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High up in the sky

赤司 征大|Masahiro Akashi
UCLA MBA留学記
WHITE CROSS株式会社 起業までの軌跡

pre-assignment やら クラスメート やら

2013-08-28 14:17:29 | 2013.7-9 夏
LAでの日々にもなれてきました。Californiaでの自動車運転にも慣れてきたとはいえ、日本のころの数倍は安全運転です。そもそも、大学時代からこれまで、足かけ10年近くにわたり壊れかけの軽自動車2台を乗り継いできたのに、ここにきていきなり巨大なRVR・・・ギャップが凄いです(笑)

さて、Pre-assignmentですが・・・これが結構凄い量です。多分、Nativeからすると日本語で書かれたHBS Reviewを1冊読む程度の話なのでしょうが・・・英語ずけの日々

思うんですけど、私は勉強が嫌いじゃないんです。寧ろ、好きかもしれない。決して学者肌でもないし、ひきこもるようなタイプでもなく・・・寧ろ、人と関わることが好きな外交的な性格なのですが、デスクに向かって丸一日座っていても別に苦じゃないな・・・

自己分析によると、私のアカデミックスキル自体はそれほど高くないです。歯科医師国家試験の時なんぞ、まわりの数倍は勉強したつもりなのですが、要領の良い友人達に点数では全然勝てず所謂並でした。今になって分かるのが、問題文の行間を読んで仮説を立てたがる私の性格が点数の伸び悩みにつがなっていたと思います。

ちなみに歯科医師国家試験は、知識技術職の免許試験でもあるに関わらずマークシート式です。歯科医師にとって手技は知識と対等に大切なのに・・・つまり、適性試験ではなく知識水準確認試験のみが課されているということですね。日本の歯科教育効率には、改善の余地が大いにあります。入学基準/教育年数/教育のコンテンツ/卒業基準、その全てを改革すべきと思います。教育における枠組みの非効率が、提供される医療の質に影響を与え、しいては国家の総医療費へのマイナス要素として働いていると容易に推測されます。

その不条理にいら立ち、会社では効率重視の歯科医師教育プログラムを作ってきたつもりですが、私のロジックとそのロジックを基に動くに人達とのギャップにその難しさ・・・マネジメントの面白み・・・を学びました。


ところで、Facebookのグループでクラスメートが誰であるかが分かり始めました。

私の苦手分野の一つに人の名前を覚えるというのがあります。このままじゃいかんので、facebookを基にクラスメートの名前と顔とバックグランドのリストを作り上げ、Orientationまでに全部暗記しとかなければ・・・苦手なら、何とかするまでです(笑)

私の得意分野の一つに、デザイニングがあります。



クラスメートの名前を入れたのでも作ってあげたら喜ばれるかな・・・やってみよう!少しでも、私がクラスに貢献して覚えてもらえるようにね。



















英語力

2013-08-26 16:25:15 | 2013.7-9 夏
留学する前に、ToeflやGMATそれなりにがんばったし何とかなるかな・・・とか思ってましたがなんともなりません(笑)

買い物とかで困ることはないのですが・・・Nativeがトップスピードで議論を始めた瞬間に理解が追い付かなくなります。


Texas McCombsのオリエンテーション3日目に10人1チーム、計6チームでのチーム対抗会社経営シュミレーションゲームを行ったのですが・・・完全にチームの蚊帳の外にほっぽり出されました。言葉が分かる範囲で・・・必死についていこうとしたのですが、途中から完全に”いないもの”扱いをされてしまいました・・・悔しさでその日の帰り道・・・絶対に追いついてやると心に決めました。


留学中の学びの質を下げる要素があれば、MBAの初期段階においては”言葉”、慣れてくると”文化”なのかな・・・とか思います。


よくドメの日本人留学生が口にすることですが、Undergradで米国留学しておけばよかった・・・私もそう思いました(笑)

とはいえ、これまでの自分の歩いてきた道に後悔はありませんし・・・とにかく今から必死になるしかないわけです。



2010年に出張ついでに、札幌の観光スポットである時計台に行きました。時計台の正式名称は、「旧札幌農学校演武場」であり新渡戸稲造や内村鑑三を輩出した学校です。

驚いたのは、そこに展示されていた新渡戸稲造直筆の英文章。

十分な英話教材もインターネットもなく・・・圧倒的に英語に触れる機会も情報も不足していた時代においてなぜこれほどの英語力を身につけられたのか・・・明治時代に日本国の未来を担う青年達が持っていた”明日への思いと覚悟”に触れた気がし、感動すら覚えました。

小学生の頃に時計台に来た時には何も感じなかったのですが・・・年齢とともに、物事の見方は大きく変わるのだな・・・と当たり前の事を感じました。50歳くらいになったらもう一度行ってみよう・・・また何か、その時の自分に響く何かがあるかもしれない。


後に新渡戸稲造が著した、Bushido: The Soul of Japan は世界的ベストセラーとなりました。一般的に日本で読まれているのはその翻訳版ですが・・・原文はよりシンプルな表現で武士道について記載されていて・・・美しいとすら思えます。


