鼈甲はどんな味? 2007-01-17 | ジュエリー 鼈甲はご存知の通り、亀の甲羅。 たんぱく質なので、長い間しまっておくと虫食いの被害にあう事があります。 以前いらしたお客様は タンスの引き出しに、鼈甲のネックレスを、ジュエリーケースに入れて 丁寧にしまっておいたにもかかわらず、久々に出してみたら 虫に食われ、いくつものパーツに分断されていたそうです。 油断なりませんね~ それにしても、虫はケースの中にどうやって入り込むのでしょう?? 写真は虫に食われた菱型の帯止め。 いつもありがとう。ジュエリーBlogランキング ジュエリーオーダーとルース販売 Ree Jewelry #装飾品 « パールのカフス | トップ | 交通安全協会って・・・ »
15 コメント(10/1 コメント投稿終了予定) コメント日が 古い順 | 新しい順 takako (鼈甲飴) 2007-01-17 22:14:44 鼈甲ってこんな字なんですね。虫が食べるということは美味しいってこと?やはり動物性たんぱく質?コラーゲン?綺麗ですよね。鼈甲のかんざしがゆめです。帯止めもいいわ~ 返信する takakoさん (Ree) 2007-01-17 23:11:50 “鼈”って絶対に書けない。どうなってるの? 左上のあたり。ずっと前、ロングブーツを虫に食われたことがあります。皮靴が虫食いってあまり聞かないですよね、保管が悪い。。。一応動物性たんぱく質か。 何年も履いていなかったからね~ なら、捨てろってか。 返信する 私も食われた (ISEKOBO) 2007-01-17 23:25:50 何を?絵の具です。学生時代、紙に描いたポスターカラーのこげ茶色だけが食われてました。これはゴキブリのせいです。夜中にガリガリやられた。次の日の朝気がついたので、そのまま学校に持って行って、先生に「ゴキブリに食われました。」と説明したことを思い出しました 返信する ISEKOBOさん (Ree) 2007-01-17 23:46:30 ハハハ それは可笑しい漫画みたいなお話ですね。なぜ茶色だけ??黒砂糖が入っていた?ゴキブリも絵が描きたかったのかしら。共同制作ですね。 返信する こんな (R) 2007-01-18 08:21:06 固そうなものを、パーツに分断するまで食べてしまうなんて、どんな虫?小さいのにするどい牙を持ってたりしたら怖いよー。 返信する べっこうって、 (kinoko) 2007-01-18 12:36:16 たしか、ビールとインスタントコーヒーで、何ちゃってべっこうが作れる、とテレビで言ってたような。それにしても、とりあえず食べれるかどうか齧ってみた虫って…おいしいのかな? 返信する Unknown (Ree) 2007-01-18 23:43:02 Rさん その虫は齧るんでしょうか? もしかしたら溶かすのも?? どうなんでしょうね~すごく小さな虫なのに、鋭い歯があったら怖いですね。歯だけ目立ったりして。 kinokoさん∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!ビール+インスタントコーヒー=なんちゃって鼈甲ですか!!すごーい。それだったら私も食べちゃうかも。虫は匂いで分かるのかしら? 返信する 味はですね~ (カモメ) 2007-01-19 12:27:39 こないだ聞いたんですよ。どんな味かって。そしたら甘いんですってちょうどベッコウ飴の味だそうです。あツはツはツついにいったかカモメさんだれかがきっとカキコすると思っていたんですよ。ついにいったかオヤジギャグ! 返信する カモメさん (Ree) 2007-01-19 17:58:10 鼈甲飴といえばあの職人さんはすごいですね~。見ていて感心するばかり。まさに職人技。なめちゃうのは勿体無い。 返信する 初めまして。 (ぐりぐり) 2007-01-19 18:54:12 ぐりぐりと申します。私は食品会社の品質管理をしております。虫に関することで、少しコメントさせて頂きます。齧るかどうかは別にして(多分齧るんでしょうが)、虫はどうやって?の方に少しお答えできるかもしれません。洋服やたんぱく質系につく虫は、たぶんガの幼虫と思われます。でかいのではありません。8mmくらいのひらひら飛んでるやつです。年中飛んでおります。そのガは、なんと飛びながら卵を産みます。