Four Season Colors

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綺麗な夢を語る責任

2023-05-15 | 雑文
日本プロ野球はライオンズに所属する、今ち
ょっと不穏な話題の、とある選手のことにつ
いて。

最終的にどのような結末になるにせよ、また
一人、有名な者としての責任の認識を知りた
いと思える選手である。

立場も身分も違いすぎるから、想像するしか
ないからこそ、今の報道では、不思議としか
言いようがない。

個人としては、有名であるからといって、必
ずしも聖人君子でなければならないとは思わ
ない。

ただし、自己の行動における責任と、どう見
られるか、どう認識されるかということは、
正しく理解されなければならない。

有名であれば有名であるほど、負の印象は大
きくなる。

こと有名である理由については、自負も自信
もあるが、とある点においては、どうしよう
もなく、どうしようもない人間である。

例えばそうした自己認識と他者認識が一致し
ていれば、意外と一般は、それを込みで認識
をしてくれる。

問題は、そこにズレがあり、しかも自覚もな
く、さらにはその人物がやたら綺麗な夢を語
り、正しさを思いこむ状況である。

普通に考えれば、特に一般には、そんな滑稽
なことはないだろうと思うのだが、こうして
定期的にそうした人物がいることがわかる。

有名であれば有名であるほど、制御する心は
弱くなる。

それに負けた時に、負けているという認識を
持ち、自己を正しく認識できれば、夢は語れ
ない。

夢を語った人には、夢を語った責任が発生す
るのだが、本来はそれは制御する心を強くも
する。

思考回路と一般とのズレと、綺麗な夢を語っ
た責任をどう認識しているか。

こうした報道に触れると、一人の人間として
興味が沸く。


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