明治時代の青年達と、今MBAに来ている青年達を比較して・・・決して現代が過去に劣っていることはないでしょう。実際に世界各地にMBA留学をしている仲間達も、それぞれに相当に強い覚悟と思いを持って留学に臨んでいると感じます。


明治時代は、列強に追いつく時代だった・・・そして現代、再度日本という国の力が問われています。各Business School、1クラスに1名日本人がいるかいないかです。大学によっては、1学年日本人1名ってところすらあります。


150年前の文明開化に日本の未来に思いを馳せて世界に飛び出した青年達の思いを引き継げるように・・・



思いを馳せることは大切ですが・・・現実に戻りましょう・・・Leadership Foundationのケースを読まねば・・・少しでも早く、Nativeの議論に参加出来るように・・・2年で身につく英語力には限界がある言いますが、それを今言えば言い訳、2年後に言えば経験から得られた結論・・・単純に一般論を受け入れることと、実際に自分でやってみて分かる事では価値が違うと思っています・・・今は吸収できるだけ吸収していくことです


・・・”望みは空より高くあれ” です。

















Set-up

2013-08-22 15:12:32 | 2013.7-9 夏
カリフォルニアは今日も気持ち良く晴れています!そして、Tシャツで町を走り回っても、全然汗をかかない涼しい気候・・・最高です。

LAに来て1週間がたち、Set-upがほぼ完了しました。LAはAustinと比較して涼しいので過ごしやすいのですが・・・やたら生活コストが高くつきます。私の性格上、できる限り学校に近いところに住むことにしたのですが・・・名古屋のころの3倍近い家賃に絶句しました。

アメリカには、とにかく・・・不必要に広い部屋しかありません。正直、日本の1DKのコンパクトさに慣れている私にしてみれば・・・無駄に感じる広さです。おまけに、基本アパートにはプールやらジムやらが必ずついてきます。その共益設備いりません。


最小サイズの1Bedの部屋を借りました・・・これがリビングですが、



もともと必要最低限の物だけで生活することを好む私のライフスタイルには・・・広すぎます





まっ、これはこれで嫌いではないのですが・・・ベットルームにはベットしかないです。私費留学でとにかく、無駄にお金を使えないので、売っていた中で一番安い家具だけで部屋を構成したのですが・・・結果、やっぱり私の部屋だな・・・と思える部屋になってしまいました。

多分、私はそういう人間なのでしょう・・・シンプルなライフスタイルは今に始まった事ではありません。世界中どこにいってもこうなんでしょうね。


とはいえ、昔からデスクとベットを往復しながら、リラックスしきった・・・ex-girlfriendに言わせるとタレパンダのような体制で勉強したり本を読んだりするのが大好きな私にとって、デスクに飽きた時にとなりの部屋まで行くのが結構めんどくさいです。

・・・スペースだけは無駄にあるし、デスクから直行できるソファーだけ買おうかな・・・これを必要コストと考えるかどうかを悩み続ける日々です。



UCLAまでは、自転車で通うために一台購入したのだが、これについては気に行ったものが手に入りました。自転車屋で、一番安いのを買おうとしていたら、となりにいた白人のおじさんに声をかけられました。彼も丁度新しい自転車を買ったので、一台俺から買わないかいって話です。

まっ、現物見てから決めると約束し、一時間後にカフェで待ち合わせたところ・・・おじさんったら、すっごく良い自転車を持ってきてしまいました。


元バイカーでメカとかが大好きな私の目から見て、一目でメンテナンスが行き届いている事がわかる上に、相当大切に使ってきていたようだ・・・デザインも凄く好みですし。



もともとが700ドル位する自転車だということで、400ドルで売りたがっていたおじさんと粘り強く交渉した結果、250ドルにまで引き下げることに成功しました。最初は騙されないかと疑ってかかりましたが、交渉の途中でまともな職業についている良心の塊のような人と判明しました。「何かあったらすぐ電話して」と携帯番号と名前を残していくあたりが凄く好感を持てました。

それから5日くらいのりまわしているが・・・最高のdealだったことが判明しました。


そしてこっちが車です。



LAは車がないと何もできないので・・・仕方なく購入しました。Fitとかみたいなコンパクトカーで良かったのですが・・・今のアメリカでは、コンパクトカーとかハイブリットとか・・・中古でも異常に値段が高いということを知りました。ランクルみたいなやつのほうがよっぽど安いです。

2年間故障の心配がなくてお手頃価格のを探した結果・・・選択肢のなさもあり結局、でかいのになってしまいました。・・・家といい、車といい日本の枠組みで考えると、私は家族持ちだったっけ?って思うサイズだけど・・・人が遊びに来てくれたときとか、UCLAの友人たちと遊ぶときとか便利そうです。色やデザインも好きだし・・・運転しやすいし、まっ、OKです。

とか何とか・・・日本での5年にわたる節約生活は何だったんだって勢いでお金がかかります。挙句の果てに、4年間使ってきたVaioが調子が悪化し、これから2年間に耐えられそうにもないのでUCLA StoreでMacBook Proを購入せざる得なかったです。


とかなんとか、大部分生活基盤が整いました。今日は日本語で頭使いたくなかったのでゆるゆるトピックでした。


おまけで、UCLAと私の通うAndersonの写真です。





これがAnderson School of Management