まあ、此の様な政府開発援助の変更の絵図ですが、安倍政権は昨年末に、必要のない国家安全保障戦略を閣議決定をしており、其の中にODAの効果的やら戦略的如きを勝手に唱えていたので、其れに沿った拙い積極的平和主義による今回の改悪案と捉えておくのが相当だろうです。まあ、もう少し此の改悪案の流をあれするならば、其の後に今年の6月に外務省の意味不明な有識者会議なる代物が軍の支援を対象外とした2003年の現大綱のODA方針を転換して災害救助等の軍支援を認める報告書をまとめて対象を先進国や中進国へ拡大する事等も提言しております。此の流れから、意味不明な拙い提言を金科玉条の如くに捉えての今回の改悪案となったが、端折りはしましたが、大凡の一連の流れとなっております。因み参考迄に此のODA改悪案の中身ですが、積極的平和主義立場から(此れを国際的協調主義が基本に基づくとも言い立てて)ODAを活用(利用)する事を明記迄しております。が、しかし、軍事的用途や国際紛争を助長する支援は行わないとしてはおりますが、他国軍の活動への支援に関し、民生や災害救助など非軍事目的の場合は容認すると打ち出して意味不明な実質的意義に着目して検討するとしており、実質的意義の判断基準は、都合良く解釈できる様にしてあり、軍事的活用と非軍事の区別が曖昧になっており、軍事転用も簡単にされてしまう事もとなっております。更には海上保安能力の強化も唱えており、安倍政権の中国包囲網の其れに沿ったベトナムやらフィリピンに供与する巡視船でも軍事転用がなされてしまい、単なる緊張をいたずらに拡大する其れとなっております。そんな訳で端折りますが、此のODA改正案は箸にも棒にもの代物となっており、非軍事の其れもあれですが、集団的自衛権やら特定秘密保護法の一連の悪法に関連付けた平和主義を蔑にしての国の形等を変える絵図の此れも一翼と捉えておくのがあれかなとしときますです。此れ等も注視しとかんと知らん処で勝手に進められてしまい、気が付けば此れ又暗黒社会があれと相成りますですと此れ又しときますです。其れにしても、次から次へと余計な事ばかりして、呆れ返るばかりですが、呆れていれば事無きをとならん所が此れ又恐ろしいかなとあれしときますです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
薩摩川内市議会は28日に臨時議会で原発再稼働への賛否に関する陳情を採決する様で、どうやら採択がされる状況となっておりますが、福島の事故等忘れた訳でもあるまいし、何だかなと取り敢えずはしときますです。