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High up in the sky

赤司 征大|Masahiro Akashi
UCLA MBA留学記
WHITE CROSS株式会社 起業までの軌跡

1週間という時間の中で

2013-10-25 03:22:10 | 2013.10-12 秋
Business Schoolにいると、時間には限りがあるということを強烈に実感します。

世界には、頭では理解できていても、実感を得ずらい事が数多くあります。聞けば誰もがなるほどとこそ思えど、我が身を持って実践することが難しい・・・それは、ほとんどの人にとって実感を伴わないことだから。

人が身をもって経験した事は、その人の語る言葉になって行くと思います。それゆえに、強烈な目的意識の元で自己を律し、努力し、何かを成し遂げてきた偉人の口から、素晴らしい名言が生まれるのでしょう。


Vistage Mentorship Programですが、一次選考を無事通過できました。来週の面接では最善を尽くします。


今週は、2つの試験を抱えながら、
・ アントレの関連のイベントに出る
・ Anderson Class of 2014(1学年上)の方で、既にVenture Capitalからの投資を数千万円受けて起業されている方のOfficeにお邪魔して、いろいろ相談に乗っていただく
・ Entrepreneurship Association の Business model development の director として、仕事の引継ぎを受ける
・ Stanford GBSを卒業された起業家の方の元での、プロジェクトを動かしはじめる
・ シリコンバレーでのVCへの就職が決まっている先輩とBusiness Modelについて話し込む

その他もろもろ、どえらくいろんな事が凄い速さで進んでいきました。

今週末も基本勉強に当てますが、ビジネスパートナーの松村さんとのBusiness Plan Develpmentなど薦めて行きます。

ここにいると、質の高い新しい学び・気付きが毎日のようにあります。日本にいた頃、ルーティン化していた日々の中で、一日に何個新しい学びがあっただろうか・・・どれだけ、人に伝いたい事に出会っていただろうか・・・と思うと、今の環境のIntensiveさを感じます。それでいて試験は、普通にこなしています。


ところで、火曜日にThunderbird School of Global Managementの日本人在校生の方が、UCLA にこられたので、暫く話をさせていただきました。

サンダーバードは、Business Schoolランキングで、 国際ビジネスの分野でNo.1の座を決して譲らない専門特化型のBusiness Schoolです。MBA受験者では、サンダーバードの名前を聞いたことが無い人はいないのでは?という学校です。その反面、あまり知られていないその実態に、国際ビジネスNo.1って一体?という興味をずっと持っていました。

お会いした方は、米国ビジネススクールにきていながら、昨年は9ヶ月を米国外の世界各地でのプロジェクトに参加していたとの事です。南米/中東/アジア・・・本当の意味で世界各国を、各教授の率いるプロジェクト単位で転々としながらビジネスを学んで行く・・・Business Schoolのあり方として予想すらしていなかった大変楽しい話を聞かせていただきました。

・・・そりゃ、この分野ではHarverdでもStanfordでもサンダーバードには勝てないわけだ。

同じ、米国Business Schoolでありながら、UCLAとサンダーバードとでは、全く異なる経験をする2年間となります。

世界には私達の知らない様々な魅力があります。

学びの阻害因子

2013-10-23 22:23:00 | 2013.10-12 秋
当然、言葉の壁はあります。

しかし、Business School において自分を表現する際に、language barrier/International/Native Speakerといった言語に関する言葉は、他人と比較して自分に何かができない際の居心地よい逃げ場所になります。

ということで、これらの言葉を今後使用しないことにしました。

midterm: 中間試験 直前

2013-10-22 23:34:15 | 2013.10-12 秋
休日: 起床 → 食事&勉強 → 食事 → 勉強 → 食事 → 勉強 → 寝る
平日: 起床 → 食事&勉強 → 授業 → 講演会中に食事 → 授業 → 勉強 → 食事 → 勉強 → 寝る

昨日は、夢の中で統計と戦ってました(笑)

まっ、なんてことはない。それが、ビジネススクールです。
 

Vistage mentorship program

2013-10-20 02:42:02 | 2013.10-12 秋
UCLAが与えてくれる機会の中に、Vistage と言われるメンターシップ制度があります。起業家として成功を収めてきた50代・60代の方々が、選考を通過した学生に対して、2年間メンターとしてご指導くださるという素晴らしいプログラムです。