つまり「振りまいて」いるんです。年中です。そしてたまたま付いた所に酸素と水分と食糧があれば、成長していきます。酸素と水分は空気中に含まれるので、あとは「餌」と言う条件だけそろえばいいわけです。要するにガが卵を産む⇒箪笥に付着⇒繊維に幼虫が孵化・繁殖⇒餌を求めて移動⇒宝石へたどり着く、と言う図式が考えられます。これは食品なら粉々にしてしまうくらいの威力を持っていますので、多分鼈甲などもその食いつきで割ってしまうのでしょう。保管場所(箪笥)に防虫を定期的にしっかりする、湿度の高い所での保管は避ける。この二つに宝石のお手入れを組み込めば、かなり保存の状態がよくなると思われます。お手入れについてはReeさんがご本家でしょう。せっかくオーダーしたジュエリー達ですから、長く使っていきたいものです。でも買う側はけっこう普段のお手入れを怠ったり、保管しっぱなし、と言うことが多いでしょうから、購入される方に石の特性や、保管方法などを書面で一緒に渡して差し上げると、喜ばれるかもしれないですね。Reeさんはデザイン&リフレッシュもされている様ですので、長くお付き合いいただくのに、そういうことをされてみては如何でしょうか。・・・長々とスイマセン。余計なおせっかいの面もありますが、ご参考まで。 返信する フムフム (カモメ) 2007-01-19 19:39:55 Reeさんのブログのお客様は多彩な方がいらっしゃいますね。ぐりぐりさんのコメントを読ませて頂き大変勉強になりました。それからついでですが「それなら防虫剤を」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。防虫剤にもよりますがベッコウのたんぱく質を変質させるタイプもありますので入れないほうが安全かもしれません。真珠も同様です。 返信する かもめさんへ (ぐりぐり) 2007-01-19 20:18:14 なるほど。長期保存による変質は視野に入れていませんでした。こちらこそ勉強になりました。ありがとうございました。 返信する なんだか皆さんで盛り上がってていいなぁ~~ (Ree) 2007-01-19 20:59:17 ぐりぐりさんはじめまして、ようこそ私のブログへ そして興味深いお話、大変勉強になりました。ありがとうございます。飛びながら卵をばら撒くとは恐ろしい。ってことは、そこらじゅうに卵だらけ・・・ 時には自分の頭にも・・・ひぃーーー小さい蛾が飛んでいたら絶対にやっつけなければ!もしかして、米櫃にたまにいる蛾?湿度が高いとよくないんですか。鼈甲は乾燥しすぎると、割れやすくなるといいます。そこら辺も難しいところですね。拭いてから、チャック付きの袋に入れておけば心配ないということでしょうかね。今回のぐりぐりさんの貴重な資料をこれから大いに役立てたいと思います。ありがとうございました。またお越しをお待ちしております。 カモメさんそう言えば、タンスの中のパールが防虫剤で変質したお客様がいらっしゃいました。うっかりやっちゃいそうですよね。気をつけなければ。 返信する Reeさんへ (ぐりぐり) 2007-01-19 23:35:51 乾燥もよくないんですね。それもまた勉強になりました。やはりジュエリーは管理が難しいですね。昔の「桐の箪笥」なんてのは、よく出来ていたものです。そういう意味では、霧のケースに入れておくのも手なんでしょうか?うーん。元々ジュエリーの加工にも興味があったので、ブログを何日かかけて読ませていただこうと思います。色んな機械や道具が・・・。なんか工場に役立つものがないかなあ、と目がランランです。またお邪魔させて頂きます。 返信する ぐりぐりさん (Ree) 2007-01-20 01:49:47 昔は鼈甲の櫛など 桐のジュエリーケースに入れられていたんですよね。桐は湿気からも乾燥からも守ってくれ、虫も防いでくれたのでしょう。つまらないブログですが、お暇な時にでも読んでいただけたら嬉しいです。アトリエの中は工場そのもの、色気も何もありませんが・・・ 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡 コメントを投稿 サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
虫が食べるということは美味しいってこと?
