普通に考えたら一番マズい選択肢だよなあ。
一番マズいのはこの場に岸田文雄がいた事。不法占拠には間違いは無いし北方領土の返還のために政府は動くべきだと思うが交渉には当然の事ながら硬軟織り交ぜる必要があり、交渉するには相手の意見を聞く姿勢は示しておく必要がある。内心は「不法占拠を許せない」と思っていても顔では「この件について忌憚の無い意見を出し合いましょう」という立場にはしておかないと最初から拒絶するような外交ではそもそも交渉すらできない。その意味ではこの大会声明が出る場に首相が居合わせたのは大問題であり事前にこういう声明が出るのを聞かされていなかったのだろうか?知っていて出たのでは話にならないし知らずに出たというのであれば事前に何故調べておかなかったのかが問題である。図らずも鈴木宗男もこの件に関しては批判しているらしい。非常に複雑な心境である(苦笑)。このブログを見ている人なら判るがウクライナでの戦争では一貫してウクライナ側に立った立場でロシアを批判してきた私がこの大会に対する評価だけが一緒になるとはあ。