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 茶番は起きないだろう。いや茶番は繰り返される。

勝敗はすでに決しているのに、空約束の軍事支援で、米国はウクライナに戦争継続を強いている E・トッド氏インタビュー

 勝敗が決しているなら何故押し返せない?キーウは残念ながらロシアの支配下に無い。そもそも軍事支援が滞っているのは本当に「工業力」の問題なのか?流通の方がよっぽど深刻だ。もっといえば同じ「工業力」でも「性能」ではロシアより西側諸国の方がずっと上だったという事実が浮かび上がった時点でロシアが失ったものは計り知れない。現にロシア製の武器からアメリカ製に切り替えるという国や切り替えを検討している国が出てきているのだからロシアが勝っていると見るのは驚きだ。そもそもアメリカが軍事支援を理由にウクライナに戦争を強いているのではない。むしろ今年の戦争は逆である。現にアメリカ側の参謀総長が消極的とウクライナ側が怒っていたのであり本末転倒である。過去にウクライナはポーランドやロシアの支配下に置かれた歴史を考えた時に今回も繰り返すと考えるのは歴史学者の典型的な価値観だろうし、それ自体は驚かないがウクライナに協力した方を敗北と設定して挙句の果てにウクライナを苦しめているのはアメリカと考える辺りはなかなか面白い冗談だ。確かにアメリカはウクライナを苦しめているだろう。ロシアが勝てばウクライナが苦しまなくなるのは当然だ。ウクライナという国家が消滅するのだからウクライナが苦しむ事は無いと考えているのだろう。人間を数字として捉え、人間の活動を記号としか考えない歴史人口学者らしい考え方だ。だが数字では割り切れない結果は時として「技術」からもたらされる。そこは実は「過去」からしか考えられない「サイエンス」の人間の領域では無く「アート」という領域がある事を一度考えた方がいいんじゃないのかねえ?実はこの戦争の本質はそこにあるのだが。



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