安倍晋三の取り巻きにいるような学者は「大学はいらない」みたいな事を平気で言うがそんな単純な話では無い事がこの話からでも分かる。
夫婦共働きだと子育てできないみたいな話が書いてあるが、本質的な問題はそこでは無い。発展途上国なら頭脳労働というのは先進国程では無いから子供の教育にコストをかけなくても建設業でも運送業でもあんまりモノを考えなくても国民の平均所得ぐらいは稼げるのだが、先進国の産業は知的な付加が付いてくる。建設業でも色んな免許が必要になったり運送業でも色んな許可申請が必要になったりして、極端な話、発展途上国なら車の運転免許が無くても建設業者が猫車やもっこで荷物を運んでも仕事として成り立つが日本なら重機の免許が無ければ大した仕事もできないかもしれない。デスクワークでもそういうのが山ほどあるだろうし、発展すれば発展する程、個人に求められる能力が増大する。そのためにも大学が必要になったりするのだが問題なのは新しい大学の質が低い事だろう。学校の数を減らすよりも如何に質を上げるのか?という事が問題になるのだろう。それはそうと金持ちは本当に子だくさんの時代なのかねえ?そんな話は聞いた事が無いのだが。