Introductionに参加して・・・UCLAに来て、初めて人の言葉に感動しました。

同級生の若さあふれる視点からのビジネス感と異なる・・・起業家としての素晴らしい経験と成熟した人生観が丁寧に織り込まれた重みのある言葉でした。・・・怒涛のスケジュールの中で、何とかEssayを書いて提出しました。

選考に残り、面接までいけると良いのですが・・・



私は、常に上を見ています。それは、継続的な挑戦の中での充実感は生みますが、満足感を感じることは・・・ほとんどない生き方です。

瞬間的な達成感なら、普通以上に味わってきましたし、成功の美しさは知っています。その反面、これで大丈夫という感覚をどこかの時点で得たなら・・・それは寧ろ危険なことだと思います。少なくとも、現在リスクを取った生き方をしている以上、自分を維持するために走り続けことが求められるのはごく自然なことです。これは、起業家がよく口にする「リスクをとらないことがリスク」という言葉の言い換えかも知れませんね。

とはいえ、割り切っているつもりでいるその認識が時として感情レベルで生む違和感が・・・わかりやすく言うなら幸福感を求める人として当たり前の感覚が、私の起業家としての資質に悪影響を及ぼすものなのか、それとも人生のハザードランプなのか・・・それがどちらなのか、今の私にはさっぱりわかりません。

もし、Vistageに選ばれたならメンターの方々に、彼らがまだ若く、不確定な未来に向けてギャーギャー言いながら前に進んでいた時に、今の私と同じ感覚を感じられたのか・・・そして、起業家として成功して行く過程でどのようなバランスを得ていったのか・・・伺わせていただきたいな・・・と思っています。

まっ、起業家としての成功は人生の前提条件なのですが、その対価としてずっと幸福感を得られない人生はさっぱり嫌なのでね。


さて、寝ます。

UCLA Anderson 図書館 と 起業に向けて

2013-10-12 23:13:57 | 2013.10-12 秋



Amazon Case Competitionでは、結果を出せませんでした。

チームで、Finalistとの違いを事後検討した結果、自分たちのOut Putに何がかけていたか・・・何故自分たちがそのミスを犯したか・・・を明確につかむことができましたので、素晴らしい学びとなりました。希望を持ち全力を尽くすことで、失敗をおそれる気持ちは高まります。それでも尚、挑戦しないことよりベストを尽くしての敗退のほうが、よほど学びの質は高まります。

私は生きてきて、思い通りに事が運んだ事は・・・10に1つか2つってところでしょうか。とはいえ、失敗が生む学びと新しい可能性の素晴らしさは身をもって知ってます。

そしてそれは、成功の美しさにつながります。


今日は、朝からAndersonの図書館のMeeting Roomで、私の起業仲間のMさんと今後のスケジュールなどを打ち合わせていました。Mさんは会計系のバックグランドをお持ちで、穏やかな語り口が持ち味の素晴らしい方で、Andersonにて最良のパートナーを得られたことに感謝しています。

以下が、私たちの起業に向けてスケジュールです。(一部、黒塗りにしています。)


シナリオ通りに事が運ぶかって?・・・上下方修正も含めて、楽しみながら前に進んでいます。


ところで、Andersonの図書館・・・これがまた、素晴らしいんです。



左端にある個室がMeeting Room。Business Schoolでは、こういった部屋が多数あり、様々な目的で学生が活発にディスカッションを行っています。

閉館時間ぎりぎりまで勉強した上で、帰り際に取った写真なので、人が少ないです。

Mさんが何気なく言っていた言葉がおもいだされます・・・「学びへの活気があることが素晴らしいですね」・・・本当ですね。日本では、感じたことがない学びへの空気感がここにはあります・・・若く優秀な学生達が、ただ夢中で上を目指している姿は・・・美しいとすら思えます。

帰り際、OrientationのGame Day(日本で言う運動会?)で、朝から晩まで叫び続けていたJaysonと話をしました。彼は、いつも図書館で勉強をしています。凄まじくタフなお祭り男なのですが、勉強熱心でかつ親切・・・凄いギャップで格好いいな・・・と思います。



こちらは、図書館の入り口。左端はNYの証券取引所でかつて使われていたブースです。そう言えば、Chicago Boothにもあったな・・・Business Schoolらしさです。



自転車での帰り際、今日もUCLAは何かアート系のイベントをやってました・・・けど、帰りました。


今は、夜の12時前・・・さて、もうひと勉強して寝ます。