなんだか文章が好きで好きでたまらないやつに見えてしまうのかもしれませんが、別にそういうではなかったりするのです。これまでにも何度か書いたことはあるのですが、私は書きはすれども読みはしないやつなのです。しかもその「書き」にしたって暇な時間はそればかりやっているというわけでもなく、開始時刻と一日に書く量と投稿する時間をきっちり決めて、それが済んだらその日はそれっきりでしたしね。
一般的に見てそれは趣味と言えるのかどうか――なんて、気にしたところであんまり意味はないのかもしれませんけどね。自分で趣味だと思っていれば趣味なのでしょう、結局は。

で、作品関連にかこつけた自分語りはそれくらいにしておきまして。
結婚式の真っ只中、披露宴の直前という中途半端もいいところな場面で終幕を迎えた今回のお話なのですが、実のところそこだけは、作品を手がけ始めた当初から想定していたものだったりしたのです。「そこだけは」というのがどれくらい適当だったかを如実に表しているところではありますが……で、まあ、今回の主人公が大学生だったのはそれが理由の一つですね。結婚式まで漕ぎ着けなきゃいけないから、という。
じゃあなんでそんなに結婚式をやらせたかったのかという話なのですが、それは実に簡単です。
付き合い始めた後の話を書きたかった。
ので、じゃあそんな話のエンディングになるような区切りと言ったらどこなんだ、という。
……それが結婚式というのも極端に過ぎるだろか、実際そういう話にしたとはいえくっ付いてから一緒になるまで早過ぎだろとか思われるのかもしれませんが、大丈夫です。一番そう思ってるのは多分私です。
無茶だから書いてて面白いんだよ!
とかね。

幽霊とか霊能者とか猫とかただの料理好きとか、そういう人達はどういうことを考えているものなんだろうか?
この作品だけで考えても7年と半年。自分とは全く違う人間の思考や行動を、なのに自分の脳味噌の中にあるものだけで想像し更に表現までするというのは、それだけやっても全く飽きる気配がありませんでしたとさ。

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