やはり動物性たんぱく質?
コラーゲン?
綺麗ですよね。
鼈甲のかんざしがゆめです。
帯止めもいいわ~
どうなってるの? 左上のあたり。
ずっと前、ロングブーツを虫に食われたことがあります。
皮靴が虫食いってあまり聞かないですよね、保管が悪い。。。
一応動物性たんぱく質か。
何年も履いていなかったからね~ なら、捨てろってか。
絵の具です。
学生時代、紙に描いたポスターカラーの
こげ茶色だけが食われてました。
これはゴキブリのせいです。
夜中にガリガリやられた。
次の日の朝気がついたので、そのまま
学校に持って行って、先生に
「ゴキブリに食われました。」と説明
したことを思い出しました
なぜ茶色だけ??
黒砂糖が入っていた?
ゴキブリも絵が描きたかったのかしら。
共同制作ですね。
食べてしまうなんて、どんな虫?
小さいのにするどい牙を持ってたりしたら
怖いよー。
それにしても、とりあえず食べれるかどうか齧ってみた虫って…おいしいのかな?
その虫は齧るんでしょうか?
もしかしたら溶かすのも?? どうなんでしょうね~
すごく小さな虫なのに、鋭い歯があったら怖いですね。
歯だけ目立ったりして。
∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!
ビール+インスタントコーヒー=なんちゃって鼈甲ですか!!
すごーい。
それだったら私も食べちゃうかも。
虫は匂いで分かるのかしら?
どんな味かって。
そしたら
甘いんですって
ちょうどベッコウ飴の味だそうです。
あツはツはツ
ついにいったかカモメさん
だれかがきっとカキコすると
思っていたんですよ。
ついにいったかオヤジギャグ!
鼈甲飴といえば
あの職人さんはすごいですね~。
見ていて感心するばかり。
まさに職人技。
なめちゃうのは勿体無い。
私は食品会社の品質管理をしております。
虫に関することで、少しコメントさせて頂きます。
齧るかどうかは別にして(多分齧るんでしょうが)、
虫はどうやって?の方に少しお答えできるかもしれません。
洋服やたんぱく質系につく虫は、たぶんガの幼虫と思われます。
でかいのではありません。8mmくらいのひらひら飛んでるやつです。年中飛んでおります。
そのガは、なんと飛びながら卵を産みます。つまり「振りまいて」いるんです。年中です。
そしてたまたま付いた所に酸素と水分と食糧があれば、成長していきます。
酸素と水分は空気中に含まれるので、あとは「餌」と言う条件だけそろえばいいわけです。
要するにガが卵を産む⇒箪笥に付着⇒繊維に幼虫が孵化・繁殖⇒餌を求めて移動⇒宝石へたどり着く、と言う図式が考えられます。
これは食品なら粉々にしてしまうくらいの威力を持っていますので、多分鼈甲などもその食いつきで割ってしまうのでしょう。
保管場所(箪笥)に防虫を定期的にしっかりする、湿度の高い所での保管は避ける。この二つに宝石のお手入れを組み込めば、かなり保存の状態がよくなると思われます。
お手入れについてはReeさんがご本家でしょう。
せっかくオーダーしたジュエリー達ですから、長く使っていきたいものです。
でも買う側はけっこう普段のお手入れを怠ったり、保管しっぱなし、と言うことが多いでしょうから、購入される方に石の特性や、保管方法などを書面で一緒に渡して差し上げると、喜ばれるかもしれないですね。
Reeさんはデザイン&リフレッシュもされている様ですので、長くお付き合いいただくのに、そういうことをされてみては如何でしょうか。
・・・長々とスイマセン。余計なおせっかいの面もありますが、ご参考まで。