「何だというのだ家守は。今日はやけに――いや、いつも通りか。はあ」 「大吾くんはそんなに気にしてないみたいだけどねー」 「平然として、それで頼りになるならいいのだが、実際はそれどころか素直に答えるからなこの馬鹿者は」 「いいんじゃない? 胸を張って付き合ってるんだって言ってくれてるんだし」 「……羨ましいよ、お前のそういうところは」 . . . 本文を読む
「妙な感じですねえ。蛇さんのほうは喋ってるように見えませんし」 「普通は蛇が喋るほうが妙なのだがな。日向、いい感じに毒されてきているぞ?」 「うぐ。まあ、確かにそうなんですけど……」 . . . 本文を読む